太った中年

日本男児たるもの

丹古母鬼馬二

2010-01-05 | weblog

Commute

 

丹古母鬼馬二

丹古母 鬼馬二(たんこぼ きばじ、1950年1月4日 - )は、広島県三原市出身の日本の俳優。本名は神田 満(かんだ みつる)。現代制作舎所属。身長165cm、体重97kg。現在は練馬区に在住。

人物・経歴

広島県立三原高校中退。

かつては八名信夫主宰で有名な、悪役俳優集団「悪役商会」の中核メンバーとして活躍した。

強烈な個性を放ち現在もドラマ・映画の他、バラエティー番組『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』や石ノ森章太郎作品にも多数出演している。

逸話

日本一迫力のある芸名を持つ男と言われる。名前の由来は上京して最初に入った劇団・シアター夜行館の座長・笹原茂朱が「俺の芸名、骸馬二(がい・うまじ)をやる」と言われ「馬二だけもらいます」と言い、昔すごい犬歯が生え「鬼」と言われていたことから頭に「鬼」を付けた。名字の「丹古母」は、その劇団が芝居をやった新宿3丁目の喫茶店の名前が「コボタン」だったので、引っくり返して付けた。最初はカタカナだったが、その後適当に漢字を当てた(「丹」の字は近くに伊勢丹があったから)。1回覚えてもらうと、まず忘れないので得もあるが損も多いと言う。まず、どこで切っていいか分からない。かつて岩井半四郎が「キミキミ、君の名前は何だっけな」と言うから「タンコボ・キバジです」と答えたら、「あ、じゃあ2番目の娘が正解だったな」と人の名前をクイズにしていたらしい。ハナ肇は「そんなに長い名前だと損するぞ。タンコでいい。タンコにしなさい」とよく言われ「本名だ」と嘘をつくと「そうだよなあ。こんな変わった芸名ないよな」など言われたとのこと。

関西のローカル放送番組『突然ガバチョ!』にゲスト主演した時、司会者の笑福亭鶴瓶らに「喧嘩(けんか)は好きですか?」と聞かれると「好きです」と応えたが次に「喧嘩した事はありますか?」と聞かれ「ありません」と応えた。風貌とは裏腹に温厚な性格と言われている。

お笑いマンガ道場にゲスト出演したとき、アクシデントで頭を打ってしまい、レギュラーの車だん吉に「タンコブ・キバジ」になってしまいました、といじられた。

どうだ奥さん、日本最強の芸名でエントリーしてみた。うーん、ハズしたかな。

 

以下、手癖の悪い人が官僚のマスコミ操縦術について語った。

記者や学者の操縦は簡単 財務省に蓄積されたノウハウ

 

財務官僚が日本を動かしている――それは都市伝説なのか。彼らの前には、予算チェックを担う政治家もいれば、「権力を監視する」マスコミや「ご意見番」審議会の存在もある。財務官僚たちは、彼らとどう向き合い、どう「操縦」しているのか。元財務官僚で安倍政権の内閣参事官も務めた、政策工房会長、高橋洋一さん(54)に聞いた。

 

マスコミは「紙」食ってるヤギに等しい
 
「操縦術ノウハウが詰まった」霞ヶ関の財務省。

――マスコミ関係者と接していた経験から、彼らをどう見ていますか。

高橋

審議会に入り手なずけられる「ポチ」もいますね。「マスゴミ」なんて言葉もありますが、「紙」を食ってるヤギのような存在です。彼らは記事を書くために、すぐ役人に「紙」「ブツ」を求めます。概要や要点を書いた資料のことですね。すると彼らはそれをそのまま記事にします。それがないと不安で記事が書けないようです。バックグラウンドを理解しようとしません。出発点になっている法律を読み込む力もないし、そもそも読んでない。「紙」には、役人は自分たちに都合のいいことしか触れません。

例えば、エコポイントはいい制度だ、という声を聞きます。確かにいい部分を含んでいます。しかし、役人たちがその影でいくつ天下り団体を作ったことか。新制度、法律を作るとそこにくっついている話なのにマスコミは気付かない。役人にしてみれば、ちゃんと法律にも予算書にも最初から書いてますよ、それを国民の代表たる国会議員が通しましたよね、マスコミもなんら問題視してませんでしたよね、それを後になってから天下り団体がけしからんと言われても困るんですよね~といった思いでしょう。

――法律や予算書が読める「怖い記者」はいましたか。

高橋

いなかったですね。プロじゃないと読めません。政治家も学者も読めてませんから。シンクタンクに取材する記者もいますが、シンクタンクの担当者が誰から情報を得るかと言えば役人です。役人に聞かないと彼らも理解できない。手前みそですが、私が立ち上げた「政策工房」は、予算や法律が解る人間が法案作りなどの手助けができないか、という思いから生まれました。

ファーストクラス乗せて学者籠絡

――審議会などの存在も、役人の筋書きを権威付けるために利用されているだけだ、という指摘もあります。

高橋

その通りです。まず人選。学者については著書を読めばどういう立場かすぐ分かるので、例えば賛成派9割、反対派1割という具合にまとめます。反対派を増やさざるを得ない状況もありますが、やり方はあります。反対派の人の都合の悪い日に会合を設定する、などはよく使う手です。タイムスケジュールも結論も最初から決まっています。「5月の連休明けに結論を出すから逆算して……」と段取りをつけます。

誰が何を言いそうかは、データベース化しています。私も少し関わっていましたが。色分けが済んでいて、誰を選べばいいか、誰を避けるべきか瞬時に分かります。審議会のメンバーになると、海外出張の予算が付きやすいなどの「特典」もあります。で、その際財務省の役人も「おもてなし」のため付いていきます。私もやったことがありますが、外務省に任せるなんてとんでもない、財務省が入管から完全に自前でアテンドをやります。入管は待たずにすっと通れます。

担当の役人が直接話をつける訳ではないのですが、航空会社への出資・融資関係にちょちょいと声をかければ、簡単にファーストクラスなどのアップグレードチケットが入手できます。当日になって学者に「何故だか知りませんがファーストクラスに変わってました」などと言って勧めれば、大喜び、大感激で乗っていきます。まあ、感激しそうなタイプの学者を選んでる、というのもありますが。これを重ねると役所に好意的になっていきますね。

――スキャンダルをマスコミに流す、ということはあるのですか。

高橋

私は流したことはありませんが、そういうケースはあります。私が内閣参事官をしていた安倍政権のとき、政府税調の会長だった本間正明教授が(2006年末に)スキャンダルで辞任したことがありました。これは伏線がありまして、当初、財務省から上がってきた会長案は石弘光さんでした。しかし、方針の違いなどから塩崎官房長官が「官邸主導でやる」と財務省案を差し替えました。すると、ほどなくスキャンダルを流された。情報を全部持っていたのは財務省。ああいうタイミングで「愛人」――これは不正確なマスコミ表現でしたが――と官舎問題を一緒にしてスキャンダルとしてやられたと見ざるを得ません。

――国会議員との関係は。

高橋

徹底的に足を運んで折伏します。土下座する人もいますし、私なんかはあっさりやっていました。勉強している真面目な政治家は意外といるのですが、こちらが「要路」、手順を間違えなければ折伏できます。情報を流す順番とかタイミング、そのノウハウが、財務省には特にしっかり蓄積・伝承されていました。

これは生々しい話。安倍政権時の政府税調会長だった本間正明教授の事例がスゴイ。そういえば埋蔵金問題で官僚批判をして退官した高橋さんの事件も不自然で嵌めらた感じだ。自ら語って欲しいぞ。