遊びは気晴らしではなく人生の力であり・・・

2024-09-08 17:07:29 | 日記
夏目漱石の名言(「草枕」)に「智に働けば角が立つ、情に掉させば流される、意地を通せば窮屈だ、兎角に人の世は住みにくい」世相になってきた。つまり、心身にも時間にも余裕が失われてきている。人生には遊びが必要だ。遊ぶことによって楽しくなり、意味のあるものになる。遊びは若さを取り戻させ、ポジティブな活力をもたらす。こどもが最初におぼえることのひとつは「遊び」だ。それは自然な本能的な活動でもある。遊んでいる余裕がないという人がいるが、遊びは余裕の産物ではなく本能なのだ。遊ばずにいること自体に無理があるのだ。遊びには人生のバランスをとって精神を活性化させる作用もある。余暇に遊んだときのほうが仕事がうまくいくし、からだにも心にもいい影響を与える。つまり、遊びはたんに気晴らしではなく人生の力であり、生命力でもある。当然ながら人間関係の充実化にも役立つものだ。最近の世相においても、遊びも遊び心も足りていない、そんな気がしてならない。面白くない事象が起きるとすぐにギスギスと、あるいはカリカリと反応してしまう。きょうの楽しかったことは、○読書とドラマ鑑賞で休日を過ごせたこと、○Netflix配信『LOST』全60話、やっと22話まで鑑賞できたこと、○農家のおにぎり、ウマかったことだ。(8,820歩)