春のお花見散歩で以前訪れた千葉県の弘法寺をご紹介中です。
引き続き境内の桜を楽しみましょう。
こちらは、境内の脇にあるちょっとした広場。
ここにも桜の木々が並んでいます。
参拝客の皆さんも、シートを広げてお弁当中のようです。
高台にあるお寺のため、周辺の景色がよく見える好立地でした。
うん、こちらの桜も本当に立派。
ふわー
ふわー
ふわー
いやー、お花見しながらのお弁当はまさに春の風景。
なごみのお花見です。
さて、境内をてくてく歩くと祖師堂がありました。
お堂前には立派な木が立っています。
参拝客もしっかりお参りしてます。
それにしても立派な木です。
なんの木なのでしょうか。
ぶらぶらすると、敷地の反対側に来たようです。
これは太刀大黒尊天。
日蓮聖人が作られた大黒様が祀られているそうですが、この枝垂れ桜も有名なのだとか。
しかし、残念ながらこちらも散り始め。
見頃は過ぎてしまったようです。
ちなみに、弘法寺の裏参道にも桜の並木が続いています。
境内の至る所で桜が楽しめるのにはびっくり。
心地よいお花見散歩が楽しめるお寺なのですね。
さあ、弘法寺の見学はここまで。
それでは次のお花見スポットへ参りましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
手児奈
弘法寺の由来に出てくる「手児奈」という娘さんですが、やはりホームページに詳しく書かれていないため、ちょっと調べてみました。
言い伝えによると、この女性は真間のあたりに住む村娘で、その美しさが評判の娘さんだったそうです。そんな噂を聞きつけて、手児奈を嫁にしたいという男性が次々と現れて求婚。
ところが、手児奈はそうした申し出をすべて断り、男たちも手児奈を巡って争うまでに。そんな様子を見た手児奈は、誰か一人の嫁になれば、他の人を不幸にしてしまうと悩み、自分がいなければ争いも起こらないと海に身を投げたそうです。
手児奈を巡って争った男たちは、自分たちの行いが手児奈を苦しめたことを悔やみ、亡骸を手厚く葬ったのだとか。
なるほど、そういう言い伝えがあるのですね。ちなみに、手児奈を祀る「手児奈霊神堂」は弘法寺より少し離れた場所にあり、弘法寺の中にはないそうなのでご注意ください。