紅しょうがの残日録

いい加減でアバウトで(^^♪

卒業文集の復刻

2017年11月23日 14時53分59秒 | 日記
先日のブログで色々買い集めた物の使い道はこれです。




はるか昔の中学校を卒業の時、クラスで作った卒業文集の復刻版です。

長男でずっと同じ家に住み、建て替えの時も保管場所に恵まれ、私自身の性格も災いしてか、古いものを案外大事にしていたのです。
その中で、わら半紙にガリ版刷りの中学三年卒業文集がありました。読むことはほとんどなかったのですが昨年夏、50年ぶりくらいに同窓会に出て、なつかしく思い文章を読み返してみたのです。
ガリ版インクは安定していて消えることはないのですが、部分的に印刷時点でかすれている部分や、手書き(ガリ版で切ったもの)が読みにくいものもありました。

最初は気に入った記事だけワープロの練習のつもりで打ち直してみました。私はパソコン歴は長いのですが、ワープロはほとんど使わず、縦書き二段組などのテクニックは初めてでした。それが、今の「Word」で意外にもたやすくできてしまったのです。そこで全内容を復刻することにしました。

これが原書のコピー版です。ホッチキス綴じだったのを和綴じ(亀甲綴じ)にしてあります。

同級生によるガリ版刷りです。


原書はB5版で、ワープロでは原則A4版を使用しました。フォントサイズを大きめにして、縮小B5版でも読みやすいようにしました。
文字のタイプはまあ得意ですが、原稿を書き写すことは間違いが多く、校正が大変でした。約半年かかって全文打ち終わりました。
A4版でで印刷た物を2ページ合わせてA3または縮小しB4にコピー、二つに折って袋とじにします。

上から麻の葉綴じ、康煕綴じ(糸を二本使用)、康煕綴じ




熱さが40ページくらいで、普通ののホチキスでは閉じられず、和綴じとしました。
和綴じは以前から知っていましたが、初めての経験で、ネットの記事を読み漁り我流でやってみました。
最初は基本的な四ツ目綴じから、康煕綴じ、麻の葉綴じ、亀甲綴じといろいろやってみました。

これにははまりました。糸や色の選択は楽しいですが作業はなかなか力仕事です。穴あけは目打ちでと書いてある記事もありますが、キリを使いました。一つの穴に糸を4,5回通すものですから、ペンチで針を引っこ抜いたり、大穴で見苦しくなってしまいしました。
だから、真っ新(まっさら)な仕上がりになるべき製本は手垢だらけになってしまいましたとさ

コメント (4)
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