落葉樹は芽の動く前が植え替えによろしいとてカマツカの鉢植えがいくつかあるので、これに手をつけた。
完
日本のすみれの中でいちばん個体数が多いといわれるタチツボスミレ(Viola grypoceras A.Gray var.)
色は薄紫で名前の「タチ・・・」は「立ち」でこのスミレには茎があり、それに葉が付き花が付くため背が高く立ち上がっている。
各種のスミレグループ(属)をスミレと呼ぶが、この内「スミレ」という種(しゅ)があり、これが普通のスミレで濃いむらさきのよくあるスミレ、学名を Viola mandshurica (ビオラ マンジュリカ)といい、マンジュリカは「満洲の」ということらしい。植物趣味の人は広い意味のスミレか,、「種」としてのスミレか間違えないようにマンジュリカと呼ぶ人も。
タチツボスミレは野山にいっぱいあるスミレだが、この辺りの街や田舎ではほとんど見られない。城跡の櫓の石垣に群れているのがあったが、たぶん趣味の人が植えたみたい。
わたしが初めてこれを見て感激し、里山の林道沿いから庭に何株か植えた。それが定着しタネを落とし増えている。一番生えやすいのは植木鉢の中でカマツカなどの小さな鉢には背の低いタチツボスミレが良く生え、今咲き始めた。
この写真の場合、茎の残骸は見られるが、今の花は茎無しで地面から咲いて「タチ」状態でない。
天南星(テンナンショウ)属 ウラシマソウの鉢植えに今年も芽が出た。→ 昨年のブログ記事
球根の確認というかで3月に掘り起こして植え替えようかとも思っていたが芽が出てきたので、今年はこのままにする。
以上