小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その133 リアルを越えるー3

2019-03-25 15:05:59 | 日記
自然教育園日記 その133 リアルを越えるー3
2019-3-24
自然の中で、スタジオみたいに、環境を変化させて、リアルよりリアルに見せる試みを続けています。 今回でリアルに追いつき、リアルを越えたかな?? もう一歩で越えられる。
リアルを越えるということは、本物より面白いということです。

実写の中で抽象画を導き出し、これをそのまま写実的に工芸に移行するという、これまでと逆向きの試みを以前から考えていました。 今回の試みで、なにか現実味をおびてきました。

現実の印象から抽象へ発展させるのではなく、現実の中に抽象を見つけて、これを具象化する。何かを言ってるかわからないかもしれませんが、そのうち、具体的な陶芸作品をお見せできるでしょう。

撮影機材はSony alpha7RIII + Canon EF 85mm F1.2 L + 接写リング+LEDライト+
+秘密の舞台装置

天気のよい日曜だったので、撮影中、周りの方にあれやこれや言われましたよ。





























よく考えてみたら、これまでの画家さんたちは、現実の中に抽象画を見出して、それをもとに抽象画を書くということを無意識にやっていたのではないかと思うのです。抽象画というのは目の前の事象の印象を書くのではなく、頭の中にある印象を表に表すことをいうのですが、その頭の中にある印象の元をたどれば、過去の現実があるはずです。そうでなければ、一人の人の頭の中に無限にイメージが湧き続けるはずはない。結局、現実と抽象は行ったり来たりして、混然としているに違いない。
当方は現実の中に抽象画を見出すことを、もっと意図的にやろうといっているのです。これで、当方の写真の撮り方に対して、以前から漠然と思っていたことが、ここにきて明確に見えてきたと思うのです。

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