美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

壮行会ステージバック 制作過程大公開~その1~

2014年06月07日 23時23分35秒 | 裾花中 美術部だより
裾花中学校,長崎です。

裾中のステージバックは,たて3メートル,横8メートル。
他の中学校に比べたら,もしかしたら小さい方かもしれません。

ですが,今回のステージバックはとにかく締め切りに追われての制作になってしまい,部員のみんなには本当に申し訳なかったと思っています。

普通の人たちには,絵を描くのって簡単に見えるのかどうかわかりませんが…,この規模の絵を描くのには,それ相当の時間と,もちろん技術が必要なわけで。

現在実質動ける3年生は4人。

原案は「新撰組」に決まったものの,人物のポーズはもちろん,表情や色,全体の構図などの細かい部分の打ち合わせもそこそこに,下描きに入っていかなければなりませんでした。


ユポ紙と呼ばれる,少し光沢のあるコーティングされた幅1メートルのロール紙を8枚,1年生が切り出し,ガムテープで裏打ち。

それを美術室に広げ,全員で描いていきます。


2年生は,上の文字とバックを担当。
文字自体は,パソコンで書いたものを拡大。
カーボン紙で写しています。


見ていただいてわかるように,1人の剣士だけでかなりの大きさ。
立って見ても,全体像がわからず,体のバランス,特に手の大きさを見極めるのが大変でした。


記事に興味を持っていただけましたら,クリックしてください。
にほんブログ村 教育ブログ 図工・美術科教育へにほんブログ村

教育・学校 ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。