真空管に近い音が出ると言われるので作ってみます。
タカスのユニバーサル基板は初めて見ましたが、どのように配線すればよいのか
理解するのは 大変です、
電源部から配線していきますが、最初にアースラインを銅線で繋ぎ 部品の配線も
銅線で配線していきます、
プラス15V、 マイナス15V、アースラインを先に配線ハンダをして 部品を刺して繋げて行きます。
電源部が出来たら 電圧チェック 次にRチャンネルを制作 電圧チェック
ここまでは順調に制作出来たと思いきや、最新の回路では無くてその前の図面で制作をしていました
一部手直しを、高域の補正を追加して Lチャンネルの制作に進みます。
出来上がって RチャンネルとLチャンネルの電圧のチェックをすると 0.02V違う事か判明
何処から違うのか どうも初めからLチャンネルの電圧が低い
抵抗はすべて選別しているので 間違いは無いはず、と思っていましたが、チェックリストを制作して
すべての電圧を測って比較してみると 15Vからドロップする電圧が怪しい、
5.6Ωのはずが7.2Ωが入っているではないか、何日も悩んで無事に解決。
ハンダ付けヶ所もミスは無いか 拡大鏡で何度も調べました、真空管のアナログ配線は
楽ですが、トランジスタのハンダ付けは手強いです。
ヘッドフォンも配線して ジャックでスピーカーと切り替え出来ます。
ケースは丸穴ばかりですから真空管よりも加工は楽です、
ケースに入れて2時間ほど通電し、DCオフセット電圧調整 10Ω半固定抵抗で何回か調整して
1mV以下になるまで調整します。
24時間通電して 真空管6N6Pミニワッターと比較視聴してみました、
トランジスタアンプの音は癖が無く優等生です、とても澄んだ音色が出ています。
長時間聴くと どちらが良いのかは 個人の好みの問題になりますね。
1月は鼓膜の手術で11日ほど入院しました このヘッドフォンアンプはlpdとともに
大変楽しませていただきまして有難かったです。
小型でほぼ発熱はないですからとても便利です、真空管では無理。
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