春のお花見散歩、次にやってきたのは滋賀県・石山寺。
西国三十三所のひとつで、紫式部ゆかりのお寺なのだとか。
かなり広い敷地らしいので、しっかり歩きましょう!
ということで、
まずは最寄の石山寺駅を降りて瀬田川沿いに出ました。
川ぞいの桜並木がお出迎えです!
ベコ 「瀬田川の桜並木だべこ!」
おー、まさに見ごろですね」
桜と川の組み合わせもなかなかいい感じ。
川沿いにある小さな公園にはピンクの枝垂れ桜。
ほー、これは美しい。
ほのかなピンクが上品です。
川沿いに歩いていくと、ほどなくして石山寺の山門に到着です。
ベコ 「石山寺だべこ!」
さっそく門をくぐって中に入りましょう。
山門を抜けると、そこには満開の桜が見ごろを迎えていたのです。
うん、ここも満開ですね!
屋根瓦にかかる桜が味わい深いですね。
ひゃー、ワサワサですな。
和の心を感じます。
人出もほどほどで参拝客ものんびりお花見。
滋賀県のお花見スポットは、京都と比べると混雑していないのが嬉しいところ。
ゆっくりお花見できるのは大きなメリットです。
さて、
参道を進むとお堂のある広場に出ました。
そこにも立派な桜の木が!
おおっ、これまた素晴らしい桜の木です。
ベコ 「ひゃー、満開だべこ!」
ちょうど見ごろです。
実は、風が吹くとヒラヒラと花びらが舞って桜吹雪になるのですが…
なかなか風が吹いてくれません。
シャッターチャンスを狙ったものの、やむなく断念。
けど、お日様の光を浴びて桜の花も元気いっぱいです。
いやー、初訪問の石山寺ですが、ホント来て良かったですね。
ちなみに、あそこに立っているのは有名な多宝塔。
なんと源頼朝が寄進したものだそうで、日本最古の多宝塔なのだとか。
それにはビックリ。
そして、あの多宝塔を過ぎると、山の斜面に広がる広大な境内に入っていきます。
それでは意を決して石山寺の境内に分け入りましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
石山寺(その1)
石山寺は琵琶湖から流れる瀬田川沿いにあり、伽藍山のふもとに広がる真言宗の大本山です。
創建は奈良時代とのことで、ご本尊の観音様は京都・清水寺や奈良・長谷寺と並んで「三観音」と言われて信仰を集めたそうです。
特に平安時代には多くの貴族や女流作家がお参りするなど「石山詣」が流行ったのだとか。
山ひとつまるごと境内となっているような広大なお寺で、ぐるりと歩くのもひと苦労。境内を巡るとちょっとした山歩きになって、ジワリと汗をかきました。
ちなみに石山寺は「花の寺」としても知られており、境内には折々の草花が育てられ、季節の移り変わりを楽しめるそうです。