小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その218 実験12 情緒のレンズ、Sony 135mm STF Aマウント

2021-12-01 17:48:22 | 写真日記
自然教育園日記 その218 実験12 情緒のレンズ、Sony 135mm STF Aマウント

この回で実験は終了します。紅葉が進んで、次回からはもう本番に突入です。

2021-10-30
今日はFujifilm GFX100S + Sony135mm F2.8 [T4.5] STF Aマウント
マウントアダプター マウントアダプターはFotodioxPro SN8a)-GFX 145g
重量 900g+145g+730g=1.775kg



結論として、このレンズは奥が深い。一見、描写や色の切れが悪いオールドレンズという印象ですが、色々修正してゆくと味のある絵が生まれます。このレンズで水面を撮りだすと止まらなくなります。水面というのは形や色が複雑に入り混じった絵です。水面が魅力的に撮れるということは、このレンズが微妙なニュアンス・情報を豊富に包含しているということでしょう。これが、当方がこのレンズを<情緒を撮るレンズ>と捉えている所以だと思います。
新しいSTF, SONY FE 100mm F2.8 STF GM もさわってみたくなりました。発売当時は騒がれましたが、最近は静かなようです。STFというのは最初はいいけど、本当は素人さんが気楽に扱うレンズではないのかもしれません。
Fujifilm GFX100S + GF110mmが重たくてつらい時に、SonyにSONY FE 100mm F2.8 STF GMを付けると同じような方向で写真がとれるかもしれません。







ここからは、水面撮影の連続。


















2021-11-27







だいぶイロハモミジの紅葉が進んできました。







このレンズは水面を入れるとだんぜん情緒がアップします。





大モミジはイロハモミジよりだいぶ早く赤くなります。現在は昨日の強風でおそらく全て葉っぱが落ちてしまっているでしょう(2021-12-1)。




アオコでびっしりの小さな池に落ちた葉っぱです。

ブログの写真では伝わらないかもしれませんが、このSTFは本当に不思議なレンズです。10年前のレンズでありながら、ぐんぐんトリミングしてもついてくるし、色の修正をしてもどんどんついてくる。それではぐいぐいとアグレッシブかと思えばそうではなく、あくまで情緒的表現。GFX100Sとの相性は全然悪くない。こうやって見てみると、なんてったって水の表現だよ、このレンズは。

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