太った中年

日本男児たるもの

離婚手続き

2008-07-31 | weblog

「聖書を編纂する聖パウロ」

もうすぐ結婚をまえにして仲人親になって頂くJet師範と離婚についてコメント欄でアレコレするのもナンなので、今回はキリスト教国のフィリピン人女性と離婚した場合の手続きについてエントリー。

>後々もし離婚するときの婚姻挙行担当官(神父か判事の選択)が気になって

 (前エントリーのコメントより)

大体、(神父か判事の選択)ということからして日本とフィリピンでは婚姻手続きがまったく違うシステムであるとわかる。婚姻に関する法律を規定した日本の民法に相当するのがフィリピン家族法で、これには「離婚」自体が存在しない。したがって、法的にはフィリピン人と結婚すれば一回こっきりのもので離婚や再婚などありえないのだ。ところが現実には日本人だけでなく、フィリピン人同士だって離婚し再婚している。結婚以上に離婚問題がややこしく理解しづらいのは当然のことである。

離婚について法的な詳細を記すことは主旨でないので、手続きについて簡潔にいえば、日本で離婚届けをして離婚した戸籍を日比両領事館へ提出、報告すればそれで終わる。しかし、場合によってはフィリピンの所轄裁判所で婚姻無効の申し立てをしなければならないことがある。これはフィリピン人同士は離婚の法律がない代わりに必ず婚姻無効の裁判をしなければならないことからわかるように、裁判は離婚するフィリピン人配偶者の都合によるもので、時間とお金がかかる。

国際的に見れば日本のように協議によって離婚が成立する身分の国は少なく、多くの国は何らかの形で裁判にかかわる。結婚したことがないので、離婚したことはないからアレなんだが、男と女が別れるときは泥試合になり、長引けば泥沼となり地獄を見るのが世の常である。つまり、離婚はその原因による結果手続きのことより、精神的に莫大なエネルギーを費やす過程が問題なのである。だから、早く別れてスッキリしたくなる。ただ、まあ、そうなるような原因を作らないことが一番ではあるが。

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神父の問いかけ

2008-07-30 | weblog

帰国後、まずは愛車マイケルに乗り、疾走して旬彩ノ壱番で昼飯の竹弁当を食べる。そこで、友達の変態店主から同じく友達の経営するフィリピンパブが3日前に警察と入管の手入れがあって営業を停止している、と聞かされちょっと驚いた。

そんなこんなで、今回はフィリピンで会った神父のことをエントリーする、アーメン。

さて、独身証明を手にして彼女の住まいレガスピ(LEGAZPI)へ行くと待っていたのは彼女の友達の紹介で彼女が勝手に一任してしまった結婚式仲介業者のビビアンさん(日本人を旦那さんに持つ45歳のオバサン)だった。結局、このオバサンの趣味で全部仕切られていた。式はセント・ドミンゴ(STO.DOMINGO)の古い教会で挙げることになっていた。楽チンといえば楽チンではあるが、兎に角疲れるオバサンだ。

で、このブログでコメントを戴いているJet師範改めジェット・ニノン・ボーイ氏に「後々のことを考えると教会の牧師より~」とアドバイスしていただいたけれど、既に決まっていた(涙)。さらに、「いろいろ金が掛るから~」とも言っていただいたが、何も知らない彼女がオバサンに法外なお金をとっくに支払っていて得意満面としていた(泣)。

申請の際の手続き方法等詳細については、申請する市町村役場に事前にお問い合わせ下さい。

(日本領事館配布資料 2.婚姻許可証・二重下線部分より)

それから、式を挙げるセント・ドミンゴは町自体が教会のようなもので、上記日本領事館配布資料にあるような婚姻許可証の申請などどうでもよく、というのは教会の神父に絶対的な権力があり、各証明書の事務処理など神父の一存でどうにでもなることがわかった。婚姻許可証の申請に手間取ったのは神父のスケジュールに合わせ、神父の自宅で神父の面接を受け、神父のOKにより初めて結婚ができるからだった。

神父の神父による新婦のための結婚式(リンカーン伝)、郷に入らば郷に従い汝、隣人妻を愛せ(マタイタイ伝)、そう、フィリピンはアジア唯一のキリスト教国なのである。

そんなワケで仏陀の懐で育った大和魂のぼくは彼女と一緒にセント・ドミンゴ教会の神父に会ってきた。教会から車で20分ほどの小高い山の中腹にある広大な敷地の中に神父の自宅があった。神父は太った米国黒人俳優モーガン・フリーマンだった。最初、彼女とデブ・モーガン神父が書類を見ながら長い間談笑し、彼女が婚姻許可証の申請書にサインした。続いてぼくの番だ。簡単な英語とタガログ語で挨拶をした後、デブ・モーガン神父の問いかけに答えた。異端宗教の審問といった雰囲気で緊張した。

「汝は彼女を妻として愛するのか」

「オーケイ ラン、イエス、はい」

「イエスだけでよい」

「はい」

「では、汝は彼女を妻として永遠に愛するのか、永遠に、だぞ」

「イエス」

「ならば結婚した後、汝の前に彼女より若くてキレイな女性が現れたしよう、それでも汝は彼女を愛するのか、若くてムチムチの美女、だぞ」

「若くてムチムチの美女か、そのときは心が乱れ、股間が多少膨らむかも知れない。しかし、日本男児たるものそこをグッとこらえ、愛を貫くぞ」

「おお、思慮深きブッディストよ、汝に神のご加護と祝福があらんことを」

神父は神の代理人だ、神父の問いかけに日本男児としてウソをつくワケにはいかない。熟考し、身振り手振りを交え真摯に答えた。これで十字架にかけられようと後悔はしないつもりだ。申請書にサインしてすべてが終わり、疲れ果てた。帰国しても、明日から契約したマンションの内装の打ち合わせがある。

早くヒマになりたい、アーメン。

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どっと疲れて帰国

2008-07-29 | weblog

 

そんなワケで帰国した。

 

>彼女のアパートでPCがオンラインできれば追ってエントリーする、ではでは。

 (前エントリー)

結局、彼女のアパートでPCがオンライン出来なかった。PCもモデムもプロバイダ契約もちゃんとしてあったのに、なぜか突然原因不明でオンラインできなくなった。ただ、例えオンラインできたとしても過密スケジュールのためエントリーは時間がなくて無理だった。なにしろ日本領事館へ独身証明の申請をした翌日、無事に交付された証明書を手に、1日早めて彼女の故郷レガスピへ向ったが、それでも時間の余裕はなかった。婚姻許可証の申請に手間取った。そのことは次回。それよりなにより彼女の故郷レガスピでの唯一の娯楽、新自転車「ジャネット」の購入だ。これは時間を割いてレガスピ唯一の自転車店「アルバイ・サイクル」へ行ったが、そこで衝撃の事実に出くわした。お目当ての自転車はあったものの、カギが売っていないのだ。そう、レガスピの人は自転車にカギを掛けないのである。随分考え込んだ結果、レガスピの人と言えどフィリピン暗黒共和国のフィリピン人に変わりない、もし、盗まれたらヤダから購入を断念した。次回、日本から自転車のカギを買って持って行ってそれから新自転車「ジャネット」購入が万全策である。ジャネットよ、待っていてくれ、それじゃ寝るぞ。にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ


実録、日本領事館

2008-07-23 | weblog

フィリピン人女性と結婚するために最初は在比日本領事館で婚姻要件具備証明書(所謂、独身証明)を取得しなければならない。今日はその全記録をエントリーする。

まずは日本男児たるもの早起きをして、朝飯を食い、コーヒーを飲み、鋭気を養う。

相変わらず朝から渋滞している。マカティのリトル・トーキョーからジャパン・エンバシー(日本領事館)までタクシーで約20分、料金は85ペソ(約250円)だった。

領事館入り口へ到着。前年までは例のフィリピン人女性渡航禁止の余波のため朝からフィリピーナでごった返えしていたらしい。タクシーを降りると少なくなった日本人相手に座って待っているビザ申請の代行業者がハイエナのように群がる。7枚のチラシを受け取った。

入り口の受付で入場許可証をID(身分証)の代わりに受け取り、携帯電話を預ける。IDを持っていない場合は別紙に記入しなければならない。ここで、日本で間違って取得した国際運転免許証が役に立った。なんなく許可証をもらいゲートから入場。

携帯、デジカメは入り口に預けなければならないが、デジカメはワザと預けるのを忘れた。これは反対から撮った写真。ゲート真ん中の右側(入ると左側)に自動発券機がズラーっと並んでいる。独身証明の申請は7番の発券機で受付番号票を取る。銀行と同じシステム。尚、明日の独身証明交付は8番の自動発券機になる。

領事館は左右2つの入り口があり独身証明の申請は左の入り口。

番号が点灯したら受付へ。日本男児はパスポートと戸籍謄本、フィリピーナはパスポートと出生証明を提出。彼女の出生証明は生年月日の月だけが何故か未記入だったので洗礼証明も提出した。申請書(表:日本語、裏:ローマ字)は記入例は机にあるのでそれを参考にして記入。間違っても職員が赤ペンで修正してくれるから怖れるな。

人も混んでいなかったから約30分ですべて終了し、独身証明の引換券をもらう。明日これと手数料450ペソを持って朝9:30にまたここへ。そのあと空港へ直行、11:55のレガスピ行きへ搭乗する。明後日はレガスピ・シティホール(市役所)で独身証明を提出して婚姻許可証を申請する予定だ。

彼女のアパートでPCがオンラインできれば追ってエントリーする、ではでは。

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退屈な機内

2008-07-22 | weblog

セントレア空港発 フィリピン航空 PR437 AM 9:30~

毎月この便でフィリピンへ渡航する。離陸後、30分ほどすると、「ビーフ オア フィッシュ?」とオバサンスッチーが訊ねながら機内食が配られる。肉がダメなんでいつも仕方なくフィッシュをオーダー。そして、ちょっと臭みのある白身の魚にゲンナリするのが毎度のパターン。

今回はうなぎだった。うなぎも脂質の特有な臭みが苦手。ところが、食べてみると脂がほとんどなかった。しかも非常に濃いタレが、これでもかと言わんばかりに掛かっていて、臭みを気にしないで食べることができた。

続いてフィリピン航空の機内誌”マブハイ”に目を通す。

内容はリゾート特集が多い。

マブハイがつまらないので新聞を読む。いつもはここで大体眠くなる。

「老人力」 赤瀬川原平著 筑摩書房

今回は少し踏ん張って赤瀬川原平さんの名著「老人力」を読もうと試みるが、ここで限界を感じる。老人力の作用なのか、「マニラ空港着陸態勢に入ります」の機内アナウンスがあるまでウトウトする。

予定より30分早く到着した。いつもこんな感じの退屈な飛行時間4時間だった。

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女性の生き方

2008-07-21 | weblog

今回の渡航で空港ホテルは、いつもの東横インが満杯だったため、空港内にあるセントレアホテルへ宿泊した。ここも自殺防止のため部屋に置いてあるのは聖書ではなく同じ英訳仏典だった。P441に「女性の生き方」と題されたページがあり、仏陀が婦人、妻、女性について分類/分析している。英訳文が面白い、書き留めておこう。

まず、「世の中には四通りの婦人がある。」とある、ご婦人の分析だ。

 第一種婦人 立腹する。気まぐれ。欲深い。嫉む。施さず。

 第二種婦人 立腹する。気まぐれ。欲深い。嫉まない。施す。

 第三種婦人 心広い。立腹しない。気まぐれでない。欲を抑える。嫉む。施さず。

 第四種婦人 心広い。立腹しない。気まぐれでない。欲を抑える。嫉まない。施す。

続いて、驕慢な人妻スジャーターに「七種の妻」を教える。

 第一種妻 人を殺すような妻

 第二種妻 盗人のような妻

 第三種妻 主人のような妻

 第四種妻 母のような妻

 第五種妻 妹のような妻

 第六種妻 友人のような妻

 第七種妻 奉仕するような妻

それぞれの妻について仏陀はそれぞれ解説しているが割愛、各自に委ねる。

最後に、美女アームラパーリに「女性について」教える。

「アームラパーリよ、女性は心の乱れやすいもの、行いの間違いやすいものである。欲が深いから、惜しむ心ねたむ心が強く、障害の多いものといわなければならない。だから、女は男に比べて、道に進むことが困難である。(中略)アームラパーリよ、女にとって強い誘惑である財と色は、決して永久の宝ではない。たださとりの道だけが、永久に壊れない宝である。」(以下、略)

さすがは仏陀、女性の核心を鋭く突いている。フィリピーナの彼女に仏の道を教えよう。

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恋愛のクオリア

2008-07-20 | weblog

クオリア

(英:複数形 Qualia、単数形 Quale)とは、心的生活のうち、内観によって知られうる意識の現象的側面(現象的意識)のこと、またはそれを構成する個々の質感のこと。感覚質(かんかくしつ)とも訳される。

概要

外部からの刺激(情報)を体の感覚器が捕えそれを脳に伝達する。すると即座に何らかのイメージや感じが湧きあがる。たとえばある波長の光(視覚刺激)を目を通じて受け取ったとき、その刺激を赤い色と感じれば、その赤い色のイメージは意識体験の具体的な内容のことであり、その「赤さ」こそがクオリアの一種である。

簡単に言えば、クオリアとはいわゆる「感じ」のことである。「イチゴのあの赤い感じ」、「空のあの青々とした感じ」、「二日酔いで頭がズキズキ痛むあの感じ」、「面白い映画を見ている時のワクワクするあの感じ」といった、世界に対するあらゆる意識的な体験そのものである。

(中略)

人が痛みを感じるとき、脳のニューロンネットワークを走る電気信号自体は、「痛みの感触そのもの」ではない。脳が特定の状態になると痛みを感じるという対応関係こそあるものの、両者は別のものである。

クオリアとは、ここで「脳の状態」だけからは説明できない「痛みの感触それ自体」にあたるものである。しかし、クオリア自体を言語で正確に記述することは難しい。

(以上、クオリアをウィキペディアから引用)

天才脳科学者、茂木健一郎博士の研究テーマであり、モギちゃんの代名詞とも言えるクオリア。今日のブログタイトルはけっこういい出来だ、挿入した写真もカッコイイ。

さて、

>簡単に言えば、クオリアとはいわゆる「感じ」のことである。

>しかし、クオリア自体を言語で正確に記述することは難しい。

それならば、恋愛のクオリアはどうであろうか、ちょっと難しいが、

 「恋人に会うときのトキメクあの感じ」

 「好きな人を想うときのセツナイあの感じ」

 「イクときのあの感じ」(おまけ)

どうだ、なかなかピン中オヤジにしては冴えてるだろ。

我らがモギちゃん曰く、クオリアは世界を創出し、人類の歴史を造り給うスゴイものらしい。そんなクオリアの恋愛バージョーンだからさぞかし昂揚するのでは、と思うのは修行の足りない未熟者の証し。恋愛にはどうしたってアップ・ダウンがある。

結婚手続きのため明朝フィリピンへ行く。しかしながら、アップアップの予定。もう今から気分はダウン系クオリア。そんな過密スケジュールで唯一の救いが彼女の故郷で自転車を買うこと。先行して日本では既に買った。車名はモッコリ号改めマイケル。なぜ突然改名したのか、新しい自転車がモッコリ2号じゃカッコ悪いだろーが。

勘のよい奥さんならもうお気づきであろう、フィリピンの自転車名はジャネット。そう、マイケルとジャネットの兄妹自転車。ジャクソン・ファミリーによるモータウン・バイシクル・ライフが日比両国で誕生するのだ。ウウッ、想像しただけでもワクワクする。

そんなワケで、一応PCは持っていくけど、ちょっと不安がある。留守はよろしく頼もう。

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絶倫頭取

2008-07-19 | weblog

みずほCB:斎藤頭取、サブプライムに続き女性問題浮上

みずほコーポレート銀行(CB)の斎藤宏頭取(64)が苦境に立たされている。米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)関連で多額の損失を出した責任を問う声に続き、17日には女性問題が浮上。実力者として君臨してきた斎藤頭取も求心力の低下は必至で、今後のみずほフィナンシャルグループ(FG)のトップ人事にも影響しそうだ。

17日発売の写真週刊誌「フライデー」は斎藤頭取とテレビ東京の30代の女性記者が密会している写真を掲載した。みずほCBはテレビ東京の主力行。斎藤頭取はテレビ東京の社外監査役も務め、「不適切な関係」と批判されかねない。

みずほFGは08年3月期決算で6450億円のサブプライム関連損失を計上したが、投資業務拡大を陣頭指揮したのは斎藤頭取。今回の問題で、みずほFGでは「巨額の損失を出しておいて、何をやっているのか」(首脳)と風当たりが強まっており、批判が高まれば進退問題に発展する可能性もある。

旧日本興業銀行出身の斎藤頭取は就任7年目。楽天のTBS株取得を巡る攻防で仲介役を引き受けるなど要所で存在感を発揮してきた。来春には斎藤頭取、前田晃伸FG社長(旧富士銀行出身)、杉山清次みずほ銀行頭取(旧第一勧業銀行出身)の交代が予想されるが、斎藤頭取は「会長職を新設し就任する」との見方もあった。

しかし、女性問題も「(斎藤頭取への批判から)みずほ内部から情報が漏れた可能性も否定できない」との観測がある。みずほは旧3行の微妙な均衡を維持してきたが、内部のさや当てが激しくなると、斎藤頭取の去就を含め尾を引きそうだ。 【山本明彦、斉藤望】

(毎日新聞 7/18)

マンションの契約が終わり、某銀行で住宅ローンの申込みをした。

そのときタイムリーなニュースが話題になって大いに盛り上がった。

64歳の頭取が不倫相手とラブホテルで何発ヤッタのか、羨ましい限り。

64歳の愛欲ジイさん、スゴイ男だ。絶倫頭取は日本男児の鑑と云える。

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システムキッチン

2008-07-18 | weblog

INAX

今回購入する中古マンションはリフォーム渡しになる。先般、施工業者から見積もりと簡単な打ち合わせをした。台所は新しいシステムキッチンに入れ替えるため「日本男児なら黙ってショールームへ行ってくれ、話はそれからだよん」と言われたので、行って来た。

日本男児たるもの、カタログを見ながらアーだコーだ言っても埒が明かない、現物をジックリ見てからだ、そう解釈した。お腹を手術して少し太っても日本男児なんで黙って見に行った。受付に女性が3~4人いた。1番美人の女性がやってきてカタログの見方を簡単に説明してもらった。「後はご自由にご覧ください」と言って受付に戻った。もう少し1番美人の女性を見ながらお話を聞きたい気もしたが、カタログと現物をそそくさと見て帰った。

システムキッチンとは、シンク、調理台、ガスコンロ、換気扇、ダクトスペースなどを機能的に天板で一体化したキッチンのことだ。ショールームのシステムキッチンは購入予定の中古マンションのシステムキッチンと基本的な構造は当然変わらない。強いて言うなら食洗機がついたくらいだ。つまり、進化に乏しい商品なのである。従って新商品を見ても「なんだこんなものか、値段がベラボウに高いな」で終わってしまった。

INAXのショールームで学習したことは、まず、I型とL型があり、そこから選択がスタートする。INAXは色の濃淡のバリエーションでグレードが分かれ値が決まる。淡色になるほど値が安くなる。そこからオプションで細分化されていく仕組みだった。なぜ色の濃淡で値が決まるのか、それが疑問で聞いたところ、「色が濃いほど天板素材の製法が難しくなるから」という俄かに信じがたい答えだった。進化しにくい単純な商品だから差別化のためこうなるのかもしれない、そうした視点で考えると奥が深い、しかし、ホント時間がないのだ、困った。

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立ち入り禁止

2008-07-17 | weblog

嘗て、マニラでアパート暮らしをしていたある日のことだった。朝、いつものように散歩していると、突如バカ犬が現れ、公園の中へ消えていった。その僅か数分間、夢のような驚異の出来事を見事に捉えたミラクルショットをヒマな人は堪能してくれ。

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名古屋へGO

2008-07-16 | weblog

昨日は午前中に購入するマンションの不動産会社担当オバサンとローンの打ち合わせをした後、名古屋へ行った。時間ギリギリで新幹線に乗車したが、直前にデジカメでワンショット。前衛カメラマンのちょっとした余裕だ。久しぶりに駅弁も買った。

これこれ、これだよ、そこのオバサン。数年前に一度だけ食べて以来のしらす弁当。

「ふたをあけると、 潮の香りと・・・」 遠州灘は日本一のしらすの漁場なのだ。

で、フタを開けるとしらすの量が少なくて潮の香りなんてしない、ガッカリ。

これも原油高の影響か、と考る。日本男児たるものイチイチ腹を立ててはイケない。

そうこうしているとアッというまに名古屋。世界最大手の不良債権銀行シティバンク名古屋駅前支店で住宅ローンの相談と海外送金をしなければならない、面倒臭い。

その前に駅前のビックカメラで前衛カメラマンのビビリー氏は少し買い物をした。

超高層ツインタワー駅ビル。右側の33Fにシティバンク名古屋駅前支店がある。

ここだけの話、前衛カメラマンのビビリー氏は高所恐怖症、これが限界ショット。

おお、シティバンクだ。別に隠していたワケじゃないけど、既に某みずほ銀行で住宅ローンの審査がOKなのだ。シティバンクは担当のF氏が、金利が絶対有利だから、と熱心に勧めるため、審査書類を提出して話を聞いた。どっちでもイイんだけどね。

続いて海外送金。ややこしいけど、外貨預金(米ドル)で一旦彼女の現地銀行口座へ送金する、同時にその相当額の期限付き(1ヶ月)の元本保証外貨(米ドル)金融商品を買って期限決済日に送金分へ補てんする、という方法。送金の他にセキュリティ設定の変更等があって大分時間が掛った。シティバンクの用事が終わった後、フィリピン航空名古屋支店へ行き、先月国内線を利用した分のマイレージ加算をした。

帰路へ向うとすっかり日が暮れていた。

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PS.

4月のエンントリーで今月満期を迎えた10万ドルの定期外貨預金をどうしたか、記さなければならないことをスッカリ忘れていた。結局、定期継続をしないでドルのまま預金している。金利が付いているので1ドル/108円ボーダーが円換金時の損益分岐点になる。つまり108円を超えたら利益になるのでそれまで待つことにした。また、円/ドルの為替手数料を省略できる上記のような送金方法を思いついたので多分ズーとドルのままだろう。


マンション変更

2008-07-15 | weblog

(生豆屋のコーヒー)

こいつぁーウマイぜ。そんなワケで、浜名湖のリゾート・マンション購入がその後どうなったのか。実は住宅ローンの申込みをした後、キッチンを新設する配管工事が出来ないことが判明。また、駐車場もなく、借りるところもなかったのでキャンセルした。

その代わりではないが、現在住んでいる賃貸マンションから近い、中古の分譲マンションを買うことになった。別に隠していたワケじゃないが、浜名湖のリゾート・マンションも近所の分譲マンションも売主は同じ不動産会社で以前からよく知っていた。

最初から両方のマンションのどちらかを買うつもりでいたから、結果これでよかった。今週中に売買契約をする予定でいる。ただ、このマンションも全面内装工事をするから、まず、契約前に工事内容のツメを売主としなければならない、これが大変。

図面を見る限りバブル時代の設計で、問題はやはり狭いキッチンだなぁ。なんたって趣味は料理で、このブログも成り行きでフィリピン関連になってしまったけれど、最初は健康的な食事、自炊料理を目指すために始めた。キッチンについてだけはホトバシル情熱があるのだ。太陽カレーのマスターにアドバイスを受けながら進めよう。

その太陽カレーのメニューはほとんど制覇しているが、チキンカツ・カレーだけは食べられない。それからもう一つ、「二人だけのディナー」という独身者にとって屈辱のメニューが存在する。今週、売主の不動産会社の若い女子社員と一緒にそれを食べることを売買契約の付帯条件とした。それくらいはイイだろう、「若くてカワイイ女性と一緒に食事をする」、独身中年男のささやかな幸せなのだから、そうだろ。

それにしても帰国してから多忙な日々だ。それまでが怠惰な生活だったから些かマイッテいる。結婚と住宅ローンが重なって、その都度必要書類を取るため何度も市民サービスセンターへ通った。戸籍謄本、所得証明、住民票、印鑑証明と、何通も取得したから市民サービスセンターのオバサンたちは得たいの知れない不審なオッサンだと思っていただろうな、ヘヘヘ。もう、行かないよ。

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予定表

2008-07-14 | weblog

フィリピン・インフォメーション・サービス 

上記サイトPISは非常に便利で助かったので、会員登録して3600円の年会費を銀行へ振り込んだ。会費を払ったからと言ってナニするワケでもないから寄付と同じ。それはそうとして、もう一度渡航予定を整理しよう、こういうときPISはとても役立つ。

そして、さらに助かっているのがJet師範のアドバイス、アリガトございます。

さて、チェックだ。

21日 日本発ーマニラ着 

22日 日本大使館 婚姻要件具備証明書の申請

23日 日本大使館 婚姻要件具備証明書の交付 (午後発行)

24日 マニラ発ーレガスピ着

25日 レガスピ・シティホール 婚姻許可書の申請 (10日後発行)

26日 自転車買ってツール・ド・レガスピ

27日 レガスピ発ーマニラ着 

28日 マニラ発ー日本着

以上が重要な予定。

婚姻許可書は10日後に彼女が受理して来月結婚式、その打ち合わせもある。

その他に、

先月、彼女によって破壊されたノートPCがリカバリーして復活。レガスピで借りたアパートに設置する、オンラインしてくれよ。彼女にメールのやり方を教えなければならない。毎日の国際電話は疲れるし、会話では情報伝達の正確さにも限界がある。

それから、デジカメも彼女にプレゼントだ。写真の撮り方から、PCへアップ、ファイルの保存まで教えなければ。なにしろ先月、写真ファイルを無残にデレイトした前科があるから。あと、彼女の家族にも会っていろいろ相談しなければならない。

そこでまたまた問題が発生する。

フィリピンへ行き出して彼是7年目になるが、現地の言葉「タガログ語」が覚えられない、という最大の弱点がある。もう年で、学習意欲と性欲は衰えて止まない。本は数多く購入したけれど、開いて読むことさえしない。CDも持っているけど、聞いたところで「今すぐ話せる」ワケがないから聞いたことがない。

さて、一番心配なことは、婚姻手続きに当たっての彼女側の必要書類の準備。

フィリピン・サイド チェックリスト

1.出生証明書 (CERTIFICATE OF LIVE BIRTH)

2.バランガイ証明書 (CERTIFICATE OF BARANGAY)

3.洗礼証明書 (CERTIFICATE OF BAPTISMAL)

この3つの証書がないと非常にヤバイので念を押して電話で確認している。書類の申請は期間の制限と煩雑なだけで手続き自体は簡単らしい。「オーケー、ダイジョーブ」とは言っているけれど、いい加減さでは世界一のフィリピン暗黒共和国だ。一つでも不備があれば取り返しがつかず、今月の渡航がまったく無駄になってしまう。

すでに、国際運転免許証でミスしてる。あー、いろいろと頭が痛てぇ。

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国外免許

2008-07-13 | weblog

キューバ革命を成し遂げたチェ・ゲバラがまず手を付けたのが経済政策であり、貧しいインディオのため、国立銀行総裁に着任した。また、帝国が属国に強いるのは、時間・言語・貨幣だと言われる。ナニが言いたいのかといえば、査証他、先々のことを考えて、今月の渡航でフィリピンの銀行に口座を開設しておこうと思っている。

以前、Jet師範に現地銀行口座開設に必要なものを聞いたところ、パスポートと国際運転免許証の2つで出来ると教えてくれた。勿論、パスポートはOKなので、後は国際運転免許証だけだ。

国際運転免許証の申請をネットで調べてみると

 静岡県西部運転免許センター 
 
 受付時間
 
 平日の午前8時30分~11時00分、午後1時00分~4時00分
 
 必要書類等 

 ・国内の運転免許証

 (住所が静岡県内であり、帰国するまで有効であること。本物に限る。コピーは不可です。)

 渡航を証明するもの(次のいずれかひとつを用意してください。)
 
 ・パスポート(コピーの場合は写真欄・氏名・生年月日のページ)又は、

パスポート受領証と通知はがき、渡航内容を証明する出張証明書・旅行計画書等 

・申請用写真1枚(縦5cm×横4㎝、無帽、無背景、正面3分身、6か月以内に撮影したもの)

注意:パスポート用より大きいです。

・印鑑(浸透印(シヤチハタ印等)は不可です。)

・手数料(2,650円)

忙しいけれどこれならスグできる。一昨日、運転免許センターまで行ってきた。

思い起こせば今年の4月、マニラ空港で運転免許証を紛失してここで再交付した。

おお、簡単に出来た。

ところで、申請書と案内板はINTERNATIONAL=国際を「国外」と表記していた。

これって、行政機関の大和魂、愛国精神の響きを感じたのはオレだけだろうか。

*注意、Jetさんのご指摘によりフィリピン国発行でないと出来ないそうだ。(涙)

*気になる人はコメント欄を参照。(涙)


ウェディング・プラン

2008-07-12 | weblog

「ウェディング・ドレス キレイ ディバ」

そんなワケで結婚準備の打ち合わせをしている。先月はアパートを借りて電化製品などの家財道具を購入してアッというまに時間が過ぎた。そして、友達のドンちゃんにPC購入とプロバイダ契約を依頼して帰国した。無事、オンラインしたと電話があり、ホッとした。それから続いて、ウェディング・プランについて電話が掛ってきた。

「イマ ワタシノ トモダチ イル、アナタ ハナシ スル」

「オオ、アノ?ナニ?」

「ハジメマシテ、コセキ ヨウイシテクダサイ」

「キョウカイ、ガーデン ドッチデスカ」

突然、ニホン語をしゃべるフィリピン人男性に話掛けられてビックリした。要約すれば、最愛のエンジェル嬢が、購入したPCでネット検索をして地元で結婚式の業者を探し出し、そいつからウェディング・プランの話を聞いて欲しいということだった。

日本人相手に書類申請から結婚式の一切まで企画代行して請け負う日本人はいるけれど、まさかレガスピのフィリピン人がいるとまでは思いもよらなかった。

そいつに料金のことを聞くと、かなり高いことを言ってきた。大体、ニホン語をしゃべるフィリピン人は日本人から金を巻き上げることしか考えていないロクでもないヤツばかりだ。取りあえず「イソガシイ」といって電話を切った、しつこいからなぁ。

それから暫くして、エンジェルに電話すると、ウェディング・プランをアーでもないコーでもないと言い始めた。金額さえ適切なら、彼女が好きなものなら何でもいい。ただ、そう言うと、またコーフンしてエテ公に変身する惧れがあるから、グッとこらえた。

そして話題を変え、結婚手続きのスケジュールの話をした。今月は日程上、必要書類を大使館へ提出するだけで、結婚式は来月になることをやっと理解してくれた。しかし、またウェディング・プランのアーでもないコーでもないが始まり、ドーと疲れた。

日々このようなことが続いている。

ハズカシながら、突如としてこのような差し迫った状況に陥った根本的な原因は、

中田氏だった。

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