太った中年

日本男児たるもの

現代アート特集

2009-04-30 | weblog

World of art - ロイターのアート特集より転載 

 

An untitled contemporary Chinese painting by Zhang Xiaogang is displayed at Sotheby's auction house preview ahead of its Spring Sales in Hong Kong, April 2, 2009.

 

Burlesque dancer "Miss Kissy Wishes" poses for a portrait at a Baroque themed party in New York, March 28, 2009.

 

Japanese designer Kenzo Takada, known as Kenzo, poses for the media in his loft after a news conference in Paris, March 24, 2009.

 

A sculpture made from rocks is seen on the shore of the Dead Sea, November 27, 2008.

 

Saudi photographer Muneera Al Romaih (R) poses during the opening of a gallery by a group of Saudi women photographers in Amman, April 8, 2009.

 

Chinese artist Yue Minjun walks near one of his installations on display at the Today Art Museum in central Beijing, March 26, 2009.

 

Visitors participate in a "bed-in" as they tour an art exhibition at the Montreal Museum of Fine Arts titled "Imagine: The Peace Ballad of John & Yoko" April 3, 2009.

 

Claudio Ramirez of Montreal lifts 6-month-old Saskia to look at the "wish tree" as they tour an art exhibition at the Montreal Museum of Fine Arts titled "Imagine: The Peace Ballad of John & Yoko" April 3, 2009.

 

A painting by Yaser Yousef is displayed as part of the exhibition of Palestinian artists at al-Shaab gallery in Damascus, March 31,2009.

 

A scale model of the Brazilian favela (slum) Nossa Senhora de Fatima is being finished by Brazilian artist Sergio Cezar in Havana, March 24, 2009.

 

A Christie's employee walks past David Hockney's "Beverly Hills Housewife" during a photocall at their gallery in central London, March 23, 2009.

 

Members of "La Compagnie Malabar", a performance group from France, walk on stilts during the first day of the International Festival of Theatre and Stage Arts in central Seville, April 14, 2009.

An artwork (R) by Cuban artist Jorge Mayet titled "Flores rojas venas negras", meaning red flowers black veins, is displayed with Spanish artist Susy Gomez's "Untitled no.262" during the Art Dubai exhibition, March 19, 2009.

 

A man looks at photographs at a Sotheby's gallery in New York, March 24, 2009.

 

Firemen touch the marble statue of Madonna after removing it from the top of an earthquake-damaged church in Paganica, near Aquila, in central Italy, April 13, 2009.

 

A Sotheby's representative walks past a contemporary Chinese painting titled "Hats Series - Armed Foces" by Yue Minjun at the auction house preview ahead of its Spring Sales in Hong Kong, April 2, 2009.

 

Swedish sculptor Kent Viberg shows off his latest project, which he calls the world's smallest art gallery, squeezed into an old phone booth in Nymolla, April 13, 2009. Viberg got the idea from New York's 2.5 sq.ft "Wrong Gallery" and plans to set up the gallery in several towns in southern Sweden.

 

Visitors to photographer Lan Zhigui's exhibition look at his photographs on display at the China Art Museum in Beijing, March 22, 2009.

 

A visitor look at a painting by Raed al-Safadi on display as part of the exhibition of Palestinian artists at al-Shaab gallery in Damascus, March 31,2009.

 

Visitors look at paintings "Komposition VIII" (1923, L) and "Auf Weiss II" (1923) by Russian-born artist Wassily Kandinsky, the founder of abstract painting, at Centre Georges Pompidou museum in Paris, April 6, 2009. Picture taken on slow shutter speed


申請書類

2009-04-29 | weblog

さて、愛の食卓に透明のテーブルクロスが掛っていたりするワケだが

ここでフィリピン人妻が日本へ在留するための申請書類を書いたのだ。

オソロシイほどの書類だ、見ただけでメマイがする。特にフィリピン人妻は偽装結婚問題あって在留審査は幕末の出島、長崎奉行所のようにキビシイ。でも、仕方ない。で、在留資格認定証明書が交付されると次がビザの申請。ビザが下りてやっと来日となる運びだ。なんだかんだで2か月位日数が掛る。結婚届も出生届も自分でヤッたけど妻の来日だけは業者に依頼した。申請のためその都度渡航することを考えると費用は業者のほうが安いから。まあ、これでひと段落、疲れたので久しぶりに酸素カプセルに入ったぞ、と。

 

グーグルマップを利用した新型ウイルス感染図 最新版ですぜ

豚インフルエンザに関するQ&A(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース

■質問:豚・鳥・ヒトのインフルエンザウイルスが混ざった豚インフルエンザウイルスがどうして生まれるのか?

■回答:ウイルスの進化に、豚が環境として適しているから。

なるほどね。

 

A quarantine official is reflected on a monitor as he checks the temperatures of arriving passengers on a thermographic imaging device placed at Narita international airport, east of Tokyo April 27, 2009. The airport quarantine has strengthened its monitoring activities in the wake of a swine flu outbreak in Mexico, a quarantine official said.

REUTERS/Yuriko Nakao

成田空港の検疫ゲート。ふーん、こんな風にモニターチェックしているのだ。

進化する感染症はキリスト西洋文明史と軌を一にして象徴的に語られる。80年代のエイズは男色、同性愛、肛門性交、麻薬、売春等の堕落論、世紀末もあって終末論とともに隆盛して全世界の問題になった。今回の豚インフルはどんなものか、エイズほどのパワーはないだろうな。いいとこ世界不況のツマ。


神は死んだ

2009-04-28 | weblog

コンビニへ切手を買いに行った。そのとき、S&Bキーマカレーのレトルトを発見。値段がなんと¥105、これには驚いた。ついつい誘惑に負けて買ってしまった。¥105がどんなものか試したくなった。

おお、禁断のキーマカレー。

うーん、¥105なら上出来かな、でも自炊健康食として堕落するから控えなければならない。

おお、朝メシだ

3分づき玄米、味噌汁、生タラコ、シラス、だし巻き卵、きぬさやのおひたし、冷奴。

最近はこんな感じで朝メシの品目を増やした。ただ、前述レトルト食品をご飯に掛けた晩メシも食べる。面倒というより、なんかこうチマチマ食べるよりも勢いよく食べたい欲望があるからだ。

それから「極東ブログ」をやっているfinalventさんのはてな日記。

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/

その日にダラダラと書き連ねる日記スタイルが面白い。最近ちょっとマネしている。

で、本題。物議を醸している池田信夫blogの「若者の希望」問題。

メシアニズムなきメシア的なもの

「希望」の話はまだまだ続き、今度は平岡公彦氏からむずかしいTBが来た。この問題がデリダやニーチェとつながるのは自然なので、少し立ち入って考えてみよう

-中略-

かつてのマルクス主義に代わる現代のメシア的な希望は、たぶん起業だろう。ホリエモンや村上ファンドに「反体制」のにおいがあったのは偶然ではない。しかし彼らは国家権力によって圧殺されてしまい、物語のまったき不在が全面的ニヒリズムを生み出した。無目的に巨額の税金をばらまく自民党は、ある意味では日本的ニヒリズムの極北といえよう。

-以下略-

デリダとホリエモン、ニーチェと自民党を同居して語るセンスの良さはアッパレだ。面白かった。

そんなワケでスクポリのジャック・デリダ。浅田彰もビビッた30年前の曲。皆さん、年取ったよ。

Scritti Politti - Jacques Derrida

 

新型インフル発生と認定、厚労相が声明発表(読売新聞) - goo ニュース

人は死んだ

人類の歴史とは感染症=ウィルスとの戦いの歴史でもあるのだ。


中国株式会社

2009-04-27 | weblog

晩メシは中華丼、味噌汁、しらす入り厚焼卵、野沢菜、麦茶。

久しぶりにグリコの中華丼を食ったんで中国の話題

 

似ているようで全く違う日本と中国

「中国株式会社」と「日本株式会社」

両者は似ているように見えて、実は全く異なるシステムだ。まずは、類似点から検証しよう。

一見よく似た日本と中国の官僚制度

(1)共通点

一見両者はよく似ている。いずれも自由市場経済システムの枠内で社会主義実現を目指すものだからだ。国家主導の管理経済の下で、官僚組織(中央官僚・共産党官僚)が圧倒的権限を持ち、結果的に現政権の維持に大きく寄与したという点でも、両者に大きな違いはない。

それでも、細部は微妙に異なる。もう少し詳しく説明しよう。

「日本株式会社」の原点は戦前の「新官僚」「革新官僚」が描いた理想社会だ。一種の社会主義的平等思想である。その理念は現在も心ある官僚たちに一部なりとも脈々と受け継がれているはずだ。この点については野口悠紀雄氏の名著『1940年体制』に詳しいので、是非一読をお勧めする。

わが国で過去10年以上続いている行政改革をめぐる政官間の攻防は、この「日本株式会社」の弱体化・崩壊の過程であったとも言えよう。

「中国株式会社」はむしろ逆だ。奇妙に聞こえるかもしれないが、「日本株式会社」が社会主義的平等を目指して作られたシステムだったとすれば、「中国株式会社」はその理想実現を放棄して出来上がったシステムである。

毛沢東率いる中国共産党は革命後30年間、現実離れした社会主義化を推進し、ことごとく失敗してきた。その反動からか、1978年から資本主義を通じた社会主義実現(「改革開放」)が始まり、1998年にはその社会主義すら事実上放棄(「三つの代表」思想)された。

21世紀に入り、今や共産党はその独裁体制の維持にしか関心がないかのようだ。誤解を恐れずに言えば、「中国株式会社」とはこうした共産党「生き残り」のための究極の手段であると思っている。

中国では政治家が官僚に依存することはほとんどない

(2)相違点:日本の場合

それでは両者は本質的にどこが違うのか。「日本株式会社」から説明しよう。

主要構成員は政界、財界、官界である。「政財官」間には微妙な競争・相互依存関係があった。官僚は法令により企業を指導・監督し、企業は政治家に金と票を出し、政治家は立法権と幹部人事で官僚に対抗する。

そこには中国共産党のような独裁的政治指導組織は存在しない。政治と一線を画す官僚組織(各省庁)の権限は強大で、今でも政治家が官僚組織に依存するケースは少なくない。

さらに、「政財官」それぞれの内部にも熾烈な競争がある。狭い世界では誰もが旧知の間柄。仲間内だけの厳しい競争の中で、プレーヤーは所属する組織の既得権を死守すべく狂奔する。これが昔の永田町、大手町、霞が関間のゲームのルールだった。結果的に、彼らは「族議員、談合、天下り」という麗しき三位一体関係に収斂していく。

このような「日本株式会社」は「中央政府なき官僚制連邦国家」にも似ている。連邦内には、各中央官庁を頂点に関連大企業・中小企業が連なる産業別小国家群(例:大蔵省と金融機関、郵政省と電気通信事業者、等々)が並立する。それぞれが一定の自治的権限を持つミニ国家の緩やかな連合体というわけだ。

これらの小国家群は各省庁設置法と関係業法により厳格に棲み分けがなされ、各領域が生き残れるようあらかじめ設計されていた。いったん縄張りが確定すれば、たとえ首相官邸の主が不在でも、オートパイロットが可能なシステムである。むろん、このようなシステムを維持するためには、組織に属する構成員個人の献身的な犠牲が必要であった。

中国の政治家は官僚に頼らず人材を一本釣り

(3)相違点:中国の場合

こんなシステムは中国では恐らく機能しないだろう。組織のために自己を犠牲にするなんて、およそ中国人らしくない。「中国株式会社」は、日本のような行政組織の連合体というより、中国共産党の政治家・党官僚を中核とする、はるかに一元的な統治システムである。

むろん、「上に政策あれば、下に対策あり」と言われる中国で、中央は末端を完全にコントロールできていない。それでも、政治がすべてに優先する中国では「政財官」が未分化であり、日本におけるようなチェック&バランス機能は十分働いていないと思われる。

官僚組織を例に説明しよう。

中国では、共産党一元支配の下、党の政治指導部がすべてに君臨する。だから、党員でない官僚など単なる政治の道具でしかない。個々の国家行政組織の権限も限定的だ。有力な政治指導者は官僚組織などに頼らず、必要なら学者等官僚以外のブレーンを個人的に一本釣りで使う。

有力企業の多くは今も実質的な国営企業であり、現時点では純粋の民間企業はあまり育っていない。そもそも日本の官庁のような自治的権限を持つ組織は共産党以外に存在せず、共産党員または党にコネのある経営者でもないと本当の商売繁盛は難しいようだ。

「各地域間の競争は存在する、それがチェック&バランスになっている」とのご指摘もあろう。だが、こうした競争もトップを目指す共産党幹部同士の権力闘争であることが少なくない。現在、共産党員は全国で7000万人以上もいる。同じ共産党員でも経歴がちょっと違えば、赤の他人も同然なのだ。

共産党独裁下でも適材適所とメリトクラシー(能力主義社会)を通じて善政を実現することは可能である。他方、一度共産党内に不正が蔓延すれば、これをチェックすることは非常に難しくなる。これこそが現在中国で腐敗汚職の噂が絶えない最大の理由である。

このように中国では実質的権限は「組織」ではなく個々の「政治家」に宿る傾向があり、その権限も特定の政治家の失脚とともに消滅すると考えた方が実態に近いだろう。

武装する「中国株式会社」

もう1つ、「中国株式会社」が「日本株式会社」と決定的に異なる点がある。それは「中国株式会社」が強力な軍隊と諜報機関で「武装」していることだ。昔に比べれば地に落ちた感もあるが、今も人民解放軍は強大である。経済活動全体の中で軍の活動が占める比重は日本の自衛隊とは比べものにならないほど大きい。

また、各種諜報機関も世界中から軍事・民生用を問わずあらゆる機密情報、最先端技術を組織的に収集している。中国経済の発展が諜報・軍備の拡大を支え、強大な情報収集力と軍事力が国際政治上の発言力を強め、それが経済発展をますます促進するという大規模な「好循環」は既に始まっているのだ。

この点については、いずれ詳しく取り上げることとして、次回は「中国株式会社」の政治的意味について考えたい。

台湾、チベット、抗日から逃れられない中国

「政経一体」とはどういうことか、というご質問を頂いた。実際に、エコノミストと政治学者では「中国株式会社」の捉え方がまるで違う。今回は双方の視点を比較しながら、政経一体の意味を考えてみたい。

計画経済から産業政策へ

エコノミストは「産業政策」の分析から始める。例えば、こんな感じだ。

第1期:1978年以前(計画経済万能の時代)

改革開放前の中国は計画経済であり、旧ソ連を模して1952年に設立された国家計画委員会が圧倒的な権限を有していた。当時の中国は建国、大躍進、文革といった政治的激動期にあり、市場経済を前提とする「産業政策」の概念はなかった。

第2期:1978年から1998年まで(産業政策が生まれた時代)

改革開放政策に伴い、国家計画委員会は、従来の「計画経済」に加え、次第に「産業政策」に関する権限も併せ持つようになる。但し、中国経済に占める国有企業の比重は圧倒的であり、真の「産業政策」が生まれるのは1990年年代中頃からだと言われる。

第3期:1998年から2002年まで(産業政策が一時後退した時代)

国内市場経済の発展に伴い、「計画経済」はもはや時代遅れとされ、「市場原理」が「産業政策」よりも重視されるようになる。国家の市場関与は最小限にすべしとの「小さな政府」論に基づき1998年に国務院機構改革が断行される。

その結果、国家計画委員会は国家発展計画委員会と名称を変え、「産業政策」に関する権限を失う。同権限は国家経済貿易委員会と対外貿易経済合作部に移管される。

しかし、改革にもかかわらず、国内ではデフレが進行し、1997年のアジア通貨危機もあって、中国経済は深刻な停滞期を迎えてしまう。

第4期:2003年から現在まで(産業政策が復活した時代)

こうした反省もあってか、2003年の国務院機構改革では、国家経済貿易委員会が3分割され、国家発展計画委員会は1998年に失った「産業政策」権限を取り戻す。さらに、同委員会は新たに「国家発展改革委員会(発改委)」として再出発する。

これにより、発改委はマクロ経済コントロール、社会発展戦略、中長期的指針等の政策研究、立案、策定、推進だけでなく、国務院各部門に対する総合調整、内外経済情勢の予測、石油製品や電力、水道料金などの価格決定、経済体制改革の指導に責任を担う中国国務院のスーパー官庁となっていった。

政治学者にはどうもぴんとこない。この発改委こそが「中国株式会社」の司令塔なのだという結論は分かるとしても、このような経済政策史的アプローチだけでは「中国株式会社」の政治的意味がちっとも見えてこないからだ。

政治の専門家は、「中国株式会社」の本質を、産業政策よりもはるかに政治的なものと見る。経済的価値だけではなく、政治的価値の所在にも焦点を当てて見る必要があると考えるのだ。例えば、こんな具合に。

統治の正統性

現在の中華人民共和国の最大の政治問題は共産党による「統治の正統性」が揺らぎつつあることだ。毛沢東、周恩来、トウ小平といった革命第1、第2世代の指導者にはカリスマがあった。

彼らの存在自体が中国共産党の正統性を具現していた。しかし、文化大革命の混乱から立ち直った中国社会は1980年代に入り、大きく変化し始める。

1978年末に始まった改革開放政策の中身は、(1)人民に対し政治的自由は与えないが、(2)経済的自由は与える、(3)だから共産党を支持すべし、という3点に尽きる。

この政策により中国経済は飛躍的な発展を始める。ところが、80年代末にゴルバチョフの政治改革によりソ連・東欧の社会主義体制が相次いで崩壊し始めた。当然中国でも学生を中心に政治改革を求める声が高まる。改革開放時代になって初めての「統治の正統性」に対する挑戦であった。

カリスマのない第3世代

トウ小平は国民に政治的自由を認めるソ連型の政治改革が共産党統治の終焉を意味することを正確に理解していた。だから、1989年の天安門事件に際し躊躇なく人民解放軍を出動させたのである。かくして中国共産党は政治改革を拒否し、曲がりなりにも「生き延びる」ことができた。

あの事件から20年の歳月が流れた。共産党は何事もなかったかのように今も君臨している。しかし、この間に中国社会は大きく変質した。文革直後「10億総貧乏」だった中国で、今や「13億人の大富豪から大貧民まで」格差が拡大した社会が出現したのである。彼らの多様化した政治的、経済的、社会的利益を「誰が代表するのか」が静かに問われ始めた。

残念ながら、天安門事件後に統治を引き継いだ革命第3世代には毛沢東、周恩来のようなカリスマはない。こうして共産党指導部は統治の正統性を維持するために民族主義、愛国主義に益々依存するようになる。

青少年に対する愛国教育が強化されたのも、全国に続々と抗日戦争記念施設が建設されたのも、「3つの代表」理論が大々的に唱えられたのも、全て1990年代以降のことだ。

正統性は3本柱

中国共産党の統治の正統性は3つの柱からなる。(1)第1は「中国の統一」であり、その延長上には「台湾問題」「チベット問題」等がある。むろん、その背後にあるのは米国である。(2)第2は「抗日愛国戦争勝利」であり、その最たるものが対日「歴史問題」だ。(3)第3は改革開放政策による「経済発展・生活向上」である。

問題は第3の柱だけでは第1、第2の柱を代替できないことだ。中国人の諸利益が多様化したのなら本来は「政治改革・民主化」という第4の柱が必要なのだが、そのような選択肢がないことは天安門事件の際に決着済みである。

従って、中国共産党が新たな統治の正統性を見出さない限り、第1、第2の柱は今後とも半永久的に存続する可能性が高いと思われる。

さらに重要なことは、最近都市と農村、沿岸と内陸などの経済格差が許容範囲をはるかに超えて拡大し、第3の柱の正統性そのものが揺らぎ始めていることだ。しかも今は昔のような強権は使えない。

政治学者は、このような状況の下だからこそ「中国株式会社」が生まれたと考える。

産業政策の有無など結果でしかない。政治的に見れば、「中国株式会社」とは、共産党独裁への不満を封じ込めながら、少しでも安定した経済発展を続けることにより、共産党の「統治の正統性」をつなぎ留めるための「最後の切り札」なのである。

どちらが正しいのだろうと今悩む必要はない。恐らく真理は中間にあるからだ。

大事なことは常に、政治を考える時は経済を、経済を考える時は政治を、それぞれ念頭に置くことである。そうしない限り、政経一体という「中国株式会社」の本質はいつまで経っても見えてこない。

宮家 邦彦 Kunihiko Miyake

1953年、神奈川県生まれ。東大法卒。在学中に中国語を学び、77年台湾師範大学語学留学。78年外務省入省。日米安全保障条約課長、中東アフリカ局参事官などを経て2005年退官。在北京大使館公使時代に広報文化を約三年半担当。現在、立命館大学客員教授、AOI外交政策研究所代表。

(以上、JBpressより転載)

■上記コラムは官僚出身らしくコワイほど長ったらしくて面白くない。但し、「中国株式会社」の諜報機関が暗躍している指摘は重要だ。故橋本龍太郎は中国女工作員のハニートラップに引っ掛かってODA予算26億円を上乗せ拠出してしまった。高いマムコ代だよ。日本はスパイ防止法のないスパイ天国。その辺から国民の意識改革をしないと未来永劫中国にヤラれっ放しということになる、警鐘したいね。

それから故橋本龍太郎の死因についてベンジャミン・フルフォードは

橋本龍太郎元総理は米国に毒殺された?

相変わらずの陰謀論を展開しているが、毒殺に値する権力などもうなかっただろう。

 

中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念

中国はコピー天国っていうかパクリ王国、産業の中心がパクリ。ドロボウ国家だよ。


従軍弁当

2009-04-26 | weblog

自宅近所にある無添加自然食惣菜店の弁当。ときどき買って食べる。品目が多いから作る手間を考えるとたまにはいいものだ。ただし、食べるとやはりメシは自炊のほうがいいと感じるから不思議。

春キャベツとベーコンを粒状コンソメと少量の水で蒸し煮したもの、スープにするより断然旨い。実は買った弁当に手作りサイドディッシュが1品あると食事も充実することを発見したのだ。

で、ちょっと気になったエッセイ

田母神問題で思う、世界で通用しない保守派の内弁慶

自衛隊元空幕長・田母神氏の書いた文章が世の中を騒がせていたが、今回この文章について初めて書いてみたい。しかし、その主張の内容の是非、及び文民統制の問題は取り上げない。それらは、既に様々な識者が論じ尽くしているからではあるが、それ以上に、そもそも論じる価値がないからだ。

田母神氏の文章には、彼の主張の根拠・理由となる参考資料・文献が一切明示されていない。つまり、田母神氏の主張は単なる思い付きだということだ。少なくとも、学問の世界ではそう看做される。たとえ、田母神氏が長年に渡って歴史を深く学んでいたとしても、それが文章上に示されていなければ意味がない。田母神氏が私のゼミの学生で、この文章をレポートとして提出してきたら、私の採点は「不可」である。この文章は、大学の「レポート」にすらならない、ただの「作文」なのだ。

私はこの連載など、参考資料・文献を明示しない評論として書いた文章を「論文」とは呼ばない。それは研究者としての最低限の矜持である。田母神氏の文章を「論文」と呼ぶのは、我々研究者に対して失礼である。

保守派の「歴史認識」は世界の非常識となっている現実

しかし、「田母神作文」は論じる価値がないが、田母神氏の傲慢な態度は少々気になる。それは典型的な「声高な主張をする保守派」の態度だからだ。私は英国に住んでいた頃、保守派の主張の是非はともかく、その態度に違和感があった。なぜなら、今回の作文のような「歴史認識問題」について、保守派の「声高な主張」と、欧米での認識が全く異なっていたからだ。

「従軍慰安婦問題」を具体例として挙げる。「従軍慰安婦の徴用に官憲による誘拐といった強制性はなかった」「従軍慰安婦のほとんどは日本人の売春婦で植民地出身者は少数でなかった」「従軍慰安婦が性奴隷であると主張しているのは中国・韓国の学者だけで、強制性がなかったのは世界の学者の常識」。これが保守派の主張である。

ところが、私が読んだ海外メディアではこんな風に報道されていた。「歴史学者達は、1930年から40年代にかけて朝鮮半島と中国出身者が大部分の約20万人の女性がアジア全域の日本軍の売春宿において奉仕させられたと指摘している。多くの女性達は、自分たちが日本の部隊に誘拐されて性的奴隷になることを強制されたと証言している」(ワシントン・ポスト)「歴史学者たちは、大部分が朝鮮半島と中国出身の少なくとも20万人の女性が第二次世界大戦中に日本軍の売春宿で強制的に奉仕をさせられたと考えている」(BBCウェブサイト)「歴史学者たちは、大多数の中国や朝鮮半島からの20万人の女性が2000箇所の慰安所で強制的に働かされたことを信じている」(ガーディアン)。

つまり、世界の学者は「従軍慰安婦は性奴隷」と結論付けているというのであり、これは、保守派の主張と真逆なのだ。

海外の批判から逃げる保守派の怠慢

私が問題視しているのは、保守派の主張そのものではない。正しい部分もあるとは考えている。政治学の研究者として、自分の研究の範囲内で日本人や日本社会の性質を考えてみても、軍に一部の暴走があったとしても、大規模で組織的な誘拐というのは考え難い部分があるからだ。しかし、深刻な問題となっているのは、そのような保守派の主張の是非以前のところにあるのだ。

私は、保守派が日本国内で「声高な主張」を繰り広げる一方で、彼らの主張を外国に対してぶつけてみるという努力を全くやってこなかったことが問題であると考える。例えば、一昨年の米議会での従軍慰安婦問題に対する謝罪決議の際、提案者のマイケル・ホンダ議員に対して日本の国会議員は誰も会いにいかなかった。ホンダ議員本人はともかくとして、せめて決議案を出している民主党に接触すればいいのに、自民党幹部が会いに行ったのは元々仲のいい共和党議員だった。また、平沼赳夫氏らがワシントン・ポストに従軍慰安婦問題に対する保守派の主張を伝える広告を出したが、むしろホンダ議員の地元に近いロサンゼルス・タイムスに広告を出すべきだった。

つまり、保守派はこれまで外国の雑誌や新聞に論文を掲載することや、外国の政治家やマスコミを説得するなど、日本の理解者を増やす努力を怠っていたのだ。いや、それだけではなく、保守派は海外の批判から目を背けて逃げ回ってきたとさえ言える。そのツケが噴出しているのだ。

その結果、「従軍慰安婦は性奴隷であるというのが歴史学者の結論であり、世界の常識」となっている。保守派に対して「日本には一部、ヒトラーを肯定するような主張をする者がいる」などと批判する海外メディアもあるのである。それに対して、保守派が「従軍慰安婦は性奴隷ではないというのが世界の常識」という、ありもしないことを日本国内向けだけに声高に語り続けてきたことに対して、私は英国在住時代から違和感を持ってきたのだ。

「国際派保守派」の養成に取り組め

私は保守派に1つ提案がある。それは、「国際派保守派の養成」に早急に取り組むことである。要は、英語で海外に対して保守派の主張を発することができる人材を育成しないといけないということだが、重要なことは、政治家やジャーナリストレベルではダメだということだ。「田母神作文」のようなものを、政治家やジャーナリストが中途半端な知識で適当に書いてしまっても、海外では全く相手にされない。「またヒトラーを肯定するようなことを言う奴が出てきた」と言われて無視されるだけである。

だから、歴史学者のレベルで国際派保守派を要請しないといけないのだ。きちんとした資料を分析して、それを英語で論文にして発表し、世界中の歴史学者と議論して保守派の立場を理解してくれる仲間を増やしていくことができる人材を養成する必要がある。

仮に保守派の主張にも一理あるとしても、それを世界に理解してもらうには50年はかかると私は考えている。それが現実であり、日本国内にしか通用しないで「声高な主張」をしても、なんの意味もないことを保守派はそろそろ自覚すべきなのだ。

(以上、上久保誠人 ダイヤモンド・オンラインより転載)

久しぶりにアッタマの悪い人の文を読んでしまった。上久保が基本的に勘違いしているのは、歴史は歴史学者が決めるのではなくて、その時代の勝者、強者が自分に都合のいいように史実をねつ造、隠ぺいして決定するのだ。上久保は先の大戦を「アジアの侵略」とする東京裁判史観の域を出ず、そのことに何の疑問もないようだ。従軍慰安婦を例に出して性奴隷=軍の強制があったのかなかったのかという論争を「性奴隷であるというのが歴史学者、世界の常識」としているが、それは歴史学者に任せればいい。問題は -勝者のねつ造、隠ぺい- 日本軍の従軍慰安婦だけを取り上げていることだ。米軍や連合軍、或いは枢軸国のドイツだって従軍慰安婦はいたのだ。つまりは日本軍だけを取り上げてモノ申す上久保の知的欠陥で、簡単に言えばこの人はバカなのである。ホンダ議員の従軍慰安婦問題に対する謝罪議会決議にも言及しているが、この謝罪法案は人気取りだけの法的拘束力のないものだ。もし法的拘束力を持たせれば連合軍の従軍慰安婦だって性奴隷の謝罪をしなければならなくなるだろ。従って、日本軍と連合軍の従軍慰安婦を法的拘束力のある賠償決議をさせるのか、石原都知事のように鼻からホンダ議員を小馬鹿にして相手にしないのか、どちらかなのである。

上久保、バカだなオマエ。


ちんちん電車

2009-04-25 | weblog

ちんちん電車は低炭素化社会実現にマッチする交通手段である

そして長崎市内にあるちんちん電車を撮影したサイトを発見した

エコ投資するならちんちん電車だ 以下 写真を転載

豊富なカラーバリエーションに涙が出るほど感動しただろ 

夢を見ているようで素晴らしい そこで

日本路面電車同好会公式ホームページ

ここへ入会しようか迷うところだ 以下 ちんちん電車のおまけ

奥さん、当然こうしたモノもある  18禁 ちんちん電車

 

買わない海外勢と動かない個人投資家

日経平均の上値が重い。24日も9000円を前に反落した。米自動車メーカーの動向や米銀を対象にしたストレステスト(健全性審査)の結果発表を前に「安易に動けない」(国内証券関係者)というムードが広がっている。

しかし、日本株の買い手という視点から見ると、海外勢の動向が大きな要因になる。3月29日から4月11日までの2週間は買い越しだったが、その前の17週連続で売り越しが続いていた。先週は518億円の売り越しで、海外勢の売り越しが続くと「やはり相場は上がらない」(外資系証券の関係者)とみられている。

他方、足元では国内の機関投資家が「戻り売りを繰り返している」(国内証券の関係者)だけでなく、個人投資家が動いていない。「国内勢の中には、この先の景気動向を予測すると、これ以上は買えないという高値恐怖症もみえる」という声が、市場関係者から漏れる。

市場関係者の中には、1400兆円の国内金融資産の有効活用を真剣に考えるべきであるとの声が出ている。あるエコノミストは「税金を使ってそれを分配することだけでなく、民間資金がスムーズに流れるような仕組み作りで、政府がリーダーシップを発揮するべきだ」と主張している。

個人投資家が、本格的に日本株運用へかじを切る日は来るのだろうか。

(以上、ロイターブログより)

まあ、海外からの投資がなければ日経平均1万円は超えないワケで、輸出が伸びないと成長率は回復しない。ということは、ちんちん電車も国内需要だけだから投資する価値がないのかな。

 

全裸で警官に抵抗、改める意思見せず…草なぎさん逮捕は不可避(読売新聞) - goo ニュース

話題の草なぎ君、警察の逮捕に抗議が殺到しているそうだ。薬物のカザ入れは行き過ぎだと思ったが、深夜、公園で泥酔してフリチンになって奇声を上げていれば、そりゃ、タイーホですな、奥さん。

昔、TVで鶴瓶がフリチンになってもタイーホされなかったのはモノが小さかったから。つまり、草なぎ君のモノがデカくて現場にいたお巡りさんの嫉妬を買ったからタイーホされたのだ。


小松菜のおひたし

2009-04-24 | weblog

次元の違う旨さの超手抜き「おひたし」

■解決すべき課題

通常の方法で小松菜のおひたしを作ると、以下のような問題が発生します。

お湯で茹でるとき、小松菜の味、風味、栄養がお湯の中に溶け出してしまうので、風味、味、栄養が劣化してしまう。
小松菜を茹でた後、鍋、鍋の蓋、ザルなどを洗うのがめんどくさい。
スーパーで安売りされているときに小松菜をまとめ買いすると、ついつい食べきれずに時間が経ち、小松菜がしなしなになってしまう。また、まとめ買いすると、しなしなになる前に小松菜を消費しようと、毎食小松菜ばかりになって飽きてくる。
ついうっかり茹ですぎて風味が台無しになることがある。料理のセンスやテクニックのない人でも、リスクなく、安定して美味いおひたしを作れるようになってない。

■解決策

小松菜を洗って、ざく切りにして、フリーザーパックに入れて冷凍し、それを自然解凍する。

これだけで、非常に美味しいおひたしが作れます。茹でません。

ようは、冷凍庫を調理器具として使うテクニックです。

茹でずに、単に凍らせて解凍すると、風味、味、栄養が逃げずに凝縮されてて、すごくおいしくなります。

味と風味は、おひたしというより、小松菜本来の、芥子っぽいような味と風味が濃厚に残っていて、浅漬けのようでもあります。

ただし、浅漬けのようにしょっぱくない。

普通のおひたしのように食べられます。

また、このやり方だと、鍋で茹でないので、食後に鍋、鍋の蓋、ザルなどを洗う手間もありません。

食べ終わった後に、おひたしのお皿を、ざっと水道の水で流すだけで、後片付けは終わりです。

そもそも、茹でるには、ゆで時間を正確にしないと、風味が損なわれてしまいます。

その、最高の味にするような正確なゆで時間のコントロールがめんどくさいです。

この方法だと、その辺の絶妙なテクニックのないひとでも、美味しいおひたしが安定して作れます。

基本的には、スーパーで小松菜が格安で売られているときに、まとめ買いして、

片端から洗って、ざく切りにして、フリーザーパックに詰めていくといいです。

で、朝、冷凍庫からフリーザーパックを一つ取り出して、冷蔵庫に移します。

夕方仕事から帰ってくると、かなり溶けているのですが、少し凍ってる部分が残っています。

なので、冷蔵庫からそれを取り出して、テーブルの上に置いておきます。

そうすると、ちょうど食べる頃に、完全に解凍されて美味しく出来上がっています。

このやり方だと、毎回スーパーに小松菜を買い出しに行かなくても済むし、

買っておいた小松菜を使うのをついつい忘れて、しなしなになってしまうこともありません。

これの元ネタはためしてガッテンです。

しかし、自分でやってみて、ためしてガッテンでは言ってなかった、いくつか重要な点を発見しました。

まず、ためしてガッテンでは、同じことはほとんどの青菜でできる、と言っていました。

(ただし、ホウレンソウだけはエグ味が出てしまうので、うまくいかないと言っていた。)

なので、私も、同じことを、春菊や青梗菜(ちんげんさい)でも試してみました。

しかし、春菊の場合、なぜか、このやり方だと、風味が飛んでしまいます。

春菊の場合、買ってきてすぐに、さっとお湯で茹でて、ポン酢で食べた方が美味しいです。

青梗菜の場合、このやり方でもいけます。かなり美味しいです。しかし、小松菜のおひたしの方が、美味しさが際だっていると感じられました。

青梗菜の場合、解凍したものを青梗菜の中華風スープにも使えます。

ただし、青梗菜を投入するタイミングが、生の青梗菜とは異なります。

解凍した青梗菜をスープに投入するタイミングを、後の方にずらした方がよいようです。

それから、このおひたしの作り方はサラダや浅漬けと同様、湯がくことでシュウ酸などの天然の有害物質を抜いていないので、結石の原因になるのではないか、という話があります。

これに対して、ためしてガッテンに出ていた医師は、シュウ酸が大量に含まれることが知られているホウレンソウですら、湯通しせずに食べても、内臓に持病を抱えている人などを除けば、まず問題にはならない、と言っていました。

また、ネットを検索してみると、毎日よほど大量に生で葉っぱ類を食べ続けない限り、問題となるほどのシュウ酸摂取量にはならないようです。

(以上、分裂勘違い君劇場より引用)

■分裂勘違い君のレシピ通り小松菜のおひたしを作ってみた。サラダドライヤーを使った初めての料理だ。レシピと言っても洗って冷凍保存、解凍するだけで、そのまま食べてみるとうーん、だったな。やはりサッと下茹でして風味を損なわない程度の薄い出し汁に浸けてから頂くのが最も美味しい食べ方だ。

 

草なぎショック…東証の関連銘柄が軒並みダウン

人気アイドルグループ「SMAP」の草なぎ剛容疑者が公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された事件を受けて、23日の東京株式市場で同容疑者に関連する企業の株価が下落した。(「なぎ」は弓ヘンに「剪」)

■へぇー、スゴイな草なぎ君。(「なぎ」は弓ヘンに「剪」)

 

■明日の天気 雨模様ですな草なぎ君。(「なぎ」は弓ヘンに「剪」)


若者ランチ

2009-04-23 | weblog

ステーキランチ

焼き肉ランチ

カレーランチ

焼き魚ランチ

 

先日、愛車のフェアレディZ改めタントのブレーキが効かなくなるアクシデントに遭い、すぐさま修理のため友達がやっている中古車屋へ行った。そしたらそこに某自動車メーカーの若い営業マン2名がブラブラしていた。現在、自動車産業はコワイほどヒマで一人が退社のための引き継ぎだった。ちょうど昼時だったので一緒に近くのレストランでランチを食べることにした。で、上記はそれぞれのメニュー。若い営業マン2名は肉食だ。カレーランチの友達は「おー、若者ランチだ」と感嘆していた。そのとき上原カエラ嬢の話題が出た。当然、その子が誰なのかオジサン2名は知る由もない。若者の食事も話題もついていけなかった。

そんな肉食と肉欲の若者に池田信夫blogは

-略-

これから始まる長期停滞においては、少子化とあいまって、ほぼゼロが自然な成長率になるだろう。こんな狭い国に1億3000万人も住んでいるのは多すぎるので、少子化は悪いことではない。しかし椅子にしがみついた老人たちは、退場するとともに椅子も持ち去り、将来世代には巨額の政府債務とマイナスの年金給付だけが残る。

こういう将来を合理的に予測すれば、それに適応して生活を切り詰め、質実で「地球にやさしい」生活ができる。日本は現在の欧州のように落ち着いた、しかし格差の固定された階級社会になるだろう。ほとんどの文明は、そのようにして成熟したのだ。「明日は今日よりよくなる」という希望を捨てる勇気をもち、足るを知れば、長期停滞も意外に住みよいかもしれない。幸か不幸か、若者はそれを学び始めているようにみえる。

希望を捨てる勇気)より

どうせ将来は貧困社会で固定されるんだからそれなりの生活を学び始めていると言っている。

どんなものだろう、肉食と肉欲の若者に合理的な未来予測なんかできないんじゃないの。

P.S.

SMAP・草なぎ容疑者逮捕、全裸で騒ぐ…「なにが悪い」(読売新聞) - goo ニュース

春になるとこの手の人間が出没する。

関係ないが、我が静岡のローカルTVに「くさデカ」っていう人気グルメ番組がある。

それから、「クサカリまさお」っていう俳優がいた。

さらに、元NHKアナウンサー草野満代は略して「クサマン」。

ストリーキング(パフォーマンス)-Wikipedia

草なぎ君の深夜・泥酔・公園・全裸・奇声が話題になっている。有名人だから仕方ないのかな。1970年代、ストリーキング(街中全裸疾走)が流行っていた。80年代になって友達3人と酔った勢いで東京の桜新町~駒沢間を「キン玉線」と叫びながら全裸で走った記憶が甦った。若かりし頃の想い出だ。

上原カエラ Kaera Uehara dancing


駅近散策

2009-04-22 | weblog

オクソーのサラダドライヤーを買おうと最初は考えた。しかし、¥3,570は高いのでは?と思い直し、まずはモノを見てからだってことで駅近のデパートへ行ってみたところモノがなくてガッカリした。結局、ニトリで¥677のヤツを買った。¥398ってのもあった。でも、構造が複雑で手入れが大変そうだった。シンプルなほうがいいに決まってる。奥さん、これでサラダを作くることが楽しくなればベストだ。

 

駅近のデパートへ行ったついでに駅横のビックカメラでレンズカバーを買った。

ついでに倒産した駅近の富士ハウス本社ビルを記念撮影。計画倒産が問題になっている。

 

駅近の排水溝に吸い込まれる水。なぜか見とれてしまった。

 

最後は駅近にあるソープ。以前、ババアだけと記したが誤り。現在若い娘ばかりですぜ、旦那さん。

スチームバス浜松 ←18禁

 

P.S.

清水由貴子さんが父の墓前で硫化水素自殺(日刊スポーツ) - goo ニュース

悲報だ、合掌

記事を読むかぎり薄倖な人生だったよな・・・


田崎伝説

2009-04-21 | weblog

田崎真也流男子厨房の心得とキッチンウエアの選び方

野菜や果物の皮をむくピーラーは僕には必需品です。トンボ形より、先がペンのようになっているナイフ形のほうが、ジャガイモの芽を取るなど細かな作業がやりやすいですね。野菜の水気をきっちり取ることは、おいしいサラダをつくる上での必須条件。素早く取れるサラダドライヤーは便利です。

(以上、ダイヤモンド・オンラインより引用)

料理人たるもの厨房道具にこだわる。そこで目にとまったのが、違いがわかるハゲ男、田崎真也お薦めの2つ。ペン型ピーラーは使ってみたいのでハズレでもいいとして問題はサラダドライヤーだ。ズーと以前に購入を検討したことがあった。そのときはミキサー同様、数回使ってお蔵入りの気配を感じてストップした。どうしようか、再び迷うところだ。ハゲ男を信じて後悔するのはイヤだからなぁ。

>素早く取れるサラダドライヤーは便利です。

オイ、ハゲ男、本当だろうな、ウソなら残りの髪の毛をペン型ピーラーで取っちゃうゾ。

と、カツ入れたところで本題の「伝説の私」。以下、田崎真也の伝説を勝手にやってみた。

 

世界伝説全集を紐解くと、「田崎真也」の伝説に関する記述を3箇所ほど見つけることができる。

以下は「田崎真也」に関する当該文献からの引用である。

    ・
    ・
    ・

◆伝説1

田崎真也が楽しそうだと、なぜかみんなのテンションが下がる。

(384ページ 9行目)

    ・
    ・
    ・

◆伝説2

横綱がモンゴルに帰るかどうかは、田崎真也ごときが口を出す問題ではない。

(484ページ 14行目)

    ・
    ・
    ・

◆伝説3

田崎真也は、「おまえはもう死んでいる」と言われてから回復したことがある。

(184ページ 16行目)

    ・
    ・
    ・

---------

自分伝説を知りたい方はこちらでどうぞ。

http://legend.hanihoh.com


初恋の人からの手紙

2009-04-20 | weblog

初恋の人からの手紙

- あなたの恋愛を分析して、初恋の人から甘酸っぱい手紙をお届けします

http://letter.hanihoh.com/

 

以下、ヒマなんでやってみた。

 

初恋の人から太った中年さんへお手紙が届きました。

-----------------------------------------------------------------

太った中年、元気にしてる?
今でも相変わらず浴衣フェチですか?冬でも「浴衣を着てきて」と言った太った中年を思い出すと、今でも笑ってしまいます。

人の気持ちを考えない太った中年が「女もやりたくて付き合ってるんだろ?」などと失言してお別れすることになったあの日から、もう30年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。

お手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思いました。ふふ。驚いたかな?

今あのころの付き合いをあらためて考えてみると、私たち、めちゃめちゃな恋愛でしたね。なんだかんだ言っても余裕があるのはいつも太った中年のほうで、私はいつも泣いていたような気がします。そういえばあのころ太った中年はよく「おれと別れたあとのおまえが心配だ」と言っていましたね。本当は太った中年のほうがモテていないことは黙っていたのですが(私はわりと告白されていたので)、その後はどうですか?

私はともかく太った中年にとっては初恋の相手が私だったんですよね。そうそう、最初のころの太った中年は、手をつないだときに手汗をびっしょりかいていましたね。家に帰ってからすぐ洗ったけど、太った中年が幸せそうだったからそれでいいんです(笑)。

告白してくれたとき、太った中年は「おれは顔で選んでいない」って言ってくれましたよね。まるで人の気持ちを考えていないあたりは、太った中年らしいよなぁと、今でも頭に残っています。そういう空気を読めないところは、今もそのままなのだろうと思うと嬉しいです。

恋愛を総合的に考えれば、私は太った中年と付き合えたことを、とても感謝しています。つらいことをつらいと思わなくなったのも、イライラをうまく忘れられるようになったのも、太った中年のおかげです。

いろいろ書きましたが、私は太った中年が大好きでした。これからも太った中年らしさを大切に、夢のドS女性を探しながら(笑)、いつか幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. 付き合うとすぐ彼女をプールに誘うらしいですね。噂で聞きました。

 

おまけ:ほめられサロン

http://kakula.jp/homeSalon/

P.S.

ジェイムズ・G・バラード氏死去 英作家(共同通信) - goo ニュース

バラードが死んだ 合掌


料理の基本

2009-04-19 | weblog

前エントリーより友達と手作り居酒屋かっぽうぎ名駅西店厨房の熟女に出会ったため再び包丁を握る誓いをしたのだった。そこで初心に戻って料理の基本を今一度確認することが大切だっつーワケでイトーヨーカドー浜松宮竹店3Fの本屋で買う気はないけど料理本をパラパラとめくってみた。

で、そのときTVの料理番組ってのは奥さん方が「よし、料理を作るゾ!」ってモチベーションを高めるために見るのがベースにあるんじゃないかなとか思った。どうだ、奥さん、ズボシだろ。まあ、やる気を出すためならワザワザ本を買うことはない。どれもこれも同じだからネットで充分だろう。

教えて!料理の基本<保存版>

お料理の基本(料理基礎編)

料理の基本

初心者のための料理の基本とコツ

料理の基本で検索すると山のようにサイトがあるから好きなヤツをチェックしておけばいい。

それから久しぶりの平民新聞。「春キャベツに愛された男」っていうエントリーがあった。相変わらずタイトルも写真もバツグンで思わず作って食べたくなったので洋風バージョンを作って食べた。そう言えば料理の写真も暫く撮ってなかったなぁ、面倒なんだな。そんなワケで気合を入れて料理だ。

あと、ニコンのデジイチ新発売。こいつぁちょっと欲しくなった。

デジタル一眼レフカメラ「ニコン D5000」の発売について

Nikon D5000 Video

P.S. 春キャベツとベーコンのコンソメスープ - 太った中年作


ねこまんま

2009-04-18 | weblog

おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136 (単行本)

別に隠していたワケじゃないけど、フィリピンから帰国して以来、我が自炊健康食生活もネコマンマの魔の手に掛り、荒廃したものになっていた。帰国したとき空港の書店で上記本が目に留まりパラパラ捲ったのがマズかった。もともとシンプルな自炊食生活だっただけにネコマンマによってそれが極限にまで達してしまった。ネコマンマに一度ハマると料理をするっていう気持ちが失せてそこからなかなか抜け出せなくなる。

 

ネコマンマとは麻薬の如く一度手を出すと止められない悪魔の食事である。

 

しかし、この世には救いの神も存在するのだった。信じる者は救われる。

 

手作り居酒屋 かっぽうぎ

先日、用事があって独身中年男の友達と名古屋へ行った。遅い昼メシをたまたま駅近くの上記、かっぽうぎで食べた。その店はまず御代700円を先払いしてからお膳を手にしてカウンターに並んでいるメインの一品を選び、続いて小鉢2つ選んでお代り自由のご飯とみそ汁を厨房のおばさんから頂くシステムだった。これが大当たりで満足した。独身中年男の友達は感動の余り厨房の艶っぽいおばさんをナンパしたほどだった。そのとき、おかずをご飯の上に乗せるネコマンマではなくて、ご飯、味噌汁、おかずを別々に盛ればそれだけで心が充実することを発見したのだ。やはり、日本男児たるもの食事の作法を大切にしなければならない。

そしてかっぽうぎの艶っぽいおばさんに、もうネコマンマは食べません、と心の中で誓った。

かっぽうぎのおばさん、拙者の愛を受け止めてくれ。


軍事衛星

2009-04-17 | weblog

日本男児たるもの未だテポドン発射誤報にこだわり続けている。結局、発射誤報の原因が人為的な判断ミスになり、防衛省が詰め腹を切る格好になった。政府は官僚に誤報の責任を押し付けることにして国民批判の矛先をかわした。責任の取らない官僚機構はスポンジみたいなもので国民は官僚批判さえしていればよいという相変わらずの構図だ。政府や官僚にブーたれても意味がない。DSP衛星の背景が問題だろう。

<H2B>燃焼試験に成功 種子島宇宙センター

鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで2日、新大型ロケット「H2B」実機を使った初のエンジン燃焼試験があった。機体や発射設備への影響を調べるのが目的。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると予定の10秒間、無事燃焼し試験は成功した。

(毎日新聞 2009年4月3日0時5分)

<宇宙基本計画>「5年で衛星34基」目指す…骨子まとめる

政府の宇宙開発戦略本部の専門調査会は3日、宇宙開発利用分野の初の国家戦略となる「宇宙基本計画」の骨子をまとめた。 - 中略 - 一方、早期警戒衛星を含め防衛分野で必要な衛星については、防衛省が策定中の新しい中期防衛力整備計画の議論で検討する。戦略本部事務局は「防衛利用を含めた幅広い宇宙利用は、08年8月に宇宙基本法が施行された段階から考えられており、今回の北朝鮮の(ミサイルの)件と直接関係ない」と話す。

(毎日新聞 2009年4月3日11時55分)

「警戒衛星の保有、防衛相が検討」

浜田靖一防衛相は9日午前の衆院安全保障委員会で、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を受け、発射を探知する早期警戒衛星の保有について「考えていかなければならない。撃たれて(すぐに)対応する方が(準備の)時間は稼げるので、その重要性は認識している」と述べた。日本は早期警戒情報を米軍に頼っており、自前の早期警戒衛星保有の可否を検討する考えを示した。

(2009年4月9日 中日新聞夕刊)

なーんだ、発射誤報はDSP衛星を日本が独自に保有するため、突発的な事故ではなく用意周到に練られたものだった。発射誤報前日に「北朝鮮とは関係ない」としているのが笑える。自前のDSP衛星があればそれでミサイル防衛もほぼ自己完結する。但し、昨年8月に施行された宇宙基本法とそれまで軍事衛星の保有を自主規制してきたことにどう整合性を持たせて国民を納得させるかが眼前の問題ですな。

上図は米軍の次世代型ミサイル防衛システム。弾道ミサイルをブースターを切り離す前に空中レーダーを搭載したレーザー爆撃機のレーザーによって破壊する。やはりイージス艦ミサイルでは的中しないんだろう。それから、DSP衛星は寿命があり、最新にして最後となる23号機が通信途絶の制御不能状態になっているため、米軍は後継としてSBIRSとSTSSと略される2つの次世代早期警戒衛星プロジェクトを推進している。ならば時代遅れの軍事衛星所有のコストと実を日本政府はどう考えるのか、また米国から廃品を押し付けられるのか、不安だ。


核議論

2009-04-16 | weblog

「小沢党首、核武装可能と中国けん制」  
 
自由党の小沢一郎党首は6日、福岡市内で講演し、
軍事力増強を続ける中国を批判して
「あまりいい気になると日本人はヒステリーを起こす。
核弾頭をつくるのは簡単なんだ。
原発でプルトニウムは何千発分もある。
本気になれば軍事力では負けない。そうなったらどうするんだ」と述べた。

-以下略-

(以上、2002/4/6 日経新聞より引用)

核問題を専門とする米シンクタンク、核管理研究所は9日、自由党の小沢一郎党首が「日本の核武装は簡単」などと発言したことについて「技術的には正確だが、政治的には危険である」との声明を発表した。

(以上、2002/4/9 時事通信より引用)

自由党時代、小沢さんによる中国への核恫喝発言とそれについて米国からお墨付きを頂いた輝かしい新聞記事。現実に不可能な核武装ではなくて核の民用技術を軍事転化へ仄めかした小沢発言が、実際の有効性は別として、よくも悪くも日本の核抑止力なのだ。宮沢元首相も似た発言をした。

核の歴史を振り返れば米国が日本へ原爆投下したのが最初で最後になって、以後、核攻撃がないことは歴史の事実である。戦後の米ソ冷戦下、核軍拡を経て核軍縮、核拡散の時代になって現在に至るまで核攻撃はない。とどのつまりは対立する核保有国の間で核恫喝の応酬をしていただけだ。

つまり、核戦争とは核抑止力によって実際の核攻撃が封印されたメタレベルの情報戦に他ならない。したがって核議論は核という物質よりも国家精神や戦略、理性、言葉に優位性を置いた観念論である。小沢さんはそれがよくわかっていて核武装は政治的、軍事的に無意味だと反対しているのだろう。

核抑止力によって核弾頭を装着してミサイル発射してはイケナイのが人類の掟。核議論はAV鑑賞しながら発射禁止のオナニ=072をするようなもので、いくら妄想に耽って手でシゴイても永遠に終わることはない。実体性がないことを前提に実体性について議論するジレンマは空しく徒労だ。少し下品だったかな。

核抑止 - Wikipedia