太った中年

日本男児たるもの

ホテルのオブジェ

2008-06-30 | weblog

今月のレガスピ滞在で宿泊したホテル Hotel Villa Angelina

小さなホテルだったけれど部屋は温シャワー・バスタブがあって快適だった。

フロントの女性スタッフもフレンドリー、来月もここで宿泊予定。

 

このホテルのオーナーは世界中を旅行したらしく、その写真や美術品、絵画がアチコチに飾られてあった。但し、それらに脈絡はなく思いつくままって感じだった。

何故か階段に置かれた象の置物。こうした素人のセンスはイヤミがなくていい。

前回宿泊したペッパーランド・ホテル。レガスピへの到着日、1日だけ泊まった。

フロントの美人スタッフ、覚えてくれていた。写真はちょっとミスった。

今回も結婚式があった。今回も花嫁はブス。

このホテルのレストランが食べ歩いた中で一番美味しかった。昼食だけ何度かここで食事をした。左上がこの地方の名物料理ビコール・エキスプレス。甘長唐辛子と豚肉をココナッツミルクで炒めたもの、旨い。

階段の壁に飾ってあった絵画。ビコール地方のシンボルで、このホテルの名とはいえ、トウガラシをモチーフにした絵画は生れて初めて見た。岡本太郎的でビックリ。

このホテルはコの字型の建物で、中庭にはオブジェが置かれている。今回、写真を撮ってみてハッと気づいたことがあった。ビビリー氏はアートにも造詣が深いのだ。

オブジェ 1 [(フランス) objet]

〔物体の意〕ダダイスム・シュールレアリスム以降の現代芸術の手法の一。日用の既成品・自然物などを、本来のその機能やあるべき場所から分離し、そのまま独立した作品として提示して、日常的意味とは異なる象徴的・幻想的な意味を与えようとするもの。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

階段の壁に飾ってあった絵画同様トウガラシをモチーフにしているが、この形状はどう見ても女性のアソコではないか、そう意図して制作されているのは言うまでもない。

「舐めたらきっと辛いだろうな」 ビビリー氏は写真を撮影しながらフトそう思った。

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ツール・ド・レガスピ

2008-06-29 | weblog

彼女の借りたアパートがある旧市街アルバイと繁華街のあるレガスピ市街を結ぶナショナル・ロード。平日の朝、昼でこの交通量。朝から真夜中までいつも交通渋滞している(何故か現地の人は渋滞をトラフィックと言う)首都マニラでは想像できない。

空港からレガスピ市街へ向かう道路。これほど車が少ないと気分爽快。

この写真を撮ったとき、あることを想いついた。やはりナミの頭脳ではない。

昼間から仕事もしないで酒盛りをするアパート近くの男たち、よくある光景。

「オマエモ イッパイ ヤルカ イェーイ」

「オレは酒が飲めない、LSDならやってもいいが イェーイ」

おっとと、過激な発言だと誤解をまねく、LSDとは?

LSDとは? 
 
ことは2000年の終わり、清志郎がこんなニュースを耳にしたことからはじまる。雪山で雪崩に巻き込まれた息子を、80歳の父親が吹雪のなか探しに行き、自ら救出したというニュース。

その、人間の秘めたる能力というものに、清志郎は大いに衝撃を受け、そしてわが身を振り返る。「自分にはそんなに歩く能力が備わっているだろうか?」と。

そこでまず、「鹿児島まで歩いて辿りつこう!」ということをひらめくも、しかしきっと疲れたら交通機関をアテにしてしまうに違いないと思い直す。

そしてさらなるひらめき―「ならば自転車ならどうだ?」これが清志郎の自転車ライフのきっかけであった。

鹿児島へのツーリングは具体的な目標となり、自転車の先輩である、DANGERでもおなじみの早川岳晴さんに話を聞きに行く。

「鹿児島までいけると思う?」と尋ねる清志郎に、「LSDで行けば大丈夫」と、早川さん。いきなりの「LSD」という言葉に驚くも、この「LSD」は当然、あの「LSD」ではない。

Long Slow Distance―すなわち長い距離をゆっくり行くこと。鹿児島への道のり、ツール・ド・鹿児島の秘訣は「LSD」。清志郎を会長とする、チームLSDがここに誕生したのであった。

(忌野清志郎氏オフィシャルサイト地味変より「LSD」を引用)

(忌野清志郎氏のオレンジ号、盗難のニュースを忘れてはイケナイ)

ここまでくれば、わかっただろう。そう、敬愛する忌野清志郎氏に追従して、レガスピでLSD自転車ライフを始めようと計画している。もう、多くを語らなくてもいいだろう。

それから誰か一緒にレガスピLSDをヤラナイか、イェーイ。

おまけ ツール・ド・モッコリ イェーイ

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趣味はカラオケ

2008-06-28 | weblog

ダメだ、やっぱり直らない。残存した写真をアップしてからリカバリーすることにした。

これは常宿ホテル2Fにある現地旅行代理店前の等身大ポスター。光の加減でナニカ幽霊のように写ってしまった。彼女に「これはゴーストだ」とジョークを言ったら「ゴースト ワタシモ ミタコトアル」とマジで受けとめた。彼女に限らずフィリピーナは皆、現実から超越的なもの~幽霊や占いが死ぬほど好きで信じている。

ズーと以前、フィリピン人妻と離婚した知人がいた。そいつの奥さんは旦那が浮気している夢を見ると神のお告げだと信じ、それでいつも夫婦喧嘩が絶えず、結局、本当に浮気をして別れた。現実よりも夢の出来事を信じる怖ろしいフィリピーナだった。

さて、本題。

アパートを借りてエンジェルが真っ先に購入したのがサムソンの液晶TV。その日の夜に納入した。そんなにテレビを見たいのかと思いきや、一緒にカラオケ機とマイク2本を買っていた。そう、彼女の趣味はカラオケ、深夜まで妹と2人で熱唱していた。しかし、姉妹の歌唱力はコワイほどヘタクソ、思い出すと軽い眩暈を覚える。

アパートの近くに合気道の看板があって気になっていた。看板の近くにある自転車屋の2Fに小さなアート・スクールがあり、曜日ごとにデザイン・楽器・ダンス・歌・合気道・他のレッスンが開催されていた。主催者は地元で有名なアーティストらしい。

当初、マニラで仕事のカラオケ・パブを辞めさせて、レガスピへ移り住み、彼女の希望で英会話の学校へ行く予定だった。ところが、このアート・スクールを見つけて予定を急遽変更、ここで歌とダンスのレッスンを受けることになった。そう、彼女の趣味はカラオケだ、しかも身震いがするほどヘタクソな歌唱力の持ち主なのだ。

果たして来月の渡航でレッスンの成果はあるだろうか、どうでもいいけど。

彼はフィリピン最大手のテレビ局「ABS-CBN」レガスピ支局のTVディレクター、ドンちゃん。エンジェルの親友。先月渡航の際は、レガスピ市内の案内から銀行口座開設のサポート、今月はアパート探しと契約、何から何までお手伝いしてくれた。人柄も申し分のない彼に滞在中できなかったPC購入とプロバイダの契約を依頼した。

ドンちゃんはTVディレクターなれど写真やビデオ撮影から編集、企画、営業まで一人でこなす才人。しかも我が写真を見て「オオ、グッドセンス!」とホメてくれた。ところが、そのグッドセンスの写真をエンジェルはPCから無残にディレトしてしまった。

おお、実にセンスのいい写真だ。

ドンちゃんとエンジェルは、何年か前にここレガスピ・エリアで開催されたミス・コンテストで出会ったらしい。彼女がミスに選ばれ、ドンちゃんはミスコンの取材を担当していて、それから家族ぐるみの付き合いになった。そのビデオを見たが・・・う~ん、宝塚歌劇団の衣装とメイクだった。しかも、オソロシイほどの歌唱力を秘めたミス・レガスピだったのだ。うへへへ、まあ、いいか。

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エキサイト・エンジェル

2008-06-27 | weblog

この見るからに小生意気な娘がエンジェルさん(元カラオケーナの源氏名で仮名、年齢自称23歳、性別は女性、フィリピン国籍、レガスピ市在住、趣味カラオケ、現在無職)で、我がノートPC(IBM)を無残に破壊した犯人と思しき人物であり、我が最愛のフィアンセでもある。そして忘れもしない今月18日、エンジェルは突然興奮して記念すべき類人猿対決となった。

エンジェルさんとは4月のフィリピン渡航の際、マニラの某カラオケ・パブで出会い、その時その場で婚約した。まあ、お互いのフィーリングが合ったということですかな。そして先月は彼女のご両親に会い、今月は仕事を辞めさせてマニラでホテル暮らしをさせていたので、アパート探しとなり、運良く新築アパートを借りることができた。

大家のロジャーさんと愛犬。恐妻家のロジャーさんは息子と一緒にアパートの一室で暮らしている。一家を支えるフィリピン人女性は強くて逞しいと言われるが、ロジャーさんの奥さんは別格で猛女だった。その影響か、彼女も契約した翌日、キレた。

レガスピ市内にあるショッピング・モールで家財道具を買った。そのとき、モール内の家電店の冷蔵庫の前でエンジェルさんはキレてしまった。普段はとてもおとなしい子だったのでその豹変ぶりにドギモを抜かれた。コーフンしたフィリピーナは手に負えない。

エンジェルのお友達のマッサージ嬢、ビビさん(左)と弟子のアナベラさん(右)。彼女たちもまた被害者である。お友達と言っても知り合って間もない。しかし、エンジェルは、アパートを見せて自慢するは、買い物に付き合わせるはヤリたい放題だった。

>動物園のサル山へ行けば「エサを与えないでください」と注意書きがしてある。

>エサ、カネ、モノを不用意にフィリピン人女性へ与えてはイケナイのだ。

 (エントリー類人猿対決より)

先月、エンジェル名義でフィリピン最大手の銀行メトロバンク・レガスピ支店で口座を開設し、今月、日本からMAXの300万円をその口座へ送金した。アパートを契約する前に銀行へ行き、エンジェルに出入金や小切手の使い方を教え、契約金と家財道具購入費用を引き出した。思い起こせばこのときから頭が少しヒートしていた。

そうなのだ、最愛の彼女エンジェルは銀行の一切を知らなかった。

>それはフィリピン人女性の持つ異常な嫉妬心=見栄っ張り、知ったかぶりだった。

 (エントリー類人猿対決より)

多額の現金を手に持つエンジェルはショッピング・モール内の家電店に入ると一番大きい冷蔵庫の前に佇み店員の説明を聞き入っていた。初めての経験だから無理もないが、購入品目が多く、何しろ時間がない。そこで事前に価格だけチェックする段取りだったがスッカリ忘れている。既にベッドやクローゼットの家具で多くの時間を費やしていた。御供にされたビビとアナベラも疲れ果てていた。

そこで・・・

「オイ、価格だけ最初にチェックする約束だろ」

「それに妹と2人暮らしでそんな大きな冷蔵庫どうすんだよ」

この瞬間、エンジェルはキレた!

「ワタシ クッキングスル アナタ ウルサイ」

「クッキングなんかしたことねぇんだろ」

「ワタシ アボド(フィリピンの豚肉煮込み料理) ツクル ウルサイ」

「妹と2人だけだぞ、豚一匹煮るのか」

この後はマシンガン・タガログで喚き散らした。

このときはビビとアナベラがエキサイト・エンジェルを何とかその場を治めて家に戻った。2人だけになり、続いて横の洗濯機コーナーへ移動したらまたまた一番大きな、しかも2漕式の洗濯機の前で店員を呼びつけた。もう頭が痛くなり、そこで・・・

「こんなウォッシャー、ニホンでは20年前にナクナッタぞ」

この瞬間、エンジェルは2漕式洗濯機にケリを入れ、狂った類人猿が誕生した。

山奥で野生の熊に出会ったら死んだフリをするのが危険回避行動とされているが、錯乱したエテ公を目の前にして床に寝そべるワケにもいかない。そこで知恵を使いストレスで胃が痛み出したとウソをついて1人でホテルに戻った。暫く時間が経ってからエンジェルはホテルへ戻ってきた。そして、冷静になり謝罪してきた。

いやぁ、類人猿初対決は心身ともに本当に疲れました、ハイ。

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PS

ショッピング・モールに一人取り残されたエキサイト・エンジェルは携帯電話を掛けマクった。マシンガン・タガログ攻撃の犠牲者の一人がJet師範、スミマセンデシタ。


PALでGO

2008-06-26 | weblog

今回は車じゃなくてフィリピン航空(PAL)で彼女の故郷へ行った

国内線でレガスピ空港まで約1時間、ストレスで胃に穴が開くこともないだろう

滞在中にレガスピ市で彼女と彼女の妹が住むアパートを借りなければならない

結局、新築のアパートを偶然見つけて借りることができた、ラッキー!

このナビはナント日本製でそのまんま日本語の表記だった やるじゃねぇですか

無事、到着 しかしPALでは二度と行かないゾ なぜなら・・・

セブ・パシフィック航空なら料金が半額以下だと後で判明した

空港から見るマヨン・ボルケーノは格別にきれいだ マウント・フジには負けるけどね

マニラへの帰路は当然セブ・パシフィックを利用した 来月もこれで行くゾ

そうなるとPAL国内線は最初で最後の貴重な写真となった ムフフフ

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類人猿対決 

2008-06-25 | weblog

 

ある日のこと、深い瞑想から目覚めたJet師範様は高弟のビビリー様を呼び寄せて

このように言われました・・・「類人猿対決!!」、そして再び瞑想に入られた。

 

そんなワケで日本へ無事帰国して久しぶりの更新。

 

上記、「「類人猿対決!!」はJetさんのブログカテゴリーからの引用で

類人猿とはフィリピン人女性のことであり、無論、福田チンパンのことではない。

彼女たちは時として人間の持つ理性から程遠い存在である、と理解されたい。

そして、フィリピン人女性と交際する日本男児は時として類人猿と対決することに

なるという比喩であり、それは人間の理解を超えたところに存在するものなのだ。

 

そうしたフィリピン人女性を語るうえでキーワードとなるのが「嫉妬」だと考えている。

嫉妬に駆られると人間は常軌を逸した言動、行動をするのは言うまでもない。

また、嫉妬深い人間は往々にして見栄っ張りであり、知ったかぶりをする。

そして、何故かはわからないが、フィリピン人女性は異常に嫉妬深い。

先月は持って行ったPCが不具合だったため、今月は別のPCを持って行った。

しかし、前回同様一度はネットにアクセスするが、突然アクセス不能になった。

それが久しく更新できなかった理由であるが、原因不明、PCオンチはツライ。

さて、今回帰国してやっとその原因が判明した。

それはフィリピン人女性の持つ異常な嫉妬心=見栄っ張り、知ったかぶりだった。

そう、滞在中ズーと一緒にいた恋人のフィリピーナ、エンジェル、犯人は君だ!

「ワタシ パソコン モッテイル ダカラ シッテイルヨ」

「パソコンゲーム アソブ イイカ」

思い起こせばエンジェルはこのように語っていた、真に受けたオレがバカだった。

どうすればこうなるのか?撮影した写真のファイルがメチャクチャになっていた。

動物園のサル山へ行けば「エサを与えないでください」と注意書きがしてある。

エサ、カネ、モノを不用意にフィリピン人女性へ与えてはイケナイのだ。

思い出すべきであったが、今となっては手遅れだ。

さらにもっと怖ろしいことに、滞在中、恋人のエンジェルと類人猿初対決をした。

そのトバッチリを受けたのはJet師範だった、先に謝っておこう、ゴミンナサイ。

詳細は次回、PCをメンテナンスしなければ、あーあ。

PS.詳細は次回と思ったが写真ファイルの復旧整理に追われているゾ

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マニラ・ミステリー

2008-06-13 | weblog

マニラの大手デパート”ロビンソン”に新規オープンした話題のUCCのカフェ・テラス

日本のUCCコーヒーだ、退院直後ここでまともな食事を摂ることにした・・・が大失敗

アイス・モカ・・・アリャマ、コーヒーの味がしない、とても飲めたシロモノではない

シーフードカレー、ルーもフライも異常に塩辛い・・・とても食べれるシロモノではない

UCCコーヒーといえどフィリピン人の手に掛かればこうも変わるのか、ミステリーだ

さらには座席の後ろでマカティ市長が美味そうに同じシーフード・カレーを食っていた

しかもマカティ市長はチャイニーズ系の金満デブ、オマエは傍から見るとただのブタ

おまけ

屋外にある公衆電話やATMは必ず2台ある、防犯上なのか、これもミステリー

ただ世界最大のミステリーはナンといってもフィリピーナだろう、ワケワカランよ

そんなワケで明日からレガスピへ行くので暫く更新はお休みだ

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マニラ・サナトリウム

2008-06-12 | weblog

先月、帰国直前に緊急入院、緊急手術をした病院の貴重な残りのフォトを御開帳

カソリック系の病院らしく各所にイエス・キリストの絵画が飾ってあった

手術後暫くして病室の外で車椅子を発見、乗って遊んでいたらナースに怒られた

日本人の切腹手術は初めてらしい 入院中はモノ珍しいのか人気者だった

近くに教会があってその信者がよく勧誘に来た 神は我を救いたもう アーメン

病院の敷地内には看護学校も併設されていたが、生徒を目撃できず 残念

何のボンベだぁ?不気味 不気味

退院前日に出た病院食 臭いを嗅いだだけで吐き気がした

お見舞いに来てくれたJet師範代から頂いた科学雑誌 非常に面白かった

お昼の国民的TV番組「ワァーワァーウィー」。絶大な人気を誇る司会のウィリー君。Jet師範代の分析によれば、ウィリーは笑っていても目は笑わないイヤなヤツ。

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レガスピ

2008-06-11 | weblog

レガスピ

レガスピ(City of Legazpi、ビコル語: Ciudad nin Legazpi、フィリピン語: Lungsod ng Legazpi)は、フィリピン中部アルバイ州にある都市。アルバイ州の州都で、ビコル地方の政治的中心都市である。市の近郊には富士山のような特徴的な成層火山、マヨン山がそびえておりこの地域のシンボルになっている。

ルソン島の南部に延びるビコル半島と、周囲の小さい島からなる二つの州・カタンドゥアネス州とマスバテ州との地理的中心にあり、東へ開いたアルバイ湾の奥にある港湾都市で、周囲の島への港や空港が整備されている。またフィリピン国鉄本線の南の終着駅でもある。

2000年の国勢調査では、人口は157,010人、世帯数は30,612世帯。集落(バランガイ)の数は70、面積は204.20平方km。住民のほとんど全部がカトリックで、レガスピ司教が置かれている。

歴史

レガスピは16世紀にフィリピンを征服したスペイン人コンキスタドール、ミゲル・ロペス・デ・レガスピの名から取られた地名である。彼の姓のレガスピは元来スペインのバスクのギプスコア県にあるレガスピという町から来たものである。

レガスピは、かつてアルバイを支配していた首長のガット・イバル(Gat Ibal)の領地(現在のサワンガン(Sawangan)というバランガイ)に入植した人々が建設した。小さな入植地は Banuang-gurang または Binanuahan (古い町、または古い土地の意)という名の低湿地を埋め、ニッパヤシやトウでできた小屋が集まる小規模な集落が広がった。サワンガンという元来の名は Sabang(海流が作った天然の埠頭)が訛ってできた。

文化と観光

レガスピ空港から見た平時のマヨン山
煙を吹くマヨン山イバロン・フェスティバル(Ibalong Festival)はビコル地方でももっとも有名な、宗教とは関係のない祭典である。1990年代初めに始まり、毎年10月にレガスピ港地区のフィエスタと同時に行われている。レガスピは、毎年5月いっぱい繰り広げられるアルバイ地方の祭り、マガヨン・フェスティバル(Magayon Festival)の舞台でもある。

レガスピ市街の南東わずか15kmの位置には、形の美しさでフィリピンでも有名なマヨン火山がそびえており、火山活動が活発で危険な反面、街の観光のシンボルでもある。またレガスピ空港からの航空便で、ビコル地方の他の地域や島への観光の中継点にもなっている。

他の観光名所には以下のようなものがある。

アルバイ・パーク・アンド・ワイルドライフ(The Albay Park and Wildlife):ピクニックのための公園と森林。75種類の動物がいる。
リバティ・ベル:1945年、レガスピを日本軍から解放したアメリカ軍が設置したブロンズの鐘。
ジャパニーズ・トンネル:太平洋戦争時、日本軍が作った地下弾薬庫。
レガスピ市立博物館:市の文化や歴史の展示。
レガスピでは多くの国際行事が開催されている。2001年のミス・アジア・パシフィックコンテストはここで開催され、2002年にはフリーメーソンの国際大会も開催された。

商業と経済

ビコル地方最大のショッピングモール、パシフィック・モール・レガスピ(Pacific Mall Legazpi)がランドコ・ビジネス・パーク内にある。また、近隣のタバコ市に本社を置きナガ市にも展開しているリバティ・コマーシャル・センター(LCC)はレガスピにも店舗があり、古くから親しまれている。

市役所やその他の公的機関は、アルバイ地区(オールド・アルバイとも、かつてレガスピ市に合併される前は独立した町でアルバイ州の州都だった)の新しい賑やかな繁華街にあり、周囲には多くのファストフード店のあるほか、24時間営業の店のないレガスピでは例外的に、多くのビストロが遅くまで開店している。レガスピはナガ市に次ぎビコル地方第二の金融の中心で、40前後の銀行や支店がある。

二つのケーブルテレビ会社(DCTVとESTV)のほか、ビコル地方や周囲の島嶼部全体に電波を発信しているテレビ局やラジオ局が数多くある。アルバイ・アストロドームは空調付の全天候スポーツアリーナであり、多くのスポーツ大会を開催している。

市には二つの大学がある。カトリック・アクィナス・ユニバーシティ・オブ・レガスピ(Catholic Aquinas University of Legazpi、AUL)と州立ビコル大学(Bicol University、BU)は多くの学生を周囲から集めている。またマニラやシンガポールに本拠のある教育機関や職業訓練施設の支部もレガスピには数多く設置されている。

(以上、レガスピをウィキペディアより引用)

明日、フィリピンに渡航、病院へ行った後、今回もレガスピへ

各種サインボード、今月は車ではなく飛行機でレガスピまで行くぞ

レガスピはタクシーがない、移動は専らトライシクル(サイドカー付きバイク)

料金は空港から街中まで(20分)で1人20php(約50円) 便利

ビコール地方最大のショッピングモール、パシフィック・モール

何故か3Fのイベントホールで大学の卒業式が催されていた、ナンデェ?

1Fの楽器売り場で地元のイケメンミュージシャンによる演奏、ヘタクソ

英会話スクールの入校案内受付嬢、右の子はナント彼女の友達だった

老舗ショッピングモールのリバティ・コマーシャル・センター(LCC)レガスピ店

パシフィック・モールからLCCに連なるレガスピの目抜き通り

目抜き通りから一歩入った金融街、ここが一番混雑していた

物乞いをするワケでもなく ゴミ箱を覗いていた幼い姉弟、こうした光景は胸が痛む

学校の多いアルバイ地区にある人気のスモールトーク・カフェ

スモールトーク・カフェ周辺は静かな環境

Smalltalkとは噂話(現地の言葉はチスミス)、フィリピーナはチスミス好き

さて、帰路 

途中、土産物店に寄る カシューナッツに似た特産品のピリナッツを買った

最後はお店の幼い女の子、アルバイ州はノンビリして平和だった

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レガスピ移住計画

っていう真面目そうな管理人さんのブログを発見した、空港ホテルでじっくり見てみる


ビコール

2008-06-10 | weblog

フィリピン共和国は南北7千余りの島々で成り立っている。首都マニラがある最大の島ルソンの南部はビコールと呼ばれる。ビコール出身の彼女のファミリーと会うため車で14時間の長旅をした。今回はその写真をアップ。但し、胃痛(前エントリー)だったためグッド・ショットはない。体調が優れないと写真の腕まで落ちるのだった。

マニラを朝8時に出発、途中ドライブ・インで食事を摂りながら南部の古い港町レガスピへと向かい、夜10時ホテルへ到着。兎に角疲れた。それにしてもフィリピン最大手のハンバーガーチェーン”ジョリビー”は何でこんなに不味いのだ?二度と食わねぇーぞ。

レガスピ空港に隣接するホテルへ宿泊した。ペッパーランド・ホテルという名の通り、ビコールは辛味香辛料を使った料理で有名。タイカレーにそっくりな「ビコール・エキスプレス」が代表する料理だ。中国なら四川と言ったところか、但し、胃痛のため食べなかった。また、ビコールの女性(ビコラーナ)は最初の宗主国スペインの血が多いのか、「ビコール・ビューティー」と呼ばれる美人揃いでも評判だ。ホテル・フロントのビコラーナもエキゾチックな美女。今週再会する、うひひひ。

宿泊したペッパーランド・ホテルは、空港に隣接する立地条件から、所謂、ウェディング・ホテルでインテリア、エクステリアともよかった。チェックイン翌日に結婚式があった。細川たかしのような旦那さんはドクター、花嫁はビコラーナの女優らしいが、ブスだった。

ホテル内にあるカフェテリアのコーヒーが驚くほど美味かった。

最後は空港道路と空港内施設と敷地。マニラのような交通渋滞や高層ビルはない。ビコールはのんびりした田舎だ。次回は古い港町レガスピのフォト。

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ストレス

2008-06-09 | weblog

ストレスとは、生物学的には何らかの刺激によって生体に生じた歪みの状態を意味している。元々は材料力学上の言葉で例えばスプリングを引き伸ばしたり、ゴム球を押し縮めたりした時にその物質の内部に生じた応力の事を言う。

起源

ハンス・セリエ(1907年~1982年)はこの非特異的生体反応を系統的な一連の反応として捕らえストレス学説(ストレス理論)を提唱した。この学説では、このようなストレス状態は主として内分泌系、特に脳下垂体、副腎皮質系が主役を演ずるものとし、ある種の心臓血管系、腎臓、関節等の疾患の原因は、この反応に深い関係を有しているとした。

ストレッサー

ストレスの原因はストレッサーと呼ばれ、その外的刺激の種類から物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)、化学的ストレッサー(酸素、薬物など)、生物的ストレッサー(炎症、感染)、心理的ストレッサー(怒り、不安など)に分類される。ストレッサーが作用した際、生体は刺激の種類に応じた特異的反応と、刺激の種類とは無関係な一連の非特異的生体反応(ストレス反応)を引き起こす。

ストレス反応

ストレス反応とはホメオスタシス(恒常性)によって一定に保たれている生体の諸バランスが崩れた状態(ストレス状態)から回復する際に生じる反応をいう。ストレスには生体的に有益である快ストレスと不利益である不快ストレスの二種類がある。これらのストレスが適度な量だけ存在しなければ本来的に有する適応性が失われてしまうために適切なストレスが必要である。しかし過剰なストレスによってバランスが失われてしまう場合があるため、様々なストレス反応が生じる。しかしストレスがある一定の限界を超えてしまうと、そのせいで身体や心に摩耗が生じる。この摩耗の事をアロスタティック負荷と呼ぶ。

緊急反応

キャノンは1929年に外敵に襲われるような緊急事態において生理的・心理的な反応を観察した。その研究から交感神経系によって副賢髄質から分泌されるアドレナリンの効果と一致して、心拍数増加、心拍出量増加、筋肉血管拡張、呼吸数増加、気管支拡張、筋収縮力増大、血糖値増加などの緊急事態に有効なストレス反応が生じることが分かった。具体的に緊急事態において採られるべき闘争、逃走のどちらにも有効な反応である。

一般適応症候群

一般適応症候群(全身的適応症候群、汎適応症候群)とは下垂体から副賢皮質ホルモン系への反応が生じるというストレス反応についての代表的な考え方である。まずストレッサーの刺激が視床下部、下垂体に伝達し前葉副賢皮質刺激ホルモンが分泌され、活性化した身体にエネルギーが供給されるように働き、警告反応期(ショック相、反ショック相)、抵抗期、症憊期と段階的に発展する。

ストレス障害

急性ストレス障害(Acute Stress Disorder, ASD)とはトラウマの体験後四週間以内に見られる急性な高血圧、消化器系の炎症、乖離症状、フラッシュバック、感情鈍磨などの特異的な症状が見られるものを言う。心的外傷後ストレス障害(PTSD)とはトラウマ体験後に生じるフラッシュバック、過覚醒症状、感情鈍磨などの特定的な症状が継続するものである。(心的外傷後ストレス障害を参照)

ストレス対処

ストレス対処(ストレスコーピング)とはストレッサーを処理するために意識的に行われる行動及び思考を言う。これは個人と環境の相互作用的な過程であるとする対処戦略という考え方があり、ストレッサーの解決を目指して情報収集や再検討を通じて解決を図る問題焦点型対処と、ストレッサーが起因する情動反応に注目した攻撃行動や問題を忘却するような情動焦点型対処に大別できる。またパーソナリティ特性であるとする考え方もある。

(以上、ストレスをウィキペディアから引用)

前エントリーより、胃穿孔手術をしたストレスの原因(ストレッサー)について。まずは物理的ストレッサーである気温の寒冷。先月、フィリピンはちょうど雨季に入り、雨が降ったり止んだりして天候不順だった。当然、我が脆弱な胃はキリキリと痛み出した。しかしながら、雨が降っただけでは胃に穴は開くことはない、常備薬のパンシロン01を飲めばそれで対処できる。やはり、心理的ストレッサーが甚大な要因だ。そう、繊細なガラスの心と胃壁を持つビビリー氏だった。

別に隠していたワケじゃないが、昨年11月に今回胃穿孔手術をしたストレッサーに関連すると思われるであろう、ある出来事があった。それは、当時借りていたアパート近くを朝方散歩していた途中、教会側の道路に若い母親と4~5歳位の裸の子供に遭遇した。フィリピンで道を歩けば物乞いをする子供に集られるが、ホームレスのこの母子は物乞いをするワケではなくただ道路に蹲っていた。

その光景がショックで、そのとき持っていたお金(日本円で5千円位)を母親に手渡し(そのときの母親の虚ろな表情は今でも忘れられない)、急いでアパートに戻り、あるだけの現地通貨を持ち、ドラッグ・ストアでパンとミルクを買って母子のところへ行った。しかし、母子は既にその場所にはいなかった。

この日からジクジクと胃痛が続いて帰国しても治らなかった。翌12月のフィリピン渡航の際、クリスマス・シーズンなのでホームレス母子がいた近くの教会へお金(日本円で10万円位)を寄付したら果たして胃痛がようやく治まった。

今回、胃穿孔手術をした心理的ストレッサーは裸の子供よりも過酷な出来事だった。天候不順と車で14時間かけた長旅で疲労困憊した帰路の途中、山道で物乞いをする子供の集団に出会った。心優しき友達のドライバーは、普段は無視するのであるが、このときは子供の集団のなかに裸のハビット(小人)がいたため、傍らへ車を止め小銭を与えた。座席の隣にいた恋人のフィリピーナはボロボロ泣き出した。この出来事が大変なショックで、翌日胃に穴が開くほど心苦しい体験だった。

結局、胃穿孔手術で胃痛は治まったが、ストレス対処(ストレスコーピング)はまだだ。何かしなければ、と考えているが、思いつかない、どうしたらいいものか。

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マンゴ・シスター

2008-06-07 | weblog

最初に断っておくが、タイトルに意味はない。

帰国して少し落ち着いた。

入院したときに撮影した写真を編集している

胃潰瘍(いかいよう)は、胃から分泌される胃酸と、胃酸から胃壁を守る粘液の分泌とのバランスが崩れ、胃酸によって胃壁に穴が空き、痛みを感じたり、場合によっては出血を起こす病気である。重度の胃潰瘍の場合は、胃壁の穴が胃の外側にまでつながる場合もある。 (以上、ウィキペディアより引用)

もともと、胃は人類史上類を見ないほど弱かった。別に隠していたワケじゃないが、15年前、胃潰瘍で入院、内視鏡手術をしたことがあった。そのときの病名は「難治性胃潰瘍」。胃壁が薄く、潰瘍ができると出血が止まらない高度に進化した胃潰瘍だった。今回はさらにパワーアップして胃穿孔(いせんこう)が腸にまで達し、呼吸困難になり、想像を絶する苦痛をともなった。胃潰瘍になる原因はストレス以外の何物でもないが、それについては次回、記事をアップするのもまだ疲れる。

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緊急手術

2008-06-03 | weblog

お久しぶり、元気でしたか皆の衆?ワタシャ死ぬ思いでしたがな。

そして、やっとのことで更新だ。

なんで、ここまで更新するのが遅れたのだろうか?疑問に答えよう。

この天才的なブログ「太った中年」の管理人bibbly(ビビリー、40代後半の独身中年男でちょいとイケメン)氏は、先月、恋人であるフィリピン人女性のご両親に会うため車で14時間かけて彼女の故郷まで旅立った。無事に熱烈歓迎の面接を終え、車で14時間かけてホテルへ戻った。ところが、帰国直前になってビビリーさんは旅の疲れと極度の緊張から、激しい胃痛に襲われ、そのまま病院へ緊急入院、緊急手術をした。

アリャマ、胃に穴が開いちゃった、イテーのナンノって!

そしてやっと退院した。ただ、まだ腹部切開手術後の抜糸はまだ。数日して日本へ帰国、ちょいと用事を済ませてから、またフィリピンへ戻る。そんなワケで忙しいのだ、事の詳細は追ってこのブログ綴ろうぞ、ではでは。

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