小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

奥入瀬紅葉2016 その3 2016-11-6  最終回

2016-11-16 21:10:37 | 旅行
奥入瀬紅葉2016 その3 2016-11-6  最終回

ホテルに戻ったのが14時ころ、まだ時間があります。冷えた体を温泉で温めることにしました。奥入瀬渓流ホテルには東館に露天風呂が付いた東の湯と西館に渓流と紅葉の眺めがいい西の湯があります。今朝は眺めのいい西の湯に入ったので、今度は東の湯の露天風呂に入りましょう。昨日は夜で周りが見えなかったのです。14時ころのお湯は完全独占状態でした。チェックアウトした後でも無料で、さらにフロントでタオルを貸してくれて、最高です。ホテルにはシャトルバスで行く外湯露天風呂、八重九重の湯があるのですが、うっかり忘れていました。次回はトライしましょう。


Sony alpha7RII + Sony FE16-35mm

ホテルの周囲はきれいな紅葉に取り巻かれています。きっと、色のきれいな品種を植えてあるのでしょう。


Sony alpha7RII + Sony FE16-35mm

西館の大暖炉にも岡本太郎のディスプレイがあるので撮影。


Sony alpha7RII + Sony FE16-35mm


Sony alpha7RII + Sony FE16-35mm

ラウンジ、森の神話からの写真を最後に、このホテルを出ます。


Sony alpha7RII + Sony FE16-35mm

あいかわらず、小雨、小雪、突然の太陽の繰り返しが続いています。


Sony alpha7RII + Sony FE16-35mm

ホテルの隣に、道の駅があります。ここで熱燗で一杯と思ったのですが、タッチの差でレストランが閉まってしまいました。この道の駅の前から八戸へ向かう最終JRバス16:01が出ます。
お土産を買おうと思ったのですが、気に入ったものがありません。八戸で見たような海産物はいっさいありません。ずいぶんと物がない道の駅だと思ったのですが、話しかけてきたお店のおばさんとの会話で原因がわかりました。この道の駅は明日で冬季閉店となるそうです。すでに、売れ残ると困るものは置いていないのでしょう。おばさんは休み中に東京に遊びに行くと、なにか嬉しそうでした。奥入瀬渓流ホテルも11月24日までで、その後冬季休館となります。なにか東京では考えられない時の流れに北国をどっと感じたのです。

虎の子の最終バス16:01にのって一安心。しかし、八戸でまたビックリ、八戸から東京まで行く新幹線18:12の指定席は一号車、4列目の中央でした。ということはあと数席で全席満員ということです。もっと遅い時間はすでに満席。東北新幹線が全席指定席というのも初めて知りました。盛岡や仙台で乗り継げば、東京まで帰れないことはないでしょうが、JR東海の新幹線とは大違い。

高齢者運転の車事故がもう7日も連続しています。今後も当然どんどん増えるでしょう。沖縄なんて、ほぼマイカーしか交通手段がないのですから高齢者はどうするのでしょうか?? 以前から心配していました。 そして、車を使わない旅をする当方には、地方の公共交通手段のプアーさは、信じられないくらいです。越前海岸も出雲の古墳巡りも沖縄も今回も、まともにバスが無い。  海外からくる方にも、こんな交通事情では地方の観光はハードルが高すぎる。レンタカーを借りるか、お仕着せツアーバスを使うかしかいとはなんということか。  地方は車が無いと生活できないというのは分かりますが、昔は車が無くても生活をしていたのです。 当方は早くから車依存症から脱却しようとしてきました。現在は世の中、重傷の車依存症に感染していると思うのです。都会で当然車は無くても生活できます。地方でもマイカーが無くても生活できる環境作り、公共交通手段による観光環境の整備を真剣に考えないと、地方創生など無いです。地方は一人一台車をもって、全員が車依存症に感染していて、車の無い世界なぞ想像できない状態に陥っています。
こんな車感染症にかかった人ばかりでは、高齢者事故は爆発的に増えてゆくでしょう。 自動運転の車が出来ればいいという人がいるでしょう。それも推進しなければなりませんが、なんであくまで車なんですか。少しは車を離れた考えを持てないのでしょうか!!
当方は沖縄読谷で経験した、地方補助で運営されているミニバスが気に入っています。こっとんこっとんと小さなバスが読谷地域を循環します。東京にもチイバスというのがあります。全国にミニバスネットワークをつくり、国または地方の補助により運営するのです。
奥入瀬渓流の紅葉は終わりに近かったけれど、渓流に手の届く9kmの遊歩道は気に入りました。また訪れたい。星野リゾート奥入瀬渓流ホテルも推薦です。従業員がわざわざ津軽弁、―――――ケロとしゃべるのもかわいらしい。時がゆっくり流れています。


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