バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

ヒルデガルトは日本の断食思想をすべて吹き飛ばす起爆剤だ

2022-09-02 04:00:00 | ゴスペル・エッセイ
私が運営する「古民家ファスティング・藤樹の宿」では、

昨年、ビールファスティングをスタートさせ、

今年はチョコレートファスティングがスタートしました。

いずれも「修道院の断食」からヒントを与えられたものであり、日本初の企画です。

それゆえに2つとも特許庁の商標登録を取得しています。

この2つのファスティングはインチキ極まりない「酵素ジュースファスティング」を

吹き飛ばす起爆剤になると確信しています。

そして第3弾である「ハーブセラピーファスティング」(商標登録済)を検討している中で

出会ったのが、ビンゲンのヒルデガルト、聖ヒルデカルトという修道女です。

ウィキの記事では、


・・・(1098年 -1179年9月17日)は、中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長であり神秘家、

作曲家。史上4人目の女性の教会博士。神秘家であり、

40歳頃に「生ける光の影」(umbra viventis lucis)の幻視体験(visio)をし、

女預言者とみなされた。

50歳頃、ビンゲンにて自分の女子修道院を作る。

自己体験を書と絵に残した。医学・薬草学に強く、ドイツ薬草学の祖とされる。

彼女の薬草学の書は、20世紀の第二次世界大戦時に

オーストリアの軍医ヘルツカ(ドイツ語版)により再発見された。

世に知られた最初のドイツ人博物学者とされる。

才能に恵まれ、神学者、説教者である他、宗教劇の作家、伝記作家、言語学者、詩人であり、

また古代ローマ時代以降最初(ギリシア時代に数名が知られる)の女性作曲家とされ、

近年グレゴリオ聖歌と並んで頻繁に演奏されCD化されている。

神秘主義的な目的のために使われたリングア・イグノタという言語も考案した。

中世ヨーロッパ最大の賢女とも言われる。・・・


とありますが、

私は神秘家と表現するのは間違いで「神の啓示を受けた者」とすべきであり、

ヒルデカルトは、日本の断食への誤った方向性(注・01)を

根本的に叩き壊す起爆剤だと思います。

私は1993年末に断食祈祷の手引書「大いなる祝福」(安田智子著)を発行しましたが、

これはとんでもない嘘で固められた本で、発行したこと自体が神の前に大いなる罪でした。

しかし、その後、「㈱あなたの健康社」の前身である「㈱パトモス社」から、

ビル・ブライト著「カミングリバイバル」と

「ファスティングブライド」を発行できたことはせめてもの罪滅ぼしです。

この2冊は、絶版になっていますので、現在、このブログに復刻するために連載しています。

この書を読めば、私は真のファスティングとは、

「ファスティングブライド」に至ると確信します。

つまり花嫁の断食に至らない断食は、いかなる断食であってもすべてニセモノだと思います。

その本物の断食を実践した方が、ヒルデカルトなのです。

私はヒルデカルトが体験した断食思想を日本に伝える使命があるのです。



日本の断食の誤った方向性(注・01)

現在、日本国内には約250の断食施設が存在しますが、大半は、

ヨガをベースにした断食思想が支配しています。

そして最近は、座禅など仏教系の断食施設も出てきましたが、

すべて修行と内省、神々になるための断食です。

しかし、ヒルデガルトの実践してきたファスティングはキリスト教の王道をいくもので、

神の霊が突入する断食であり、神のなさる癒しの力を授かるための断食です。

しかも理性的に富んだハーブなど薬草を駆使した治療を行う

今日でも通用する修道院医学に裏付けられているのです。

そして聖書とキリスト教史の中に断食の宝庫が沢山あります。

中でも修道院の断食は、2000年の歴史の中で蓄えてきたもので、

それらは推し量れない高級宝石の山なのです。

日本の断食施設の断食思想はあまりにも浅く、まさにガラクタの山でしかありません。

ゆえに日本国民の断食への考え方は、世界の流れに逆行するばかりか、100周遅れなのです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現代の日本教徒の創始者、内... | トップ | 聖書にある断食について 11... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゴスペル・エッセイ」カテゴリの最新記事