小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

三田伊皿子地区の楽しみ方ー2 

2023-08-19 15:41:43 | 写真日記
三田伊皿子地区の楽しみ方ー2  2023-8-17、18

三田伊皿子地区に興味ある方の為のブログを続けます。

三田伊皿子坂ハウスは3方向にビックな再開発地を見下ろす位置にあるところが気に入っています。聖坂方面では、前回書いた三田三丁目計画、住友不動産三田ツインビル、住友不動産東京三田ガーデンンタワーを紹介しました。今日はまず魚籃坂を下ったところの白金高輪の再開発プロジェクトをご紹介します。





白金高輪駅の上に白金アエルシティがあります。居住用白金タワーとビジネス用プラチナタワーの典型的タワーマンションがこの地域を牽引します。地下にはクイーンズ・イセタンのスーパーマーケットがあります。


白金アエルシティ周辺のタワーマンション群

近年さらにこの奥にザ・スカイ・タワーマンション群が出来上がりました。


ザ・スカイ・タワーマンション、手前は児童公園





東棟の一階はLincosスーパーマーケットです。大きな桜十字白金リハビリテーション病院が隣接し、以下のようなお店が一階に集まっています。



これら大規模再開発につられて、その周辺に高層マンションが続々と生まれています。



白金アエルシティ周辺のタワーマンション群と向き合う、国道を隔てた新しいマンション群。この流れが前述の旧高松宮邸のある閑静な高輪松が丘地域の近くまで浸食しているのです。

普通は地下鉄の駅が出来ても、その周辺が大きな街に発展することは無いのですが、白金高輪は異常な発展をしています。もともとこの地域は、町工場などが集まるまったく白金とは思えないような、申し訳ないけどダサい地域だったので、広い土地を買収することが出来たのです。
白金高輪駅に乗り入れている都営地下鉄三田線は目黒から東急目黒線から横浜を過ぎて、みなとみらい線で元町中華街までゆけます。さら最近東急新横浜線と乗り入れ、新横浜から相鉄線で二俣川、海老名方面までつながっています。一方東京メトロ南北線は直接品川駅につながる計画がマジに実行されそうです。白金高輪に投資が集まるのも無理ありません。



この場所はザ・スカイの真向かいですが、つい最近まで町工場があって、いつまで続けるのかなと思っていたら、いつの間にか更地になっていました。ここにマンションが建つにちがいありません。このようにタワーマンションにつられて、ボコボコと歯抜けのように更地が生まれ小ぶりのマンションが増殖しています。

この周辺にバスクチーズケーキのGAZTA、エッグタルトのOファクトリー白金(最近閉業で残念)、バスクケーキのMeizon D`ahni(メゾン・ダーニ)、ケーキ/チョコレート/カフェのラ・メゾン白金、MARUICHI BAGELなどの楽しい個性的お店が集まってきていることを記して、この再開発地域を後にします。

次は伊皿子交差点から伊皿子坂を下ります。このあたりは、一時代前のマンションらしいマンションがリノベーションされ健在で、 恐ろしく高い値段で取引されています。


秀和高輪レジデンス(1970年築)


パークコート高輪ヒルトップレジデンス(2008年築)


一時代前のこの地域の再開発の担い手はなんと幸福の科学でした。

伊皿子坂の下には赤穂義士で有名な泉岳寺があります。




赤穂義士討が最期を遂げた細川家の現場は前回ご紹介しましたが、ここは彼らが埋葬されたお墓です。

やっと本題にはいります。伊皿子坂の下は泉岳寺の駅があり、その先に高輪ゲートウェイの開発地域(高輪ゲートウェイシティー)があるのです。


泉岳寺の庭からみた高輪ゲートウェイシティの開発地域



泉岳寺に行く脇道の角にあった高輪ゲートウェイシティ―開発事務所の一つと思われる建物に貼ってあった計画図の一部。筆者がまず知りたいのは泉岳寺駅周辺がどう変わるかです。現在の泉岳寺駅やその周辺は、そう言っちゃ申し訳ないけどダサい雰囲気なのです。この図面特に泉岳寺駅接続計画を見て小躍りしました。なんとかこの駅をきれいにしてもらいたい。この駅は三田伊皿子坂ハウスから一番近いのに美しくない。しかし、見た目は悪いけど本当はこの駅は素晴らしいのです。京浜急行線と都営地下鉄浅草線の接点で、羽田空港にも成田空港にも乗り換えなしで一本で行ける奇跡的駅なのです。先に述べた住友不動産三田ツインビルは泉岳寺駅と三田駅の丁度真ん中ですから、どう考えたってダサいままでいられる駅ではないのです。これから記する高輪ゲイトウェイシティーと泉岳寺駅が一体化すれば無茶苦茶ことは一変するのです。



これが泉岳寺駅向かい側の高輪ゲートウェイシティ―の建物。地下で泉岳寺駅とつながるのです。





泉岳寺駅に一番近い高輪ゲートウェイシティ―開発地域の入り口。入って右に曲がるとJR高輪ゲイトウェイ駅です。



以下高輪ゲイトウェイシティーの計画をWEBから載せます。詳しくは高輪ゲートウェイシティ 2025年3月街びらき!まちづくりをご紹介!最新情報も! | 出店ウォッチ (shutten-watch.com)
TAKANAWA GATEWAY CITY (skyskysky.net)などを見てください。









とにかく高輪ゲートシティ―構想は、これまでに書いた、白金高輪タワーマンションや住友不動産ツインビルが足元にも及ばない恐ろしく広大な計画です。なにしろこの地域は、既に存在する品川の港南口の再開発地域とこれから開発される品川高輪口の再開発と連動しているのです。リニア中央新幹線の中心となる品川は東京の中心地を東京駅から品川地区にシフトする大きな流れの中にあります。詳しくはリニア始発・品川駅はどう変わる?交流拠点の将来像 | 不動産投資メディアのINVEST ONLINE(インベストオンライン) (invest-online.jp)
をごらんください。



駅舎は隈研吾さんらしい設計です。



さて、高輪ゲートウェイ駅から高輪ゲートウェイシティーの開発状況を見てみましょう。









高輪ゲイトウェイシティーとつながる、すでに出来上がっている品川港南口の開発地域を望みます。


ちっちゃな三田伊皿子坂ハウスから品川・田町超大型複合再開発へ話が展開しました。目が回ります。しかし、これは現実です。いくら世の中の構想が大きくても我々個人の生活はささやかに進んでゆきます。静かな三田伊皿子坂ハウスに住んで、3つの開発地域を見下ろしながら、都合のいいところをつまみ食いさせてもらうか、開発の真っただ中で、その活気に身を任せるか、それはあなたの好みによると思います。

今日はこれまで、次回は三田伊皿子坂ハウスからちょいと出かける楽しい地域に関して書きます。


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