先週の金曜日は知人の紹介もあり、太陽光発電の勉強会に行ってきました。
太陽光発電に対して真ん中にいる私としては、共感もありましたが違和感もありました。
自然を大切にする「里山を守る人たち」が主催するのですから、自然を大切にしないと駄目なことは良くわかるのですが、今回の水害をメガソラーが悪いような言い方はどうかということです。
講師の先生が話されていた、人工物の作り方で、自然に対する適合の仕方を考えるべきはよくわかりました。水の排出もその一環で考えなければならないと思います。
ただ、水を排出する人工物はメガソラーだけではありません。
ゴルフ場も道路も学校もマンションも家も庭も皆そうです。
長くなるので、結論から先に言うと、太陽光発電の法律整備から入るべきだと思います。
投資の利益が出るから、メガソラーもまだできているし、それより投資額の少ない小規模の太陽光発電はさらにできています。田舎では、お米を作るより利益の出る太陽光発電が荒廃地を中心にどんどんできています。
荒らしておくと草刈りの労力とガソリン代がかかる田んぼより、貸しても1表、でも太陽光発電に貸すと、お米3表(1反部当たり)分の現金になる方が得だからです。
この流れは当面止まらないでしょう。人間のごく当たり前のそろばん勘定が働いているのです。
では、算盤が合わなくても太陽光発電は進めるべきなのでしょうか?
「グレタ」さんに聞いてみますか?
利益抜きで、太陽光発電は進める価値があると私は思っていますので、メガソラーを単に悪者にしないで、整った環境を作るべきだと思っています。
「太陽光発電環境保全法」を作って、環境を守る規制をして、売電収入には5%ほど課金して環境に振り向けると良いと思います。
利益だけを優先していると地球が危ない世の中になってきました。