イザヤ書
21:9 ああ、今、戦車や兵士、二列に並んだ騎兵がやって来ます。
彼らは互いに言っています。『倒れた。バビロンは倒れた。
その神々のすべての刻んだ像も地に打ち砕かれた』と。」
21:10 踏みにじられた私の民、打ち場の私の子らよ。
私はイスラエルの神、万軍の【主】から聞いた事を、
あなたがたに告げたのだ。
21:11 ドマに対する宣告。セイルから、私に叫ぶ者がある。
「夜回りよ。今は夜の何時か。夜回りよ。今は夜の何時か。」
21:12 夜回りは言った。「朝が来、また夜も来る。尋ねたければ尋ねよ。
もう一度、来るがよい。」
21:13 アラビヤに対する宣告。デダン人の隊商よ。アラビヤの林に宿れ。
21:14 テマの地の住民よ。渇いている者に会って、水をやれ。
のがれて来た者にパンを与えてやれ。
21:15 彼らは、剣や、抜き身の剣から、
張られた弓や激しい戦いからのがれて来たのだから。
21:16 まことに主は私に、こう仰せられる。「雇い人の年季のように、
もう一年のうちに、ケダルのすべての栄光は尽き果て、
21:17 ケダル人の勇士たちで、残った射手たちの数は少なくなる。」
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13節は砂漠の国であるアラビヤにある町、テマとゲダルについての預言です。
デダン人は砂漠を通る商人たちでアラビヤの林は
オアシスのあるところでそれがテマです。
しかし、ケダルは戦争に敗れて、その人たちに対して、
「渇いている者に会って、水をやれ。のがれて来た者にパンを与え」て
救えといわれます。
これは砂漠の町であったサマリアで
イエスがそこで出会った女に言われました。
ヨハネによる福音書
4:13 イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでもまた渇く。
4:14 しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。
わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」
イザヤの預言はまさにイエスに出会ったサマリアの女で回収し、実現したのです。
それは私たちも同じなのです。
イエスの元にいけば、出会えば
「4:13 イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでもまた渇く。
4:14 しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。
わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」
のです。
これから更なる暗闇が日本を覆いましょう。
しかし、そのような厳しい砂嵐が来ようとも
生けるイエスというオアシスで命の水と生きた神の言葉である
パン(マナ)を与えてくださいます。
今回の能登地震でも水が何よりも第一に必要だということが指摘されました。
私たちは絶えることのない永遠の水にサマリアの女のように出会いましょう。