寝過ごしの朝に思うこと・・・

起床の時刻7時半、いつもより30分程度の寝過ごしの朝だった。昨夜の就寝時（23：30）愛犬リズンが突如小さく呼ぶように声を殺して吠える。隣りの部屋に連夜の寝不足ぎみの家人が寝入っている。彼女に負担を掛けることは避けたいと思い階下に降りた。薄暗くした室内灯の下でリズンが寝ている傍に座り、彼女（ﾘｽﾞﾝ）の痩せこけた体を撫ぜ、水が飲みたいのかと器にたっぷりの水を入れて飲ませようと試みた。が、口は閉じたままだ。小さなこぶし大に腫れた皮下脂肪の塊りが床に擦れて痛いのかと思い、体を反転させた。が、フンフンと声はそのまま。どうすればいいのか？ オシッコかもしれないと抱きかかえて風呂場の簀子へ、これまで我慢していたのか出た。普段はデオシート（超吸収シート）上で寝かせているがそこではしたがらない。自然にまかせた排尿スタイルがいいのは、人間も犬も一緒なのだと。リズンの看護（ケア）は家族全員で見守っている。厳しい早朝未明（am3:00～）は家人が受け持ち、朝から（am5:00～）日中そして夕暮れ時まで息子が見守り、就寝時（pm11:00～）から睡眠導入剤を飲ませる時までは小生が受け持つ。日々の懸命な生きざまのリズンから学ぶことが多い。きょうの楽しかったことは、○『司馬遼太郎からの手紙 (上) 』（週刊朝日編集）「街道をゆく」執筆過程に出逢う人々への氏書簡から彼の人となりが浮かび上がってくること、○Netflix配信『罠の戦争』（2023年）単純明快な筋書のＴＶドラマが面白いこと、○特製ハンバーグ弁当、ウマかったことだ。（11,160歩）