ホラ吹きの日々

趣味のもの作りの記録と日々のつぶやき。

6N6P全段差動PPミニワッター2012 V.2

2021年01月03日 | 真空管アンプ

情熱の真空管 サイト

ぺるけさんのMini-Wattersの中から 推奨バージョン6N6P全段差動PP 2012年V.2を制作したい

ぺるけさんは難病に侵され FETやトランジスタの選別部品の配布が終了しています、

作ろうと思えば 選別のための治具から制作の必要が有ります、大変です。

トランジスタ式のアンプの制作も視野に入れて制作する事に

あまり奇麗では有りませんが 機能すればよいので、

国内での入手が難しい2SK30A-GR  2SK117-BL  2SK170-BL をeBayで50個単位で購入し選別します。

Idssとbiasで選別ペア取りします、4個同じIdssしかも指定されて数値の選別は大変です。

50個の内20個はペアには成りません残る30個も色々な数値の集団に成ります、

トランジスタのhFEも同様にペア取りします、1台しか制作しないのでしたら止めたほうが良い

ぺるけさんの回路はそれほど難しくは有りません、制作の手順も丁寧に説明されています。

しかしながら5%抵抗でしたら 選別の必要が有ります、左右の数値をほぼ同じにね。

電源部 ツエナーダイオード2個で32Vの部分は要注意

 

アンプ部のハンダ付けは3個の部品が重なる所は要注意 つい2個でハンダしてしまいます。

今回は2SK30A-GR 定電流部分を 3.9mA  と 4.2mA両方制作 途中の抵抗も違いますがどのように

違うのかの検証、結果違いは有りません。

まずは電源部の電圧チェック 負荷が掛からないので少し高めの電圧+178Vが+198Vあとは問題なし、

アンプ部 21V は右21.5V 左21.3V 他はほぼ設計値

真空管6N6Pはウクライナから購入、ニキシー管を買うついでに安く購入しました。

シャーシー横の穴はDCバランス調整 テスターを差し込んで真空管の後ろの穴にある可変抵抗で

調整します、初め1mV以下にに収まらず 真空管を取り換えて1mV 以下に調整しています。

バスブースト はスイッチで切り替え スイッチ必要ないかも 入れっぱなしで良いと思う。

色違いで2台制作 1.6Wですが ノイズほぼ0 20cm位までのスピーカーは8ΩまではOK

交響曲のフルボリームはちと苦しいかも、室内楽、弦楽アンサンブルは大変聴き易い、ボーカル

は一番得意だと思います、パワーは無いけど静かに鳴らすには良い音出します。

小型で良いスピーカーが欲しくなります、がまん我慢 ですね。 


真空管183-PP

2011年06月22日 | 真空管アンプ

久しぶりの真空管ネタ

庭のフルーベリーが咲き始めました 今年もジャムが出来ます

 

クラシカルな フレッドボードスタイルのシャーシーを作りたくて

友人の木工所を尋ね 色々な材木の板を物色して

楢の板のすばらしい木目を発見 無理をお願いして 厚さ18mmに

こちらの指定寸法に 正確にカットしていただきました

友人(塚本)には無理難題をお願いし大変有難かったです。

大きな紙に部品の配置図を作り ドリルで穴を開けました

部品を乗せて誤差を修正 大変な手間が掛かり 二度と作ろうとは思いません、

クランプで固定して ボンドで接着 

木製シャーシーの出来上がり ニスを塗ろうかと考えましたが

 自然の木目の美しさが見えなくなりますので このままで

熱と共通アース対策にアルミの板を貼り付け まずは電源部の配線

特注の電源トランス 整流管は GZ33 チョートランスでリップル後300V

 

 

入力WE352から配線 次はUY484 次に中間トランスを入れ入力バランスの調整

今回ボリームは アッテネーターを使用 

トラランスを配置する為 配線がとても困難な事になり

最後に 真空管183のカソード抵抗を配置するスペースが無くなり

表に出す事に 内部に入れると発熱が凄いので結果は正解です。

OPTはUTCと言うアメ製 

記念すべき第20号 183-PPアンプ

本当はWE300B-PPにしたかったのですが 予算の関係で無理

仕方なく 45に近い 特性の揃ったハイトロン183を4本購入

部品集めも大変でしたが木製のシャーシーは加工が大変でした

完成写真を撮るために デジタル一眼カメラを購入

本当は真空管の夜景を撮りたいので 購入しました資金は ゴルフコンペの一人勝ちで調達

それ以来 ゴルフは坐骨神経痛の為お休みしています。

  

待望の183-PPの夜景です


A1820 UL-PP真空管アンプ

2011年01月17日 | 真空管アンプ

ホオジロ くんと メジロ

普段は敵ですが 餌につられて 一緒に撮影

英国球 A1820をC3gでドライブ間にトランスを入れてみる

電源トランスを真ん中に配置したのでノイズが心配でしたが

C3gはメタルカバーが有るので大丈夫でした。

第19号 A1820 UL-PPアンプ

英国のペーパーコンデンサー使用してみました。

音色は癖の無い素直な優等生です。

 


AD101-PP 真空管アンプ その1

2010年12月09日 | 真空管アンプ

もう冬の気配

忙しい年末になりました 風邪を引かないようにしなくては 

 

 

ドイツ球でプッシュプルアンプを製作

第18号機 AD101-PP

贅沢にもテレフンケンAD101 を4本も購入

小型のINPUTトランスから ECC40リムロック球

シーメンスのフイルムコンデンサーとドイツ製巻き線抵抗使用

銅のオリジナルシャーシーはヘアライン風に研磨してこだわりのアンプに仕上げました

続く