普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

床暖房

2006-03-21 15:07:14 | Weblog
アリメさんから、写真が届く。
2階のリビングダイニングの床暖房の作業。

あたり前の事だけれど、毎日、何かが変わっていく。
あと3ヶ月もたてば、きっと僕たちは「ことり」の中で暮らしている。
すこしだけ不思議な気がする。

毎日、眠い。。。

2006-03-20 13:54:33 | Weblog
写真は2Fのリビングダイニングの南向きの窓。
左手にキッチンがつく。

仕事が激しさを増し、毎日、眠い。

アリメさん、もし現場にいくことがあれば、
写真、また送ってください。

3F

2006-03-19 05:50:33 | Weblog
バッジオさんからの質問に答える。

前回の写真は、3Fの南に向いた窓。
3Fには、妻のオルガンスペース、納戸、子どもスペース、
そして客間をかねたくつろぎスペースになる。
スペースと書いたのは、3Fには一切、間仕切りがない。
家具で仕切ることになる。

客間をかねたスペースは、最も南。
そこから一旦ベランダに出て、屋上に出られる。

ちなみにこの写真は、3Fを北に向いて撮ったもの。
さすが3Fは、周りに遮るモノもないためか、明るい。
この写真は夕方撮影されたもので、光は西から入っている。

まもなく4月

2006-03-18 02:38:57 | Weblog
あと3ヶ月あまりで「コトリ」、完成。
成長をもっとつぶさに見つめていたいのだが、
仕事が多忙で毎日、午前様。

アリメさんの「コトリ」成長写真だけが、頼りの毎日。
まもなく玄関のドアも付くらしい。

毎日の成長、著しいです。

断熱材

2006-03-15 05:56:34 | Weblog
先住者さん、なかなかするどい指摘。

チェックということもあるが、
断熱材の事も含め工事がどんな具合か、その説明を聞くために
アリメさんと一緒に現場に出向く予定。

というかそれが、今日の午前11時に現場集合。
ちなみに今は朝の6時、仕事が立て込み、さっき会社から帰ったばかり。
つまり殆ど寝る時間はない。昨日も帰宅はこんな時間。
ブログ書いている場合じゃないのである(苦笑)。

まあ睡眠時間削らないと、どのみち愛しの「ことり」には会えない。

「普請道楽」も楽じゃない。
というよりも仕事、忙しすぎ。


会えない時間が愛を育むのさ

2006-03-11 00:42:01 | Weblog
仕事がまた多忙を極め始めた。
こうなるとしばらく「普請道楽」の時間はない。

深夜の密会もできない。
アリメさんが送ってくれる現場写真のみが「コトリ」と私を繋ぐ。

寂しい。。。

「音響」道楽

2006-03-06 01:20:30 | Weblog
本日は、「音響」道楽。
スピーカーの話である。

写真は今、最も欲しいスピーカー。
DALIの「ROYAL MENUETⅡ」
実売価格はペアで9万ちょっと。
高さ27㎝、幅16㎝、奥行き18㎝のコンパクトスピーカー。
これが凄い。衝撃的な体験だった。
この小さな体躯が、驚くほど良い音を鳴らせる。
ヨドバシカメラの店員さんに、
「小さくて音の良い物を」と尋ね、一押しされたのがこれ。
他のモノも聞いてみた。比較にならない、まるで別物。
一聴して惚れ込んでしまった。

かねてからアリメさんから「スピーカー、小さい方がいいですよ」と言われていた。
確かに、私のスピーカーはやや大きい。
といってもTANNOYとかJBLとかそんな高級機種ではない。
DIATONEの高さ70㎝くらいの普通の大きさのもの。
10年ほど前に買った。まあそこそこの音が出て支障はないのだが。

しかし、アリメさんに言われてしぶしぶ訪ねた電気屋で、
メヌエットちゃんと運命の出会いを果たしてしまった。

でかくなければ、いい音なんて出ないと思っていた。
そんな時代はとうに終わっておりました。

ひょっとしたらもっと凄いミニスピーカーが世の中にはあるのかもしれない。
みなさん、知っていたらどうぞ教えて下さい。

出窓

2006-03-05 02:41:52 | Weblog
「巣作りさん」の書き込みに答えるために、模型写真を再掲する。
見比べれば、一目瞭然。

そうです。出窓です。
なんであんな大きな穴になっているのかは、私も分かりません。

ちなみにこの写真で見れば分かるとおり、隣の家は、ほぼ同じ高さです。
でも屋上に出れば、付近では最も高い。
頭一つ分、抜けています。
360度のパノラマ。
新宿の副都心が一望できます。
背が高いことが、「コトリ」の最大の取り柄かな。

夏の夜、ビールでも飲みにきてください。

「コトリ」の晴れ姿

2006-03-04 00:01:12 | Weblog
夜の密会しか出来ない私のような日陰者のために、
アリメさんが、陽の光を浴びる「コトリ」の姿を送ってくれた。

やっぱり見とれてしまう。
あー、いい。

度の過ぎた子煩悩は、「親バカ」って呼ぶ。
では度の過ぎた家煩悩は、「普請バカ」かな。

んなことはどうでもいいですね。

深夜の密会

2006-03-03 01:11:57 | Weblog
会いたい、でも会えない。
そんな日々が続いていた。

思い切って、深夜、バイクを飛ばして会いに行った。
いとおしい「コトリ」は、暗闇の中にすっくと立っていた。

壁が張られていた。
部屋のプロポーションがよく分かる。
写真は2F、リビングダイニングを南に向いて見たところ。

模型を見て悶々としていた頃を思い出した。
草ぼうぼうの日々も思い出した。
「コトリ」は日に日に、しっかりとした体つきになっている。
感無量。

「また会いに来るからね」とバイクに乗って家に帰った。
なんかこんな日々って楽しい。

建築家の役割

2006-03-02 22:11:23 | Weblog
建築家ってのは何をする人なのだろう。

図面を書いたりすることはもちろんであるが、
「提案」、「判断」、「相談」、この3つに集約されるような気がする。
「監理」という、また別の仕事もありますが・・・。

自分の事ながら、家を建てるのことは混乱の毎日である。
本当に些細なことで悩んだりする。
そのたびにアリメさんは「根気」よくつきあってくれる。
「相談」にのり「提案」をしてくれ、またある時は「判断」までしてくれる。

いわゆる大御所ともなるとそうは行かない(と思う)。
建築家と話すよりも、アシスタントと話す方が多くなる(らしい)。


きわめて全人的な仕事にも思える。
大変な仕事だと思う。
真摯に向き合ってくれるアリメさん、大いに感謝しております。

ところでアリメさん、ロフトにどんなものを置いたらいいかなんですが・・・。

最近読んだ本

2006-03-01 23:59:44 | Weblog
最近、仕事で頭が疲れていて、長い本が読めない。
エッセイとかに逃げている傾向がある。

しかも「ことり」の事で決めることが結構あるので、
なかなかのんびりと思索の海にこぎ出す時間がない。

そんな中、この本はしっくりときた。
「建築は詩―建築家・吉村順三のことば100」

明治生まれ、戦後の日本の住宅建築の第一人者。
結構、顔は怖いし、権威主義っぽいイメージ(偏見)があった。
しかし「住宅」にこだわり、「建築」にこだわり続け、
その道を究めたモノだけに宿る「凛」とした潔さを感じる文章がならぶ。
やっぱ、このころの日本人って「かっこいい」かも。

上棟と出産

2006-03-01 23:38:03 | Weblog
祝いの言葉を寄せて頂いたみなさん。
皆さん、本当に感謝してます。

昔は、本当にみんなでお祝いしたんだなぁ、きっと。
この感じは、子どもが生まれたときに似ているかなぁ。

子どもが生まれたとき、私は、世界の認識が変わった。
子どもが生まれることの喜びは、子を持つ親同士は、なぜか分かち合える。
それまでは、正直、他人の出産に、そんなに大きな感慨を持つことはなかった。
心の底から「めでたいこと」だと思うことが出来る。

「上棟」も同じ。
家を持つことの重さというか、ありがたさというものを、
あまり考えずに家作りを、つまり「普請道楽」を始めてしまった訳だが、
「上棟した」っていうと周りのリアクションがやはり「熱い」。

そんなことを感じられただけでも「上棟」を祝った価値があるのかも。