バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

日本は韓国からキリスト教を学べ 79 朝鮮戦争でリバイバルが起こった北から南に逃げる人たち 15 軍人、朴正煕『漢江の奇跡』と呼ばれる高度経済成長戦略

2023-07-31 04:00:00 | キリスト教国の歴史と現在 韓国
李承晩を倒した軍事革命で朴正煕(注・01)が大統領になります。

軍事政権なので評価は分かれますが、注01でウィキが書いているように

『漢江の奇跡』と呼ばれる高度経済成長に火をつけた人物です。

それはアメリカで学んでいた若い世代の専門家を国家の要職につけて、

韓国経済の復興と近代化を図ったのです。

そして1965年、日韓条約(注・02)が結ばれ、

日本の外資導入を機会に輸出経済戦略が立てられたのです。


朴正煕(注・01)
朴 正煕(パク・チョンヒ、パク・ジョンヒ[3][4]、日本語読み: ぼく せいき、ハングル: 박 정희、1917年〈大正6年〉11月14日 - 1979年10月26日)は、大韓民国の政治家、軍人。1961年の軍事クーデターで国家再建最高会議議長に就任し、1963年から1979年まで大統領(第5代から第9代)を務めた。彼の時代から約30年間にわたって『漢江の奇跡』と呼ばれる高度経済成長が実現され、韓国は世界最貧国の層から脱したと評価される。一方で1972年の改憲で大統領任期と重任制限を撤廃することで永久執権を図ろうとし、また民主化運動をスパイ操作や司法殺人などで弾圧したとして「独裁者」との批判的評価も受けており、1979年に側近の金載圭に暗殺された。政権後半には単独での核武装などの自主国防路線や、日本に滞在していた民主化活動家の金大中を諜報機関(KCIA)により拉致し国家主権を侵害する(金大中拉致事件)など強硬な政策を進めた。(ウィキ)

日韓条約(注・02)
1965年6月22日、佐藤栄作内閣が韓国の朴正煕大統領との間で締結した条約。両国の外交関係の樹立、過去の韓国併合条約などの失効などを約し、日本は韓国を「朝鮮半島唯一の政権」であると認めた。日本はまた無償3億ドル、有償2億ドルの経済援助を行うことを約束し、それを以て賠償問題は終わったとの立場をとっている。日韓の国交回復交渉は1951年の吉田内閣と李承晩政権との交渉から始まったが、朝鮮戦争、李承晩ライン(韓国側が設定した漁業禁止海域)問題などがあって交渉は難航した。アメリカの強い要望があり両国は65年に妥協し、条約締結となったが、朝鮮半島分断を固定する内容には日韓双方の国内に大きな反対運動があった。韓国の朴政権は日韓基本条約締結により日本からの経済援助を獲得、開発独裁を進める財源とした。また同年の漁業協定で李承晩ラインは撤廃されたが、領土問題の細部の調整がされなかったため、竹島問題で禍根を残すこととなった。一方で、この条約で日本政府は韓国を「朝鮮半島で唯一の合法的な政府」と認めたので、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を無視することとなり、北朝鮮との国交は未だに正常化されていない。日韓の国交回復交渉で最大の問題であったのは「歴史認識」であった。日韓基本条約の締結交渉の際、韓国は1910年の韓国併合条約を国際法上無効であるとして、日本の植民地支配に対する戦後賠償を強く求めた。その論拠は、併合条約の前提である第2次日韓協約が、武力による威嚇によって強要されたもので国際法上、正当な条約とは言えない、というものであった。それに対して、日本政府は併合条約は有効な条約であり、それによってそれ以前の協約は無効になったとして、植民地支配ではなく合法的な併合であるから賠償は必要ないと主張した。両国の主張は平行線をたどり、交渉は難航したが、最終的には韓国の朴正煕大統領が、賠償なのか支援なのかは問わず、日本からの無償三億ドル・有償二億ドルの提供を受けると言うことで曖昧な妥協を行い、決着した。そのため、日本側は韓国は賠償権を放棄した理解して、「賠償」ではなく「支援」を行うとしたが、韓国の国民は事実上の賠償だと理解した。このことが、日本国内でも韓国併合を正当化し、植民地支配を美化する論調に拍車をかけ、議論を後戻ししてしまっている。しかし、開発独裁であった朴政権が手っ取り早く経済支援を受けることを優先したのが理由であり、韓国側が併合条約を認めたわけではない。韓国の民衆は依然として併合条約は無効であったと意識している。ましてや、国交回復がなされていない北朝鮮ではそのような意識を強く持っていることもは十分想定され、日本人拉致問題にも影を落としている。一方にとって都合のいい歴史解釈ではなく、史実の背後にある実態を見ることに心がける必要があることを教えてくれる事例である。
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2章・聖書が教える7種類の断食 16 危機を回避するための断食 02 エズラの断食 

2023-07-30 04:00:00 | 「聖なる花嫁断食」(マイク・ピックル著)
同様にエズラも、イエスラエルの民は律法で禁じられていると知りながらも

異教徒と交わっていることを知ると、悲しんで断食しました。

すでに新しい家族が誕生し、子供たちも生まれいたので、この問題の解決は困難でした。

エズラはこれが神を怒らせていること、

そしてそれがさらなる偶像礼拝につながることを知っていました。


エズラ記
9:1 これらのことが終わって後、つかさたちが私のところに近づいて来て次のように言った。
「イスラエルの民や、祭司や、レビ人は、カナン人、ヘテ人、ペリジ人、エブス人、
アモン人、モアブ人、エジプト人、エモリ人などの、忌みきらうべき国々の民と縁を絶つことなく、
9:2 かえって、彼らも、その息子たちも、これらの国々の娘をめとり、
聖なる種族がこれらの国々の民と混じり合ってしまいました。
しかも、つかさたち、代表者たちがこの不信の罪の張本人なのです。」
9:3 私はこのことを聞いて、着物と上着を裂き、髪の毛とひげを引き抜き、色を失ってすわってしまった。
9:4 捕囚から帰って来た人々の不信の罪のことで、イスラエルの神のことばを恐れている者はみな、私のところに集まって来た。私は夕方のささげ物の時刻まで、色を失ってじっとすわっていた。
9:5 夕方のささげ物の時刻になって、私は気を取り戻し、着物と上着を裂いたまま、
ひざまずき、私の神、【主】に向かって手を差し伸ばし、祈って、
9:6 言った。「私の神よ。私は恥を受け、私の神であるあなたに向かって
顔を上げるのも恥ずかしく思います。私たちの咎は私たちの頭より高く増し加わり、
私たちの罪過は大きく天にまで達したからです。


彼が祈ると、多くの人が集まって自分の罪を認めるようになり、

神の裁きを逃れることができました。


エズラ記
10:1 エズラが神の宮の前でひれ伏し、涙ながらに祈って告白しているとき、
イスラエルのうちから男や女や子どもの大集団が彼のところに集まって来て、民は激しく涙を流して泣いた。
10:2 そのとき、エラムの子孫のひとりエヒエルの子シェカヌヤが、エズラに答えて言った。
「私たちは、私たちの神に対して不信の罪を犯し、この地の民である外国の女をめとりました。
しかし、このことについては、イスラエルに、今なお望みがあります。
10:3 今、私たちは、私たちの神に契約を結び、
主の勧告と、私たちの神の命令を恐れる人々の勧告に従って、これらの妻たちと、
その子どもたちをみな、追い出しましょう。律法に従ってこれを行いましょう。
10:4 立ち上がってください。このことはあなたの肩にかかっています。
私たちはあなたに協力します。勇気を出して、実行してください。」
10:5 そこで、エズラは立ち上がり、祭司や、レビ人や、全イスラエルのつかさたちに、
この提案を実行するように誓わせたので、彼らは誓った。
10:6 エズラは神の宮の前を去って、エルヤシブの子ヨハナンの部屋に行き、
パンも食べず、水も飲まずにそこで夜を過ごした。
捕囚から帰って来た人々の不信の罪を嘆き悲しんでいたからである。
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第8章・「私に断食をせよとおっしゃるのですか」 06 本来の断食を回復する

2023-07-29 04:00:00 | 「カミング・リバイバル」 ビル・ブライト著
イエスにとって、断食とは、信者たちがいつするのかの問題で、

するかどうかの問題ではなかった。主はこのように言われた。


マタイによる福音書
6:2 だから、施しをするときには、人にほめられたくて会堂や通りで施しをする偽善者たちのように、

自分の前でラッパを吹いてはいけません。まことに、あなたがたに告げます。

彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。

6:5 また、祈るときには、偽善者たちのようであってはいけません。

彼らは、人に見られたくて会堂や通りの四つ角に立って祈るのが好きだからです。

まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。

6:6 あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋に入りなさい。

そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。

そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。

6:18 それは、断食していることが、人には見られないで、隠れた所におられるあなたの父に見られるためです。

そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が報いてくださいます。


主はまたこのように言われた。


マタイによる福音書
9:14 するとまた、ヨハネの弟子たちが、イエスのところに来てこう言った。

「私たちとパリサイ人は断食するのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか。」

9:15 イエスは彼らに言われた。「花婿につき添う友だちは、花婿がいっしょにいる間は、

どうして悲しんだりできましょう。しかし、花婿が取り去られる時が来ます。そのときには断食します。

9:16 だれも、真新しい布切れで古い着物の継ぎをするようなことはしません。

そんな継ぎ切れは着物を引き破って、破れがもっとひどくなるからです。


ここでいう「花婿」とはイエスである。

婚礼の客とはイエスの弟子たち、すなわちすべてのクリスチャンを指している。

また、「取り去られる時」とはイエスの十字架の死と復活、昇天を指している。

イエスの言っておられたのは、断食とは、私たちが御国のざわを行うにあたっての、

クリスチャン生活の訓練の一つであるということである。


「断食を拒否したり、嫌悪したりすることは、キリストの意図されたことではなかった」


とマルティン・ルターは書いた。またルターは言った。


「本来の断食を回復するということであった」


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真のリバイバルとは何か 26 リバイバルはどのような人にもたらせるのか 09 再創造の神 

2023-07-28 04:00:00 | 正しい霊的復興
リバイバルは目的を持って神が起こされることですしかも完全という言葉でそれは臨むのです。


マタイによる福音書

5:48 だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」


また大リバイバルを巻き起こし、大ローマ帝国をひっくり返した使徒、パウロは


コロサイ人への手紙
1:28 このキリストを、わたしたちは宣べ伝えており、

すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるように、

知恵を尽くしてすべての人を諭し、教えています。


個人的に霊的復興(リバイバル)をもたらす神を信じていくことが必要です。

リバイブという言葉には、蘇生させるという意味があり、神の偉大な働きは、


1・創造

2・再創造

3・蘇生



の3つの領域にまたがるのです。

神が創造のみわざをされた時、最初の人間がこの世にもたらせました。

そして再創造のみわざをなさったときに、新しい人がもたらせました。

しかし、信仰の後退が起こると、神は人を蘇生させ、

人に再び生気を与えるために、リバイバルを送られます。

私たちは、このような働きをされるリバイバルの神を本気で信じているのでしょうか。


第二コリント人への手紙
5:17 だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。

古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。


ヘブル人への手紙
1:2 この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。

神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。

11:3 信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉によって創造され、

従って見えるものは、目に見えているものからできたのではないことが分かるのです。


第一ペテロの手紙
1:20 キリストは、天地創造の前からあらかじめ知られていましたが、

この終わりの時代に、あなたがたのために現れてくださいました。


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バイブル・ファスティング 06 私を変えた聖ヒルデガルト 

2023-07-27 04:00:00 | 聖書の断食
前回、最後に「日本教に支配されない断食とは、

キリスト教の中にある断食を明確に伝えることしかない」と書きましたが、

果たしてどのように展開していくのか述べます。

そもそも日本の断食は全く、キリスト教とは真逆のヨガ=ヒンズー教に支配されていますので、

キリスト教を前面に打ち出す断食道場は振り向きもされず、来会者も少ないといえましょう。

また日本のキリスト教会の断食施設でさえ、

日本教の支配下にあれば、聖書の正しい断食が、日本には存在しないということになります。

私は1993年から断食に目覚めてから、これまで30年間も関わってきました。

そして1995年からは、断食祈祷院を開設しました。

2017年からは高島市で「古民家ファスティング藤樹の宿」で

超少食ファスティングを運営して来ました。

ただ残念ながら、2005年から2022年末までの断食施設の運営では、

キリスト教のバイブル・ファスティングを前面に打ち出しませんでした。

特に最も後悔しているのが、2005年です。

その時は、断食祈祷院の入り口に赤い十字架を掲げていたら、

来会された方で「気持ちが悪い」という方が続出したのです。

よく聞くと日本人の多くが、赤い十字架は日赤のシンボルのように考えていたようで、

この「気持ちが悪い」という言葉に押されて、赤い十字架を外したのは、痛恨の極みでした。

その「気持ちが悪い」という言葉は、まさに日本教そのものの声だったからです。

あれから約20年になりますが、どのように日本教から脱した断食施設にすべきかを考えていました。

その時に出会ったのが、聖ヒルデガルトでした。

この本は私の断食への取り組みを一変させたのです。

その時は、コロナ禍が始まった2020年でした。

聖ヒルデガルトの本に書かれていることはすべてアーメンだったのです。

何とようやく1993年に断食に出会ってから、本物の断食思想、断食手引書に出会ったのです。

その感動は、私の断食への取り組みに大変革をもたらしました。

そしてコロナ禍を機に藤樹の宿の働きを中止し、出直すという決断をしたのです。

40年間、FPの友人である顧問税理士のM先生に相談しました。

すると「それはいいけれども運営会社に負債があるぞ」と指摘されました。

確かに金融機関への借り入れはではないけれども、

自動車2台とコピー機のリースは法人の負債であり、

「3年でリース期間は満了となるので、持ちこたえることはできるか」

と言うM先生からの指摘だったのです。

3年は長いようで短い期間ですが、リース返済まで3年、何とか頑張ることを決断しました。

そして3年目となった2023年1月、藤樹の宿の働きの撤退の時が来たと判断し、

妻の生まれ故郷、福井市に移住することにしたのです。

先般も大河ドラマ「どうする家康」を見ていても家康にもその時があったことが

第26回「ぶらり富士遊覧」で描かれていました。

しかし、すべてに時がある、それは聖書の言葉にも何度も出てきますので、

ようやく引っ越しも一段落し、高島市の物件も処分ができて落ち着きました7月にこうして、

バイブル・ファスティングの7回目の原稿を書くことができています。

これからそのバイブル・ファスティングに向けてどう踏み出すのかです。

結論は実にシンプルで、聖書のみ言葉の突入を待つのみに尽きます。

それまで体力も気力も失せないように心がけていきます。

人生100年時代と言われる昨今、まだ73歳なのですから・・・・。

さて、次回から、また聖書に出て来る「断食」のキーワードを深堀していきます。


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