「一寸先は闇」「先のことはわからない、いつも通りに明日がやってくるとはかぎらない」「平穏な一日、それは奇跡なのだ」云々、こういった表現はまったく驚きもなく当たり前と見過ごしてしまう。ところが今日の午後、それを文字通り実感する事態が起きた。近所に所用で出かけていた家人が「ただいまー」と帰宅。そのとき小生は2Fの事務所兼書斎で明日のオンライン研修のイメトレのリハーサルをしていたため「おかえり」と声は返したが顔を見ることなく彼女の異変に気づかなかった。携帯が鳴った。家人からだった。階下に降りていくと彼女はベッドで横たわっている。「胃の辺りがシクシクと痛いの、とても」と呟くように小さい声で言う。日頃は我慢強い彼女が声に出して言うくらいだから余程だろうと察した。「病院に行こう、連休だが池田病院ならやっているはず」と。電話をかけるが「混んでいる」メッセージばかり。行った方が早いと小生が言うと「救急車で」と彼女。余程の痛みと察したが真昼間に救急車を呼ぶことに躊躇した。歩行を助けながら病院へ。緊急外来として病院外に待たされたが5分も待つことなく診察室へ。痛み止め点滴も効かず胆石切除の手術をすることに。つまり、病院への受付を済ませてから緊急手術までの5時間、彼女の痛みは続いたことになる。当然ながら即入院となった。きょうの出来事としては、○家人が胆石手術で即入院となったこと、○明日のセミナー準備のため小生の代わりに手術の立ち会いは息子がその役割を果たしたこと、○イカリスーパーに予約した食材を取りに行ったことだ。(8,700歩)
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