『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』(西多昌規著)「著者は睡眠医学を専門とする精神科医。レム睡眠・ノンレム睡眠、交感神経・副交感神経、オレキシン、24時間強で一日を刻む生体リズム、メラトニン、深部体温、さまざまなホルモン、炎症で活性化するサイトカイン、と複雑な要素が変化するリズムとそのバランスが調和したとき、ようやく人は眠ることができるという。こんなにも精妙なバランスが必要だとすると、眠れること自体が奇跡のようだ。睡眠とは、多様な交わらないリズムの場なのだ」(文藝春秋七月号より)「さらに、便意、尿意、呼吸。逆流性食道炎、高血圧、筋肉・骨・皮膚の回復、記憶の定着にかかわる夢、あるいは感染症やがん・うつ病、というように身体を整える極めて多くの側面に睡眠がかかわるという。人間の身体全体の精妙な動きについて総合的に学ぶのにとてもよい入門書」のように思えたので早速購入した。きょうの楽しかったことは、○読み掛けの書物が4冊もあることに気づいたこと、○Netflix配信『ボーン・アイデンティティー』(米2002)記憶を失った男が過去を求めて危険な旅を始めるジェイソン・ボーンのシリーズ第1章。○家人特製焼き飯、うまかったことだ。(11,230歩)
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