小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

海撮り放浪記-2014 その1

2014-01-15 20:44:26 | 日記
海撮り放浪記-2014 その1
三浦半島、剣崎 (2014-1-5)
2014-1-9
今日はがんばって、新宿御苑のフォトコンに応募しました。明日〆切ということで夜中1時までかかってしまいました。単写真5枚、組写真1組(3枚)計8枚。ここまで到達するのにずいぶんと苦労しました。なんせ、四つ切とA4の区別も知らなかったのですから。プリンターEpson PX-5Vがやっと活躍です。四つ切りの超光沢紙を使って印刷するとさすがにきれいです。デジタルカメラの画像はA4に対応しているので、四つ切にすると左右が大きくカットされることになるなんて、初めて知りました。最初はカットしなかったので、左右をいれると、上下に大きく余白を残って印刷されてしまいます。気になるので、秋葉ヨドバシカメラまでいって聞いてみたら、店員さんがそれはだめですね、ランクを下げられてしまいますとあっさり言われました。たまたま、応募しようとした写真はツアイス・ディスタゴン18mmが多かったので、サイドがカットされてもなんとかなりそうです。みなさん、最初からサイドカットを織り込んで、写すのだそうです。四つ切、六つ切りはフィルム写真用の大きさで、デジタルカメラはA3, A4が対応するのだそうです。応募要領はA4でも四つ切でもいいのですが、四つ切の超光沢紙の方がA4より多少大きめで、色もきれい。そうなるとやっぱり四つ切を選択してしまいます。 そういうものなのだ。ちょっとでもいいとそちらを使わなければ気が済まなくなるのだ。きっとワイド四つ切だともっとサイドが広いので、さらにいいのだろうが、インクジェット用のワイド四つ切というのは売っていなかったです。同じくらいの大きさの紙がこんなに種類 (縦横比が少しずつ違うのです) があるとは知りませんでした。目黒自然教育園写真クラブの展示会はA3に統一だそうですから、さらに大きい。これはEpson PX-5Vが活躍しますよ。印刷紙は絹目とか超光沢とか色々あるので、みなさん凝るわけだ。今回はJEPGから印刷していて、ほとんど修正していません。審査員は、ど素人め!と見破って、ぽいと捨てることになるかもしれません。公言とおりフォトコンに応募したのはいいけど、まだまだ技術的問題を解決しないと、出発点にも到達しない、フォトコンとはこりゃ大変だ。

2014-1-5
冬は太平洋岸は海撮りのシーズンとプロがおっしゃるので、年末年始と三浦半島に足を運んでいます。なぜ、太平洋岸が海撮りシーズンかはよく考えるとわからない、誰か教えてください。とにかく人がいないことが撮影にはとても都合がいい。画面に人がはいる可能性が少ないし、何と言っても、通り道に三脚を立てて撮影が出来ることがすばらしい。ほそい崖路などは夏場で人通りが多いと三脚は立てられません。暑くて死にそうになるより寒い方がなんぼかいい。今日は三浦半島の南端、剣崎(ツルギザキ)に行ってみました。なんとも人がいない。三崎口からのバスは1時間に1本、終点、剣崎で降りたのは当方、一人だけ。剣崎灯台は以前いったので、パスして、江奈湾に沿って歩きます。もうお昼近いですから、漁師さん(あるい元漁師さん)達も一仕事終えて、漁港でなにやら井戸端会議でなくて海端会議中です。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mm


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ゾナー135mm

冬の時期には鳥たちが群れるのでしょうか、小さな島があるとカモメがびっしりと休んでいます。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mm

江奈湾のはずれに、<江奈湾の干潟>という看板があり、干潟の生物を観察せよとなっています。大きくはありませんが、確かに干潟らしい風景が残っています。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ゾナー135mm

ここから、ガイドブックによると海沿いに白浜毘沙門天とか毘沙門洞窟とかの観光スポットがあると書いてあるのですが、標識がポツンポツンとしかなくて、海沿いの道を見つけそこない、いつのまにか次の毘沙門湾に出てしまいました。ここに毘沙門(ビシャモン)茶屋という食事処があると書いてあります。行ってみましょう。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mm


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mm

ここで、魚の煮つけ定食、1000円なりを食べました。いわしが骨まで食べられる状態に煮込まれていて、大変おいしい。となりのお客さんが、ここは囲炉裏で桜のチップで魚を焼いてくれるのだとしゃべっていました。お客さんは、ここの食事を目当て来ているリピーターのようです。確かに、よく魚を知っている食事処で、本当の魚が食べたい方には推薦です。当方もここの魚を食べることだけを目的にでもまた訪れたいと思いました。当方がそう思う所はそうはないのですよ。ここで飲み始めたら、本日はここでおしまいになっていたでしょう。昔ありましたよ。京都の鞍馬山にみんなで出かけて、雪のつもった道を登り始めたところ、赤い毛氈が引かれた茶屋で、雪見酒で一杯やっていこうと、飲み始めたら、そのまま飲み続けて、とうとう鞍馬山に上らずに帰ったという経験がありました。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ゾナー135mm

通り過ぎてしまった毘沙門洞窟へ行こう、毘沙門湾から海沿いにバックすると、おばさんがなにやら海藻を採っています。ハバ海苔だか、アオサだか、岩のりだかわかりませんが、冬は海藻をとるにいい時期なのでしょう。帰りにアオサを買って帰りましたが、とっても美味しかった。ごはんにシラスとアオサと味の素とお醤油をかけて食べると抜群。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ゾナー135mm

毘沙門洞窟へ戻ろうとしたのですが、今一つ撮影ポイントがなさそうなので、戻るのをやめて、先を急ぎます。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mm

毘沙門湾を回って、向うに見えるのが、カットした毘沙門洞窟や浅間山がある所。きっといい撮影ポイントがあるだろうと、盗人狩(ヌスットガリ)に向かいます。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mm

ここからは盗人狩。追われた盗人が断崖と怒涛に足がすくみ観念したという言い伝えの場所。


ソニーα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm

ここから、ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mmからコシナ・ツアイス・ディスタゴン18mmに変更。やっぱりコシナ・ディスタゴン18mm は落ち着く。ソニーα7Rに付けてなにも問題ありません。フルサイズになってから、この18mmがとっても生かされて、ますます手放せなくなってきました。ほんと推薦なのです。なんで皆さんがこの18mmを敬遠するのか理解できません。しかし、24mmでは説明写真になってしまう、18mmを乱用するとイヤミになるというところが難しい。


ソニーα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm


ソニーα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm

確かに、不思議な地形が続いています。ここでは釣をする方が何人かいらっしゃいます。三脚を立てて、波のスローシャッター写真を中心に撮りまくります。NDフィルターN16 (絞りが4目めもり移動する、光量1/16)を使っても、ISO 50, 絞りF13程度までもって行かないとスローシャッターになりません。海ではNDフィルターがもう一枚必要であることを痛感しました。


ソニーα7R+ソニー・ツアイス・ゾナー135mm

では、また明日。

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