昨日の投稿の「そうだ!草取仁王尊がいた!!」は長南町の蔵持に残る伝説です。
昔々、蔵持村(120戸800人くらい)に疫病が流行った時(江戸時代中期)のことです、村中の人が倒れ、働き手もいなくなり、田んぼの草は伸び放題で秋の収穫も望めません。
そうなると、村では飢饉のときのように餓死する人さえ出るかもしれません。
そこで、村に住むある老夫婦が村はずれにある「仁王尊」にお願いしました。
『仁王様、このままでは村が全滅してしまいます、どうか稲が育って秋に収穫できますようお願いします』
・・・仁王様はこの願いを叶えてくれました。
お願いして、しばらくすると村中の田んぼの草が一夜にして、きれいに無くなっていました。
お陰様で蔵持村は疫病の難を逃れ、秋には無事刈り入れができたそうです。
それから、この仁王様は蔵持地区では『草取仁王尊』として崇められています。
※ここで、コロナと結びつけるのは難しいかもしれませんが・・・『仁王尊』でさえ、疫病退治ではなく、生きることに直結した『お米』が取れる『疫病対策』の草取りなのです。
疫病は退治されたのではないのです、疫病が起こした災いを何とか、草を取ることで収めたのです。
草取仁王尊の時代から数百年たった現代でもコロナの直接退治は難しいのですが、疫病対策は進化していなければいけません。
現代の疫病対策の目標は何ですか?
『生きること』※お米(経世救民)ではないでしょうか?
疫病の対策はすでに分かっているのですから、働き手がいなくならないように『草取り』よろしく、同じように経済活動を守るべきですね。
ところで、今日は午後から議員活動を少ししてきました。
○高齢者向けの配食活動はどうなっているのか?
○役場の窓口や対策本部はどうなっているのか?
○TV会議などの通信は役場で接続できるのか?
※草取りには至りませんでしたが、草の状況の把握は出来ました。別途、把握については報告します。
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