アート考察 2023 公募展への挑戦 2023年度の顛末
まずはアート未来展
当方が奨励賞をいただいて席に戻るところ。
野外展示場の2つの受賞作
五十嵐 清 トレネーウズIV(4) 群馬 会友 蓼科高原美術館矢崎虎夫記念鑑賞
丸尾 潤 きになるき 長野 会員 文部科学大臣賞
比較的若い作家さん。 瓦集合体と流木で形成。この展示場の外で一回、ここで再度組み立てるという力の入れよう。これを受け入れるアート未来展は立派。
以下受賞パーティーで同じテーブル席であった3人の作品
荒木知敏(アラキチトシ)ながsaki 11時01分 長崎 委員 内閣総理大臣賞
内閣総理大臣賞はこの展示会のトップの賞だそうです。油彩を背景に、アクリル絵の具に穴を開けて直接塗ってゆく、さらにアクリル板に彩色したものをコラージュしてゆく。原爆投下の一分前の状況だそうです。100号の2枚つづりを家の廊下において、出入りのたびに色を加えて行くそうです。 このアクリル絵の具の筆致を陶芸の釉薬やガラスで何とか表せないか、この絵の前でずっと考え込みましたが、残念ながらどうしてもまだアイデアが浮かびません。
林田 薫? Elegy(祈り)? 長崎 理事
これは名前が間違っているかもしれません。間違っていたらごめんなさい。長崎のアート未来支部の理事長だそうです。何度も賞をとっているので、今回は賞はパス(?)なようですが、この作品は当人の外見からは予想もつかないユニークないい感性とおもいます。 これ作品の向きが間違っている。
杉山憲子 越前高田の一本松 岩手 一般 新人賞
72才から絵を書き始め、4年間でフランスの展覧会をはじめ10回以上の多くの展覧会で受賞していると頂いた名刺に書いてありました。職業は整体師、驚くべき人がいるものです。
もう一方、台湾の方がいらっしゃいました。美術教授など14以上の肩書と書ききれない入賞歴と10冊の著書が名刺にビッシリと書いてありました。
授賞式の次の日はギャラリートークに参加してくれというので、参加しました。展示会場を参加者がぞろぞろ歩き、自分の作品の前で、作品を数分で説明するのです。全部で10くらいの作家さんによる自分の作品紹介がありました。
この結果、アート未来展に関して色々なことがわかりました。
美術教室の先生、学校の美術の先生から昨年から絵を描き始めた80歳はるかにオーバーの女性、前述の72才から絵を描き始め、国際展で賞を取りまくる方、台湾の大先生、ピンからキリまで、種々雑多な方の作品が展示されているのです。理事長さんはミックスドメディアが大好き(当方の陶器とガラスのハイブリッドがこの好みに合致して、奨励賞となったと思われます)。とにかくチャレンジする作品は皆受け入れて展示することはたいしたものだ。会長さんは先頭に立って会を取り仕切り大活躍。今年小さな絵を出した人が、会長さんにインスパイア―されて次の年に100号の大絵画を出展する。プロの作家の登竜門とは言えないかもしれないが、何でも受け入れて、次なるチャレンジに勇気を与える。立派なものです。この会を良く言う方も、悪く言う方もいるに違いないが、第26回アート未来展は頑張っている会と言えるでしょう。
これで、昨年から抱えている3つの難題のうちの一つ、2023公募展へのチャレンジ
は終了しました(すぐさま来年に向けての難題が始まっています)。現在は来年の公募展に向けた作品作成の為に駐車スペースに作った当方のスタジオを大改造中。毎日30度越えた中DIYに汗だくで取り組んでいます。
もう一つの難題、<一種の終活>は5合目くらいに進んでいます。これが昨年10月から始まって、強大なストレスを生んでいるのです。
さらにもう一つの難題、当方のライフワークである<一種の生命科学分野のチャットGPTの作成>は五里霧中、何合目か皆目見当もつかない。世界中の大組織がチャレンジしている課題に一人でチャレンジとは大馬鹿なのか?? どうしても助け船が必要。助け舟を得るための算段に頑張っているのが現状。風前の灯なのか、一発逆転の前日なのか??
これで済めばいいのですが、さらに年寄りにつきものの難題がつぎつぎ追加されています。昨年は、皮膚がん、喉頭がん、食道がん、前立腺癌、不整脈、高血圧の疑いで検査の連続、いくつかは逃れたものの、いよいよ年貢の納め時であるらしいものもある。健康診断の季節となり、まだまだ難題が増えかもしれない。難儀なことだ!!
あと3年は頑張って、その後はもう知らない。
さて、いつもの自然教育園日記に戻ります。なんとも自然はいいですよ!!
自然教育園日記 その261 虫のハイスピード撮影はどうしたらいいの? 毎回新しい発見がある!
2023-6-17
Fujifilm X-H2S + Fujifilm XF 80mm macro (プレ撮影、30コマ/秒)
まずは<タカトウダイの森>の住人達
当方がなんで<タカトウダイの森>とよぶことにしたのかというと、タカトウダイはせいぜい1mくらいの草なのですが、虫には森に見えるに違いないと勝手に考えて<タカトウダイの森>と呼ぶことにしたのです。虫の視点から撮影するつもりなのです。
最も人口の多い<タカトウダイの森>の住人は蟻。 小さくて動きの速い蟻をしっかり撮ることはそう容易ではありません。時あるごとに練習します。
<タカトウダイの森>の住人、蟻と蜘蛛はいつも他の住人とトラブルを起こします。
<タカトウダイの森>の住人の中では、このコンボウヤセバチ(オオコンボウヤセバチともいう)がもっとも興味を惹く住人です。今日の写真はオスですがメスは長い産卵管をもつ寄生バチです。寄生バチでもはるかに長い産卵管(30cm以上)を持つ<馬尾蜂>に以前自然教育園で出会ったことがあります。この巨大な産卵管は全く驚きでした。寄生バチというのは、木のなかにいる他の虫の幼虫に産卵管を刺して卵を産み付け、孵化した寄生バチの幼虫は宿主の幼虫を食べつくして育つのです。
まだまだ<タカトウダイの森>の住人が色々います。
2023-6-25
Fujifilm X-H2S + Fujifilm XF 80mm macro (プレ撮影、30コマ/秒)
これも<タカトウダイの森>住人。おしりのイガイガがなんともエグイ。
武蔵野植物園の暗い木陰にカラタチバナが咲いていました。 数日後、撮り直そうと、ライトを当てたら花が開いていたばかりでなく虫がへばりついていることに気が付きました。ライトをあてなければ間違いなく気が付かなかったでしょう。
カラタチバナ(サクラソウ科)
食べられるものがあれば蟻はどこにでも出没する。
今はチダケサシ(ユキノシタ科)の花がきれいです
トラノオ類の花も盛りです。これはイヌヌマトラノオ(サクラソウ科)の花とツマグロヒョウモン(オス)
Fujifilm X-H2S + Fujifilm XF 80mm macro (プレ撮影、30コマ/秒)で、いつも何かしら新しい発見があります。 アリス・イン・ワンダーランドにチャレンジを続けます。
まずはアート未来展
当方が奨励賞をいただいて席に戻るところ。
野外展示場の2つの受賞作
五十嵐 清 トレネーウズIV(4) 群馬 会友 蓼科高原美術館矢崎虎夫記念鑑賞
丸尾 潤 きになるき 長野 会員 文部科学大臣賞
比較的若い作家さん。 瓦集合体と流木で形成。この展示場の外で一回、ここで再度組み立てるという力の入れよう。これを受け入れるアート未来展は立派。
以下受賞パーティーで同じテーブル席であった3人の作品
荒木知敏(アラキチトシ)ながsaki 11時01分 長崎 委員 内閣総理大臣賞
内閣総理大臣賞はこの展示会のトップの賞だそうです。油彩を背景に、アクリル絵の具に穴を開けて直接塗ってゆく、さらにアクリル板に彩色したものをコラージュしてゆく。原爆投下の一分前の状況だそうです。100号の2枚つづりを家の廊下において、出入りのたびに色を加えて行くそうです。 このアクリル絵の具の筆致を陶芸の釉薬やガラスで何とか表せないか、この絵の前でずっと考え込みましたが、残念ながらどうしてもまだアイデアが浮かびません。
林田 薫? Elegy(祈り)? 長崎 理事
これは名前が間違っているかもしれません。間違っていたらごめんなさい。長崎のアート未来支部の理事長だそうです。何度も賞をとっているので、今回は賞はパス(?)なようですが、この作品は当人の外見からは予想もつかないユニークないい感性とおもいます。 これ作品の向きが間違っている。
杉山憲子 越前高田の一本松 岩手 一般 新人賞
72才から絵を書き始め、4年間でフランスの展覧会をはじめ10回以上の多くの展覧会で受賞していると頂いた名刺に書いてありました。職業は整体師、驚くべき人がいるものです。
もう一方、台湾の方がいらっしゃいました。美術教授など14以上の肩書と書ききれない入賞歴と10冊の著書が名刺にビッシリと書いてありました。
授賞式の次の日はギャラリートークに参加してくれというので、参加しました。展示会場を参加者がぞろぞろ歩き、自分の作品の前で、作品を数分で説明するのです。全部で10くらいの作家さんによる自分の作品紹介がありました。
この結果、アート未来展に関して色々なことがわかりました。
美術教室の先生、学校の美術の先生から昨年から絵を描き始めた80歳はるかにオーバーの女性、前述の72才から絵を描き始め、国際展で賞を取りまくる方、台湾の大先生、ピンからキリまで、種々雑多な方の作品が展示されているのです。理事長さんはミックスドメディアが大好き(当方の陶器とガラスのハイブリッドがこの好みに合致して、奨励賞となったと思われます)。とにかくチャレンジする作品は皆受け入れて展示することはたいしたものだ。会長さんは先頭に立って会を取り仕切り大活躍。今年小さな絵を出した人が、会長さんにインスパイア―されて次の年に100号の大絵画を出展する。プロの作家の登竜門とは言えないかもしれないが、何でも受け入れて、次なるチャレンジに勇気を与える。立派なものです。この会を良く言う方も、悪く言う方もいるに違いないが、第26回アート未来展は頑張っている会と言えるでしょう。
これで、昨年から抱えている3つの難題のうちの一つ、2023公募展へのチャレンジ
は終了しました(すぐさま来年に向けての難題が始まっています)。現在は来年の公募展に向けた作品作成の為に駐車スペースに作った当方のスタジオを大改造中。毎日30度越えた中DIYに汗だくで取り組んでいます。
もう一つの難題、<一種の終活>は5合目くらいに進んでいます。これが昨年10月から始まって、強大なストレスを生んでいるのです。
さらにもう一つの難題、当方のライフワークである<一種の生命科学分野のチャットGPTの作成>は五里霧中、何合目か皆目見当もつかない。世界中の大組織がチャレンジしている課題に一人でチャレンジとは大馬鹿なのか?? どうしても助け船が必要。助け舟を得るための算段に頑張っているのが現状。風前の灯なのか、一発逆転の前日なのか??
これで済めばいいのですが、さらに年寄りにつきものの難題がつぎつぎ追加されています。昨年は、皮膚がん、喉頭がん、食道がん、前立腺癌、不整脈、高血圧の疑いで検査の連続、いくつかは逃れたものの、いよいよ年貢の納め時であるらしいものもある。健康診断の季節となり、まだまだ難題が増えかもしれない。難儀なことだ!!
あと3年は頑張って、その後はもう知らない。
さて、いつもの自然教育園日記に戻ります。なんとも自然はいいですよ!!
自然教育園日記 その261 虫のハイスピード撮影はどうしたらいいの? 毎回新しい発見がある!
2023-6-17
Fujifilm X-H2S + Fujifilm XF 80mm macro (プレ撮影、30コマ/秒)
まずは<タカトウダイの森>の住人達
当方がなんで<タカトウダイの森>とよぶことにしたのかというと、タカトウダイはせいぜい1mくらいの草なのですが、虫には森に見えるに違いないと勝手に考えて<タカトウダイの森>と呼ぶことにしたのです。虫の視点から撮影するつもりなのです。
最も人口の多い<タカトウダイの森>の住人は蟻。 小さくて動きの速い蟻をしっかり撮ることはそう容易ではありません。時あるごとに練習します。
<タカトウダイの森>の住人、蟻と蜘蛛はいつも他の住人とトラブルを起こします。
<タカトウダイの森>の住人の中では、このコンボウヤセバチ(オオコンボウヤセバチともいう)がもっとも興味を惹く住人です。今日の写真はオスですがメスは長い産卵管をもつ寄生バチです。寄生バチでもはるかに長い産卵管(30cm以上)を持つ<馬尾蜂>に以前自然教育園で出会ったことがあります。この巨大な産卵管は全く驚きでした。寄生バチというのは、木のなかにいる他の虫の幼虫に産卵管を刺して卵を産み付け、孵化した寄生バチの幼虫は宿主の幼虫を食べつくして育つのです。
まだまだ<タカトウダイの森>の住人が色々います。
2023-6-25
Fujifilm X-H2S + Fujifilm XF 80mm macro (プレ撮影、30コマ/秒)
これも<タカトウダイの森>住人。おしりのイガイガがなんともエグイ。
武蔵野植物園の暗い木陰にカラタチバナが咲いていました。 数日後、撮り直そうと、ライトを当てたら花が開いていたばかりでなく虫がへばりついていることに気が付きました。ライトをあてなければ間違いなく気が付かなかったでしょう。
カラタチバナ(サクラソウ科)
食べられるものがあれば蟻はどこにでも出没する。
今はチダケサシ(ユキノシタ科)の花がきれいです
トラノオ類の花も盛りです。これはイヌヌマトラノオ(サクラソウ科)の花とツマグロヒョウモン(オス)
Fujifilm X-H2S + Fujifilm XF 80mm macro (プレ撮影、30コマ/秒)で、いつも何かしら新しい発見があります。 アリス・イン・ワンダーランドにチャレンジを続けます。
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