バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

カルトとは何か 29 カルト=マインドコントロールの恐怖 30 カルトはなぜ発生するのか 24 坂本堤弁護士一家殺害事件 04 

2024-01-31 04:00:00 | パスカルが私たちに語りかけるもの
福井県立図書館で借りた「全真相・坂本弁護士一家拉致・殺害事件」

を読みますと、読んでいるうちに気分が悪くなるような内容です。

まさに悪魔の働きとしかいいようがなく、

世界でも稀に見るカルトによる殺人事件です。

事件の要点をまとめてみます。


まず問題は、坂本弁護士へのインタビューを撮影した

TBSに抗議して放送を中止させてしまいます。

後日、カルトへの判断を軽く見たTBSの姿勢が、

殺害への大きな原因となったと批判されましたが、

時すでに遅しです。なぜなら没収したビデオを

オウムの幹部たちが観たので、その内容を抗議するために

坂本の弁護事務所を訪ねます。

このビデオで坂本弁護士は、

・信者の家族の苦しみが置き去りにされている。

・宗教を利用したインチキ商法になっているのであれば断罪されるべき。

・尊師に超能力で跳んだり透視するのを実演してほしいと頼んだが、

 それはできないとのことだった。

・血のイニシエーションは詐欺


など数多い指摘が記録されていました。

TBSがこの録画ビデオを安易に渡さなかったら、

殺害事件は起こらなかったのです。

あまりにもカルト宗教の問題を軽視するマスコミの甘い判断に閉口します。

それはオウム事件後、特に2000年以降、統一教会問題を

一切、扱わなくなったマスコミが安倍暗殺事件の原因になったのと

同じことです。

日本の場合、正統的な世界宗教もカルトも判断できずに取り扱うことです。

ですから昨日、書きましたように韓国のキリスト教の動きが

理解できないので世界から物笑いとなるのです。

さて、異常なカルト集団であるオウム真理教の幹部、上祐、青山、早川は

横浜市の坂本の法律事務所で訴訟回避に向けた交渉をしますが、

坂本弁護士は


・麻原のDNA培養物を高額で売りつける「DNAのイニシエーション」は

インチキであり、京都大学が認めたなどと宣伝しているが

そのような事実はなかった。

と鋭く指摘し、訴訟を取り下げる意思はないと伝えます。


オウム幹部は「信教の自由がある」という上祐に対し、

「人を不幸にする自由などない」と言交渉は決裂します。

そして坂本弁護士は、はオウム真理教の宗教法人の認可取り消しなどの

民事訴訟の準備に入ったのです。

被害者の会も「水中クンバカや空中浮揚を公開の場で行え」と要求します。

交渉決裂後、麻原彰晃はオウム真理教幹部である

村井秀夫・早川紀代秀・岡﨑一明・新実智光・中川智正を

サティアンビルに集め、右手の親指と人差し指で輪を作ってはじく

「ポアのサイン」をして、

「もう今の世の中は汚れきっている。

もうヴァジラヤーナを取り入れていくしかないんだから、

お前たちも覚悟しろ」

「今ポアをしなければいけない問題となる人物はだれと思う」

と問い詰めたのです。


この経緯からも分かるようにポアという医療用語が平然と使用され、

しかも暗殺に正当性を与えていく思想こそカルト宗教の本質なのです。
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日本は韓国からキリスト教を学べ 85 日本人としてまさに穴があったら入りたい気になる記事の連発

2024-01-30 04:00:00 | キリスト教国の歴史と現在 韓国
やはり日本の韓国に関する報道は

どこかピンボケとしかいいようがありません。

デジタル現代で3つの韓国に関する記事が出ました。


1・韓国「落書きテロ」の“実態”

2・「闇バイト」の様相

3・韓国震撼「無差別通り魔事件」…


いずれも日本でも同じことが起こっていますので、

あえて韓国を取り上げて批判する週刊現代デジタル版の記者が

何を意図しているのでしょうか。

問題の根源は、先回も書きましたように

韓国のキリスト教会の実態を知らないから、ピンボケで、

的外れの記事になっているにも関わらず、

知ろうともしない報道スタンスこそ

世界から100周遅れになるといことに気が付いていないことです。

これを馬鹿丸出しというのです。

韓国の30%を占めるキリスト教会の動きを

明確に把握してから情報を日本に伝えないと

何も写っていないレントゲン写真を日本に見せているようなものです。

その意味でこのカテゴリー、

「アメリカ・韓国等キリスト教国の歴史と現在」で

今、「日本は韓国からキリスト教を学べ」を連載しているのです。

さて本題に戻ります。

先回に紹介しました

「わが父、孫良源」を福井県立図書館で借りて読みましたが、

正直、日本人として穴があったら入りたくなるような

恥ずかしさを覚えました。

日本の朝鮮総督府の支配とはいったい何だったのか、

また朝鮮半島のクリスチャンに対して偶像礼拝拒否を貫いている

クリスチャンたちを見て見ぬふりをしていた

日本国内の当時のクリスチャンたちは何を寝ぼけていたのかです。

それは週刊現代も同じことです。

今も日本人は韓国を見る目が曇っているばかりか、寝ぼけているのです。

韓国のキリスト教会が世界に数万人の宣教師を派遣し、

キリストにある愛のネットワークを築いているのですが、

それが分からない日本人だけが世界から取り残されているのです。

先般も驚いたのですが、ある日本人の伝道師に

「聴くドラマ聖書は、韓国のキリスト教会など

数億円の支援で作られたのですから、韓国に感謝ですね」と言いましたら、

そのことは全く知らなかったと言われたのはかなり驚きました。

なぜならこの教会には

在日韓国人の方が多く来ておられる教会だったからです。

韓国のキリスト教会のパワーは神の愛と隣人を愛する働きが、

日本のキリスト教会とは100倍ほどのパワーの差があるという事実を

日本のキリスト教会は受け入れる必要があります。

たとえばこのような証を紹介しましょう。


韓国に裕福な青年の証です。


彼は父親から月1万円の小遣いをもらっていましたが、

クリスチャンになってから酒・タバコを止め、月2000円で足りますので

残りの8000円を貧しい学生の入学金の一部にと献金するようになります。

その後、牧師になって小さな島に赴任します。

そして2人の子供の他に3人身寄りのない子供たちを

養子にして引き取ります。


このような証は五万とあるのが韓国の教会なのです。

ですから最初に紹介した週刊現代デジタルの記事は

悪意としかいいようがありませんので、

本当に日本人としてまさに穴があったら入りたい気になります。


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2章・聖書が教える7種類の断食 23  聖書に記されている様々な断食の一覧 01

2024-01-29 04:00:00 | 「聖なる花嫁断食」(マイク・ピックル著)
1・聖書に記されている様々な断食の長さ

・1日間・・・大贖罪日(レビ16:29、23:27)

・3日間・・・回心したパウロ(使徒9:9)

・7日間・・・子供が死ぬ前のダビデ(Ⅱサムエル12:15-18,21-23)

・3週間・・・預言的知恵を求めたダニエル(ダニエル10:2-3)

・40日間・・モーセ(出エジプト24:18,34:28

         エリヤ(1列王19:8)

         誘惑を受けたイエス(マタイ4:2-3)


2・集団的な断食の例

・ペテロ救出のために教会が(使徒12:1-9)

・預言的導きのために一行が(使徒13:1-3)

・長老の任命のためにパウロ一行が(使徒14:23)

・大贖罪日のいすらえる(レビ16:29,23:27、使徒27:9)

・プリムのイスラエル(エステル9:30-31)

・捕囚の4,5、7、10の月にイスラエルが(ゼカリヤ7:3-5,8:19)

・ペリシテ人への攻撃を前にミツパでイスラエルが(1サムエル7:3—10)

・モアブとアモンとの戦争前にヨシャパテらが(2歴代20:3-4)

・へりくだったヨシヤ王が(2列王22:11-20)

・エホヤキム王の時代のイスラエルが(エレミヤ36:9-10)

・ヨエルによる呼びかけ(ヨエル1:13-14,2:12-15)

・ペルシヤでの虐殺を前にエステルと民が(エステル3:13,4:5-7,16:5-6)

・エルサレムへの旅路のまもりのためにエズラたちが(エズラ8:21-23)

・霊的に新しくされるためネヘミヤと民が(ネヘミヤ9:1)

・ヨナの宣教に対してニネベが(ヨナ3:3-9)



(ブログ責任者の安田から)
聖書の断食については、このブログ・カテゴリー

「聖書の断食祈祷」で連載していますので、

そこには更に詳しい内容を書いています。

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第8章・「私に断食をせよとおっしゃるのですか」 15 断食日記

2024-01-28 04:00:00 | 「カミング・リバイバル」 ビル・ブライト著
あなたが聞くことを身に付けさえすれば、聖霊の静かな、

小さな御声、常に神の御言葉と首尾一貫した聖霊の御声が、

何をすべきかをあなたに教えてくれるのである。

アーサー・R・D・チャタムは、断食日記をつけている

ある牧師婦人について語っている。

彼女は、自分たち夫婦がどのようにして牧会の任地を変わっていったか、

自分たちの新しい責任にどれほど圧倒され、当惑を感じたか、

どのようにして自分たちには神の助けが必要だといういうことを

日記につけた。

彼らは一緒に、10日間の断食をした。

もし断食をしていなかったら、

またそれによって主から特別な力をいただかなかったら、

私は「敗北」してしまっていたでしょう、と彼女は言った。

けれども断食を促された時もある。

日記の別のページに、その牧師婦人はこう記した。

「月曜日。断食を始める必要があると感じて目が覚めた。」

このような御霊の促しは、いつ何時でも受けることがある。

長期にわたる霊的な断食を始める前には、

主の導きを受けることが特に重要である。

もし、自分の考えだけで長期間の断食にりかかるならば、

困難にぶつかるかもしれない。

しかし主があなたを長期の断食に導かれるならば、

それをなし遂げるための力も、主が備えてくださるのである。


神は数ケ月間にわたって、私に、

神が私に40 日間の断食をさせたいと望んでおられると、

いう印象をお与えになった。

しかし、すでに述べたように、

私(著者・ビル・ブライト)は

そんなに長い間、断食ができるのかどうか、よく分からなかった。

それでも、私は次のような祈りをもって、断食を始めた。


「主よ、わたしはあなたが力を与えてくださる限り、断食をします。あなたが私を助けてくださるのを頼りにします。イザヤ書の約束の通りにしてください。


イザヤ書
40:31 主に望みをおく人は新たな力を得/鷲のように翼を張って上る。

走っても弱ることなく、歩いても疲れない。


私が断食をした40日間は、霊的な意味で、

人生で最もすばらしい時だった。
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真のリバイバルとは何か 35 リバイバルはなぜ必要なのか 06 神は一瞬も休まれたことはない

2024-01-27 04:00:00 | 正しい霊的復興
第2コリント人への手紙

4:6 「光が、やみの中から輝き出よ」と言われた神は、私たちの心を照らし、

キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まさにパウロはリバイバルの神髄を短い言葉で言い表しています。

神の栄光を表す栄光のリバイバルは私たちを照らし、

周囲を照らしていきます。

それは詩編にありますように

「慈しみをわたしたちに示し」てくださるからにほかなりません。

ゆえにキリストにある勝利の恵みを私たちにくださるのです。

私たちはそれゆえに「恵みの下にある」生活を通して、

神の栄光を表すことが可能です。

すると私たちは神のみ声を知る者となれます。

キリスト教史にあるリバイバルはそのことが明確なのです。

そしてこのリバイバルが語られる牧者のメッセージに

静まり返って聞き入り、力を得ていきました。


リバイバルとは神の民に、神がいますという

意識を新たに持たせることである


詩編
85:9 まことに御救いは主を恐れる者たちに近い。

それは、栄光が私たちの国にとどまるためです。
 85:10 恵みとまこととは、互いに出会い、義と平和とは、

互いに口づけしています。

 85:11 まことは地から生えいで、義は天から見おろしています。

 85:12 まことに、【主】は、良いものを下さるので、

私たちの国は、その産物を生じます。

 85:13 義は、主の御前に先立って行き、主の足跡を道とします。



エデンの園から追われた人間の罪ですが、

神は一瞬も休まれたことはなく、働いておられるのです。


ヨハネによる福音書
5:17 イエスは彼らに答えられた。

「わたしの父は今に至るまで働いておられます。

ですからわたしも働いているのです。」


世界中でイエスを求める者の中にみ言葉のように働き続けておられます。

それを見ていないというのは、

リバイバルから相当、縁遠い歩みをしていることになります。

福音の勝利の行進の前には悪魔の凱旋など蹴散らされていきます。

これまで暗黒と敗北しかなかったところに

神の現実が起こるとそうなるのです。



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