小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

早春のロンドン~ミラーレス、リコーGXRマウントA12は本当に使えるか?~その5

2012-04-16 21:56:43 | 旅行
早春のロンドン ~ミラーレス、リコーGXRマウントA12は本当に使えるか?~ その5

コッツウォールズの続きです。

次はコッツウォールズといえば、ボ-トン・オン・ザ・ウォーターというほど有名な街です。瀬の浅い小川(ウインドラッシュ川)が街中を流れる静かな街ということになっています。羊毛が流行らなくなって、町が静かになって、それ故に観光に人々が訪れるようになって、それ故に人であふれるようになる。それ故に流行らなくなってとか循環するのかな?自然は何時も変わらずに時を刻んでいるのに。


ペンタックスK5、ペンタックス43mm limited


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ハニーストーンの家々は健在です。


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訪れた方はそれなりに静かな環境を楽しんでいます。


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited

カモの撮影に夢中になる人や、


ペンタックスK5、ペンタックス43mm limited

カモを追いかけて水に飛び込むワンちゃんや、


オリンパスμ830

なにか、いい写真の題材は無いかと探し回る人とか、


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited

お薦めのパブにはいって、いつものギネスビール、フィッシュ&チップスのフィッシュの部分だけのおつまみと、ステーキを注文しました。イギリスの人は昼食がおそいから、早めに行けば空いているというガイドさんの言葉を信用して、直ぐにバプにはいって注文したのですが、いっこうに料理が出てきません。滞在時間1.5時間の内半分をパブで過ごすことになりました。イギリスのステーキはうまいかまずいか。ほかのヨーロッパにステーキよりましだというのが家内の意見でした。どちらかというと硬い肉で、味は悪くありません。これまでのビーフシチューの肉も同じ。味はわるくないけれど、いっぱい食べようという気分にならないといおうか、事実上、もそもそしていっぱい食べられない。


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited


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ペンタックスK5、ペンタックス43mm limited

The Kingsbridge Innで食べました。味は悪くないですよ。食べ終わるともう時間がありません。


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しかし、さらに、ソフトクリームを食べて、


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ウインドウショッピング、面白そうだけれど、アーティストが作ったということになると、きっちりと値段が高くなるのがイギリス。


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街を抜けて牧場へ行くまでの時間は無い、あきらめてバスに向かう。


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited

小道をぬけて、


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石の塀に沿って歩いて、バスにもどります。


コッツウォールズ最後の地は、ウイリアム・モリスが絶賛し、住んでいたこともあるバイブリーです。意外にウイリアム・モリスを知らない人がいるので、紹介します。<ヴィクトリア朝のイギリスでは産業革命の成果により工場で大量生産された商品があふれるようになった。反面、かつての職人はプロレタリアートになり、労働の喜びや手仕事の美しさも失われてしまった。モリスは中世に憧れて、モリス商会を設立し、インテリア製品や美しい書籍を作り出した(植物の模様の壁紙やステンドグラスが有名)。生活と芸術を一致させようとするモリスのデザイン思想とその実践(アーツ・アンド・クラフツ運動)は各国に大きな影響を与え、20世紀のモダンデザインの源流にもなったといわれる>ウイリアム・モリスの運動は日本の柳宗悦の民芸運動となり、陶芸家でいえば、バーナードリーチを介して濱田庄司、河井寛次郎、富本憲吉まで及ぶのです。そして、当方もその影響を受けて、自然から模様をおこそうとしています。


ウイリアム・モリス


ウイリアム・モリス


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited

こちらも小川が流れて静かな街です。一番古い宿のスワンがみえます。


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited

このカップルは、行きがけに写真を撮って、30分、あちこち歩きながら撮影してもどったら、まだ同じところで同じように座っていました。これがほんとうのコッツウォールの過ごし方だなと思いましたね。あくせく撮影しようなんどと思ってはいけないのです。


ンタックスK5、ペンタックス43mm limited

このハニーストーンの建物は、ナショナル・トラスト財団が買い取って、昔のまま維持されているそうです。この前の日曜美術館ではイギリスの画家タ-ナ-は、人気の上がってきた、文化遺産を巡るイギリス国内旅行のためのガイドブックの挿絵を書くために、あちこち旅して、文化遺産と自然の風景を描いて行きました。丁度、我々が自然の写真を撮影するのと同じように、自然をとらえようとしたのです。いまは外国の観光客でにぎわっていますが、もとはイギリスの古い文化遺産を見る国内旅行がブームになっていたのです。19世紀に入ったばかりの、約200年前の話です


ペンタックスK5、ペンタックス43mm limited

湿地帯を一回りする道があります。といっても一回り10分もかかりません。


ペンタックスK20D, ペンタックス15mm limited


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ペンタックスK5、ペンタックス43mm limited

マスの養殖場があります。


ペンタックスK5、ペンタックス43mm limited

ここのお土産屋さんで、残り時間5分間でウイリアム・モリスのテーブルクロスの小さいのと、紅茶セットでものせるトレイを買って、バスに戻ります。後はロンドンに戻るだけ。


ペンタックスK5, ペンタックス43mm limited 

ビクトリア駅で解散、木・金曜日は20時半までやっているとガイドブックに書いてあったので、大英博物館に表敬訪問しようと、ホルボーン駅で降りて大英博物館に向かいます。な、なんと大英博物館の門がしまっています。警備の人に聞くと、今日はイースターホリデイだから休日あつかいで17時半には閉館だという、外人の観光客がユーチューブにそんなこと出てなかったと警備の人にくってかかる。警備の人も大変だ。


ペンタックスK5, ペンタックス43mm limited

仕方なく、食事とする。さすがにフィッシュ&チップスも食べ飽きたので、胃の具合もよくないし、ピカデリーサーカスの中華街にいってみる。


ペンタックスK5, ペンタックス43mm limited

どこの国も中華街は同じ光景である。きっとエビとイカが上手いだろうと、エビチリとイカの揚げ物とエビチャーハンでお腹いっぱい。味は大丈夫、ちゃんとした中華料理です。ラオチューを頼んだら通じないので、老酒と漢字で書いたら通じましたが、ボトルしかないので、日本酒の一合瓶をたのむ。日本酒を飲むと、お腹も、体もすっきりとするから不思議です。







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