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普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

四十の朝

2009-01-17 09:54:01 | Weblog
本日をもって僕は、40歳になった。
たいした感慨もないのだが、どんな気持ちかと問われれば、
「なんだかなぁ」という感じ。

「不惑」というけれど、そんな事は全くない。
そもそも「三十にして立つ」というが、まだ地面にめり込んだままである。

自分が子どもだった頃、40というと随分と大人だと思っていた。
ティーンエージャーの頃は、40の大人なんて格好悪いと思っていた。
詩人は21で死に、革命家とロックンローラーは24で死ぬ。
まあそれは極端だけれど、青臭いままでいたと思っていたのかもしれない。

だけど僕は、40になった。
メタボ予備軍だし、全然かっこよくないんすよね。

だけどさ、ミック・ジャガーだってしわくちゃだけど腰振って唄ってるし、
カストロだって今だに気の遠くなるような長い演説をやっている。

だから気の持ち方で随分と違うと、そう思うのですよね。

初心忘るべからず。

40歳の朝は、抜けるような青空で始まりました。