バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

朝が来、また夜も来る・・日本が平和憲法に戻れるのか&年末所感03

2023-12-31 04:00:00 | 時代を切り開いた預言者たち イザヤ書
イザヤ書
21:9 ああ、今、戦車や兵士、二列に並んだ騎兵がやって来ます。

彼らは互いに言っています。『倒れた。バビロンは倒れた。

その神々のすべての刻んだ像も地に打ち砕かれた』と。」

 21:10 踏みにじられた私の民、打ち場の私の子らよ。

私はイスラエルの神、万軍の【主】から聞いた事を、あなたがたに告げたのだ。

 21:11 ドマに対する宣告。セイルから、私に叫ぶ者がある。

「夜回りよ。今は夜の何時か。夜回りよ。今は夜の何時か。」

 21:12 夜回りは言った。

「朝が来、また夜も来る。尋ねたければ尋ねよ

もう一度、来るがよい。」

 21:13 アラビヤに対する宣告。デダン人の隊商よ。アラビヤの林に宿れ。

 21:14 テマの地の住民よ。渇いている者に会って、水をやれ。

のがれて来た者にパンを与えてやれ。

 21:15 彼らは、剣や、抜き身の剣から、

張られた弓や激しい戦いからのがれて来たのだから。

 21:16 まことに主は私に、こう仰せられる。

「雇い人の年季のように、もう一年のうちに、ケダルのすべての栄光は尽き果て、

 21:17 ケダル人の勇士たちで、残った射手たちの数は少なくなる。」

イスラエルの神、【主】が告げられたのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先回(12/11)には、「屋根の上のバイオリン弾き」

というミュージカルで歌われた「サンライズ・サンセット」

を紹介させていただきました。

そして私のブログでは、4日前(12/27)になりますが、

「日本のゆくえ」で「日本国民を完璧にバカにしきった安倍政権、

10年間の独裁政権がもたらした数えきれない罪悪の連鎖」

と、本当に腐りきった日本の政治家たちの醜態を紹介しました。

そして結論は、世界標準であります聖書を真剣に読む国民にならない限り、

ここで紹介した本のように

ペテン師に操られた超ドあほ国民となり果て、最貧国ニッポンになって

しかも確実に世界の孤児となって、ガラパゴス化(注・01)した

陸の孤島、日本になっていくことは確実なことでしょう。

その先は絶望しかない日本です。

それでもなお、12節のイザヤの言葉を読みますと希望が見えてきます。

12節 夜回りは言った。「朝が来、また夜も来る。

尋ねたければ尋ねよ。もう一度、来るがよい。」

イザヤの時代、アッシリヤ帝国に滅ぼされてしまうだけではなく、

バビロニア帝国がその背後に迫っています。

それでも必ず朝はやって来るのだ。

たとえこうした大帝国の捕囚の民となっていこうとも必ず解放されるという

預言ですが、それが朝なのです。

しかし、また夜が来てしまいます。

朝が来るということは、夜も来るということです。

それがこの地上で起こるのです。

日本は78年間、平和でしたが、刻々と中国が覇権大国として迫っています。

それに対して武力で備えても何も解決しません。

すでにyahooニュースでは、

中国の台湾進攻は水面下で確実に始まっていると書かれていました。

さあ日本は平和憲法、非武装無抵抗の精神を貫く

第9条の日本国の憲法に戻ることができるでしょうか。

今年もブログで平和憲法に立つこと、そして聖書の日本になるようにと

少しでもその実現のために書き続けていきたいと思います。


ガラパゴス(注・01)
ガラパゴス化(ガラパゴスか)とは、日本のビジネス用語のひとつで、孤立した環境(日本市場)で製品やサービスの最適化が著しく進行すると、外部(外国)の製品との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、適応性(汎用性)と生存能力(低価格)の高い製品や技術が外部から導入されると、最終的に淘汰される危険に陥るガラパゴス現象、ガラパゴス症候群ともいう。国内向け製品・サービスに特化した進化を遂げた産業分野だけでなく政治分野にも使用される事が有る。(ウィキ)

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神を愛するとは 03 真の断食祈祷へたどり着く&年末所感02  

2023-12-30 04:00:01 | 聖書の中なかの聖書 申命記
申命記
6:4 聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。

 6:5 あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。

 6:6 今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、

 6:7 子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、

寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい。

 6:8 更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、

 6:9 あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先回(12/10)に神をまことに愛するため、まず、第一段階として、

私は、最愛の妻を失ということが起こったことを書きましたが、

その後、昨日、書きましたように最初の妻(洋子)との間に与えられた長女が

日キ桑名教会で洗礼を受けたクリスチャンでありながら

牧師の霊的なカウンセリングが一切なく、自殺を選択してしまったことは、

私は唖然したばかりではなく、相当なショックなことでした。

なぜなら私が断食祈祷院を建設するように導かれたのは、

自殺した娘の霊的な開放を求めはじめたことがきっかけだったからです。

このことがなかったら年商2億円という

日本でトップクラスの保険代理店業を放棄してまで、

献身は絶対にしていなかったからです。

娘はいじめによる登校拒否から強度のうつ状態になり、

これは霊的な問題だと分かった(注・01)のは、

「神の国の証人ブルームハルト父子」(井上良雄著・新教出版・注・02)

を読んでからです。

その頃、父ブルームハルトのような悪霊の追い出しに実際に出会ったのは、

韓国最大のキリスト教断食祈祷院オサンリでした。

そこで私は墓石を蹴って悪霊に憑かれた女性を

30人ぐらいの牧師で追い出す光景を目の当たりに見て、

私は残された人生を断食祈祷に捧げることを決断したのです。

そして私一人では担えないと霊的な力を持った人と

タイアップしなければ運営できないと考え、

その時には霊的な賜物を持っていた牧師(杉本智子)と再婚しました。

しかし、それが大きな選択の間違いで、

再婚相手は強烈なボーダレス精神障害者で、

それに気づくのに20年間かかってしまいました。

そして私の求めていた本物の断食祈祷からはこの20年間で次第に

かけ離れたものに変質してしまいました。

それを回復するために滋賀県高島市に移住したのですが、

その結果は、一昨日のブログ(12/28)に書いた通りです。

しかし、私は必ず、聖書に基づく断食を普及する道に辿り着きます。

なぜなら8節以下にあるように


6:8 更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、

 6:9 あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。


と宣言して、門柱だけではなく、

こうしてブログに何度も記しているからです。


霊的な問題だと分かった(注・01)
高校時代からこのような問題が起こるまで無教会にいた25年間、悪霊の追い出し、十字架の血潮の勝利、イエスのみ名の勝利、そしてそのために清めと断食祈祷が必要と言う(福音派、聖霊派では常識的なこと)を、一切、教えられたことも聞いたこともありませんでした。

神の国の証人ブルームハルト父子(注・02)
★父、ヨーハン・クリストフ・ブルームハルト
1842年に若い女性から悪霊を追い出した事件から、リバイバルが起こり、神癒もなされた。その時「イエスは勝利者である」との叫びと共に悪霊が少女から出て行ったという。そして神癒を求めて多くの人がブルームハルトのもとに集まった。ブルームハルト父子は体系的な神学を構築しなかったが、牧会的、神学的な大きな運動を引き起こした。特に神の国、キリスト教終末論に大きく影響を与えた。
★子・クリストフ・フリードリッヒ・ブルームハルト
ブルームハルトの急進的な神の国待望――「将来、まもなく」――そして、社会主義に対する決断は、当時の市民と教会の中では拒絶された。しかし、1918 年以降の公の神学論争を形作った神学者たちに影響を与えたのは、まさにこの戦前の部外者だったのである。何よりもまずカール・バルトだけでなく、ヘルマン・クッター、レオンハルト・ラガーツ、エードゥアルト・トゥルンアイゼンも同様であった。今日、ドイツ福音主義教会は、8月2日を、ブルームハルトの福音主義教会人名カレンダー上の記念日として記憶している。
(すべてウィキから)
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カインとアベル 31 カインにつけられたしるしとは 04 自殺という悪魔の誘惑

2023-12-29 04:00:00 | 世界の初めを知ろう 創世記
創世記
4:9 主はカインに言われた。「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」

カインは答えた。「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」

 4:10 主は言われた。「何ということをしたのか。

お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。

 4:11 今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、

口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。

 4:12 土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。

お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」

 4:13 カインは主に言った。「わたしの罪は重すぎて負いきれません。

 4:14 今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、

わたしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、

わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」

 4:15 主はカインに言われた。「いや、それゆえカインを殺す者は、

だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」

主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、

カインにしるしを付けられた。

 4:16 カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クリスチャンの自殺は、神の主権を犯すことであり、

絶対に許されないことを先回に書きました。

しかし、残念ながら私の娘(最初の結婚で与えられた長女)は、

クリスチャンでありながら決して犯してはならない

自殺を25歳にして、選んでしまいました。

私はその時には、家族を置いて、

キリスト教断食祈祷院を運営していました(注・01)。

自殺後、亡くなったという電話が父からあって、

直ちに実家に急ぎ葬儀に帰りました。

その時に初めて知ったのですが、

その1週間前、娘は日キ教団桑名教会のクリスマス礼拝に参加し、

礼拝後の愛餐会で讃美歌244番(注・02)をリクエストしたそうです。

私は父からそれを聞いて、絶対に牧師になぜその背後にあった

霊的な問題を見抜けなかったのか抗議しようと思いましたが、

父には「喧嘩を売ることになるので行くな」と止められました。

自殺は必ず最低でも直前または1週間前から、

何かシグナルを送っていたに違いありません。

少なくともクリスチャンであれば、

神の主権を犯すような罪を自ら犯すことへの躊躇があったはずです。

しかもクリスマスですから、牧師としては当然なことですが、

霊的なアンテナを張っておかなければなりません。

しかし、残念なことにそのことを見抜けないかったのは、

本当に霊的に間抜けな牧師としかいいようがありません。

思えば私がクリスチャンになる最大の動機は、叔母の自殺でした。

それから30年後、まさかの実の娘まで自殺を選んでしまったのは、

聖書を通して自殺は罪であることを

教えなかった霊的な指導者(牧師)の責任なのです。

そして自殺は悪魔の最大の誘惑なのです。

ゆえに霊的な盲目は、いかに人をいとも簡単に

死に追いやるかを知らなければならないのです。

カインの問題は私たちの問題であることを心に刻み込みましょう。



キリスト教断食祈祷院を運営していました(注・01)
1995年10月~2015年11月まで20年間。断食祈祷院や牧師として献身したことを絶対に認めない両親は、私を死んだことにして拒絶、絶交状態にしてしまいましたので、今も私の生まれ故郷にはもう二度と戻れません。

讃美歌244番(注・02)
讃美歌244番「行けども行けども」 作詞:長坂鑒次郎 作曲:小山章三
1 行けども行けども ただ砂原、
  道なきところを ひとり辿る。
  ささやく如くに み声きこゆ、
  「疲れしわが友、われにきたれ」。

2 やけたる砂原 いたむ裸足、
  渇きのきわみに 絶ゆる生命、
  しずかにやさしき み声きこゆ、
  「生命のいずみに 来たりて飲め」。

3 帰る家もなく つかれはてて、
  望みもなき身は 死をぞねがう。
  さやかにちからの み声きこゆ、
   「帰れや、父なる 神のもとに」。
★普通の牧師なら、明らかにこのような暗い讃美歌を選んだ背景を調べ、カウンセリングします。


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新約聖書の世界 41 新約聖書時代背景 01 新約時代の始まりと私の新らたな約束の始まり&年末所感01 

2023-12-28 04:00:00 | 聖書入門 新約聖書
今年は福井市に移住して、福井県立図書館が自動車で

わずか10分のところにあるのは、まことに感謝なことです。

私は週2回、必ず来館し、様々な分野の本をすでに

数か月で200冊は借りて読みました。

中でもキリスト教コーナは予想以上に読みたい本がたくさんありますので、

毎回、ワクワクして図書館に行っています。

中でもイエスの生涯を様々な角度から書いた本が何冊かあります。

残念ながら日本人の思想か書いた本で、イエスの生涯を

実在上の人物ではないという分厚い論考の本がありました。

しかし、世界の常識は、イエスは実在の人物で、

イエスとその弟子たち、そして2000年のキリスト教史が

それを裏付けしています。

イエスはパレスチナに生まれ、ユダヤ教の中で育った生粋のユダヤ人、

イスラエルの時代背景で育った人です。

そして文化的にヘレニズム社会(注・01)の中にあり、

政治的にはローマ帝国の支配圏で生きてこられたのです。

ゆえに新約聖書時代の背景は歴史、言語など広範囲に様々角度から

イエスの実在と歩まれた歴史、そしてキリスト教会の始まりを

見ていく必要があります。

今後、時代思想、言語、ユダヤ教など諸宗教など多方面を述べていきます。

さて、私は2023年6年間、住んでいました滋賀県高島市から、

福井市に移住しました。

豊田市に私財を投じた断食祈祷院の建設と運営費、

併せて総額2億円を捨てて、

6年前に高島市こそ人生の最終地、終活の地だと思って、

豊田で残った僅かな私の資金で「古民家ファスティング藤樹の宿」を

オープンしました。

私は60歳から年金受給を受けていましたので、

最初は一人で大分県の湯布院で温泉付きのログハウスを購入し、

毎日、温泉三昧の日々を送る計画でした。

しかし、三度目の助け手を与えられ、結婚したことを機に

豊田時代にやり残したこと(日本に聖書の正しい断食思想を普及したい)

があり、その一つの方法として、滋賀県高島市で、

「超少食ファスティング」を始めました。

しかし、コロナ禍が、

私の描いたこの方法を根底から狂わすことになったのです。

まず、コロナ禍の期間中から超少食ファスティングを

そっくりそのまま真似て、同じような宿泊費用で開始する

仏教寺院やホテル、公共施設が続出してきたのです。

しかも集客の最大武器であったネット広告費用が

その参入のゆえにコストが10倍に値上がりしてしまったのです。

高島市でオープン以来、毎月、10万円前後の広告費を支払っていましたが、

毎月、100万円も広告に必要だということになりますと、

到底、太刀打ちできるものではありません。

これは私にとっては、ローマ帝国の出現のようなものです。

こうした断食ブームに乗っかった施設のサイトを見ていますと

聖書の断食とは真逆のことを教えており、非常に悔しいことで、

残念で無念な事態となってしまったのです。

このまま「古民家ファスティング藤樹の宿」を継続していけば

経済的な破綻は間違いなく、1月に閉鎖を決断しました。

そして福井市に移住するまで、様々なことを整理しなければならず、

想像以上に手間がかかり、ようやく7月に移住完了し、

最初に書きましたように福井県立図書館に通う年金生活者となりました。

しかし、私は今年で73歳ですが、

それで人生を終わりにしようとは思っていません。

私には聖書の断食を日本全土に普及する使命があるからです。


ヘレニズム社会(注・01)
ヘレニズムとは「ギリシア風の文化」を意味する。古代ギリシア人が自らを英雄ヘレンの子孫という意味の「ヘレネス」と呼び、その土地を「ヘラス」と言ったことによる。世界の文化史上は、前4世紀のアレクサンドロス大王の東方遠征によって、ギリシア文化とオリエント文化が融合して形成された文化をさす。アレクサンドロス大王の帝国以降のヘレニズム三国、および小アジアのペルガモン、中央アジアのバクトリアなどのギリシア系国家のもとで発展した。(世界史の窓から)

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日本国民を完璧にバカにしきった安倍政権、10年間の独裁政権がもたらした数えきれない罪悪の連鎖

2023-12-27 04:00:00 | 日本のゆくえ
福井県立図書館で借りた本に

安倍晋三vs日刊ゲンダイ・強権政治との10年戦争

(朝日新聞出版新書・2023.10.30発行)があります。

この本を借りて一気に読み、今後の日本は増々、暗闇に突入していくという

強い危機感を覚えました。

そして本年12月初旬に明らかになった安倍派裏金疑惑は、

yahooニュース(12/8)では次のように伝えています。

・・安倍派裏金疑惑「リクルート事件」級に発展の可能性も

国会閉会中の年末年始が山場・・

という記事があり、

安倍晋三の残した罪悪のカルテにまたもや政治がひっくり返った

「リクルート事件」以上の大きな事件がプラスされようとしています。

この事件は、政治資金パーティーの収入の一部が、

派閥から安倍派所属議員に“キックバック”され裏金になって、

その資金は、政治資金収支報告書への不記載となっているというのです。

しかもこの期間は、安倍首相在任期間10年に及び、

まさに腐敗しきっている事件の一端なのです。

さて、今回も12/07にこのブログに投稿した

「プア・ジャパンになぜなったのか」で書きましたが、

そこで指摘した回復不可能な情けない日本となった

最大要因が安倍政権の10年間だったのです。

その安倍氏の醜い姿勢を一層、クローズアップさせたのが、

今回、ご紹介する「安倍晋三vs日刊ゲンダイ・強権政治との10年戦争」です。

記載された目次の一部だけ紹介します。


1・アベノミクスは大失敗どころか最貧国への道に確実に走り始めた。


2・10年の安倍首相はホラフキに徹したが、

日本のマスコミも全部丸め込まれ真実を何も伝えてこなかった。


3・戦前の侵略戦争を正当化して、軍事大国への道に舵を切った。


4・権力の私物化でペテン師政治とペテン弁明で国民を愚弄した。


5・嘘と誤魔化し、挙句の果てに強行採決で国会軽視(国民軽視の加速)。


6・社会保障で社会を分断し、高齢者の切り捨てと女性軽視を進化させた。


7・統一教会、日本会議とズブズブ関係で戦前の家庭観に逆戻りさせた。


8・メディアを崩壊させ、政治チェック機能崩壊させた。


9・自民党というチンピラ政治を支援する

(野党を名乗る)維新、国民民主など偽りの横行。


この本を書かれたのは、現役の日刊ゲンダイ記者として、

安倍政権を見てきた政治記者、小塚かおる氏が冷徹に分析されたもので、

詳しくは新書版なので図書館で借りてお読みください。

さて、私はこの本を読んで想起したのは、

10年前に民主党政権が崩壊し、安倍政権が発足した時でしたが、

いつもよく行っていた、豊田市浄水のスーパー銭湯「龍泉寺温泉」

のサウナの中で同年代の人たち数人が大声で、

「今まで民主党を応援してきたが失望したわ。

これから自民党、そして安倍政権時代となったので、しっかり応援しようぜ」と

力強く語りあっていた光景です。

愛知県は民主党王国でしたから本当にショッキングな会話でした。

その数年後、移住した滋賀県高島市でも

同年代のすべてが安倍首相大応援団の声援で満ち溢れていました。

このように日本国民の大半が安倍と自民党政権を熱心に支持していましたが、

それを見事に裏切る行為を10年間も平然と続けているばかりか、

その後の菅、岸田首相は方向転換どころか安倍政治の継承を宣言し、

それを野党と名乗る維新、国民民主が支援するという

実に腐った悪のスパイラルとなり、

悪霊の宿る罪悪の巣窟になっているのです。

これでは12/07に書きました「プア・ジャパン」どころか

この本で指摘されているように

「安倍というペテン師に操られたドあほ国民となり果て、

最貧国ニッポンになって、世界中の物笑いになっている」というのです。

それから脱却するには、先回、書きましたように

聖書の日本になり、徹底的にへりくだり、

神の言葉を第一にする国民にらない限り、

下記の聖書(シラ書)に書かれたようなことになります。

なぜなら歴史を導く創造主である神の言葉なのですから当然なことです。


旧約続編・シラ書

27:1 心から主(=神)を畏れ敬わなければ、

その家(=国家、企業)は、驚くほど急速に落ちぶれていく


今ここで、真に悔い改め、

日本が78年前に再出発した時をもう一度、想起しましょう。

あの時の新生日本は、女性の権利、個人の自由など、

(天皇中心ではなく)国民主権で

戦争を二度と起こさない平和国家をめざして新生し、出発したのです。

今、注目のNHK朝ドラ「ブギウギ」で戦場に散った六郎(注・01)は

ドラマを通して、

「二度と戦争をしてはならない」

と語っていたのではなかったでしょうか。


NHK朝ドラ「ブギウギ」で戦場に散った六郎(注・01)
Yahooニュースから
声を震わせ、目に涙をためて天国の六郎(黒崎煌代)に届けとばかり熱唱するスズ子は、歌い終えて泣き崩れてしまう。羽鳥の一言で我に返り、客席に目をやると死んだはずの六郎がいた。ほほ笑む六郎を視界に認めたスズ子は、気力を振り絞ってマイクに向かう。そこには、喝采を浴びるいつもの福来スズ子がいた。“幻の曲”と呼ばれた「大空の弟」は2019年に楽譜が発見され、陽の目を見ることになったナンバーだ。ドラマ版で改変された歌詞は、一見すると愛国心を高揚させる戦時歌謡そのものである。しかし、丁寧に読み解いていくと、戦争によって引き裂かれた肉親の叫びが行間から浮かび上がる。好戦的な言い回しや国家総動員体制を称える歌詞は、当時は大まじめに受け取られるたぐいのものだったと思われるが、声高に訴えれば訴えるほどその異常さが際立つ。本心を明かすことさえはばかられる戦時下の重苦しい空気が、反語的な表現を通して伝わってきた。「大空の弟」は鎮魂の歌であると同時に、人間を道具にし、記号に変えてしまう権力の不条理を告発する。なぜ六郎が死ななければならないのか。理不尽な死を突きつける戦争への憤りと深い悲しみが肺腑をえぐった。

なお同じくyahooニュースでは下記のような記事もありました。
俳優の渡辺謙さんが12月7日、自身のX(ツイッター)を更新。同日に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)を見て、号泣したことを明かした。この日に放送された「ブギウギ」第49回では、趣里さん演じるヒロインのスズ子が、戦死した弟・六郎(黒崎煌代さん)のため作曲家・羽鳥(草なぎ剛さん)が書き下ろした楽曲「大空の弟」を熱唱する場面があった。渡辺さんは、この場面について「スズ子が戦死した弟を想(おも)いながら唄う姿に『王様と私』のロンドン公演で、愛する娘さんを交通事故で亡くしたルーシーが復活した横顔がダブって見えた」とコメント。渡辺さんは2015年、英ロンドンで上演されたミュージカル「王様と私」で俳優のルーシー・アン・マイルズさんと共演。マイルズさんは、公演の直前に愛娘を交通事故で亡くしたが、舞台上では圧倒的な歌声を披露した。渡辺さんは、熱唱する趣里さんの姿が、その時のマイルズさんの姿と重なって見えたという。渡辺さんは「どんな辛い事があっても、舞台に立ち続ける、エンターテイメントの凄み。朝から滂沱の涙が止まらなかった」とつづり、趣里さんの演技をたたえた。

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