普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

いろいろあって・・・

2009-11-29 19:48:06 | Weblog
元のサヤにおさまりました。
元気にやっちょりますので、ご心配なく。

今は、ちょーたぼー、です。
「つぶやき」も最近はご無沙汰。

落ち着いたらブログ書きますね。

抗いがたしもの

2009-11-19 11:41:57 | Weblog
仕事の話。

大きな力が、ぶつかり合い、せめぎ合い、さらに大きな抗いがたい流れとなって、押し寄せる。

静かだった僕の周りの人々を巻き込み、僕自身も気が付けば、その渦中にいる。

人の思惑が、透かし見える度に反吐が出る。

あらゆる艱難辛苦を乗り越えて、夢を叶えたある老人は、こう言った。
「分かってくれる人が3人いれば大丈夫」。

僕には、一握でも、信じられる友がいる。
目の前には、新たなる偶有性の海。

あと、一歩だけ前に進んでみるか。

ずいぶんと遠くへ

2009-11-14 14:42:08 | Weblog
時折、自分が思っている以上に、年を重ねてきてることを気づかされることがある。

例えば、同じ世代のつもりで後輩としゃべっていても、向こうはそうは思っていない。
考えてみれば、確かに年齢は一回りも違う。
改めて鏡を見れば、無精ひげにも白いモノが混じり、お肌も曲がり角をとっくにすぎている。

でも、僕の場合、まだ30代、時には20代だと無意識に思っているフシがある。
そういうことってないですか。

ただ前を向いて歩いていたら、周りの風景がガラリと変わっていた。
ずいぶんと遠くに来たなぁとしみじみ思う。

ところで僕は、どこに向かって歩んでいるだろう。

つぶやきブログ

2009-11-12 10:11:05 | Weblog
ツイッターの猛進が進んでいる。
不思議なメディアである。

思いついたことをパッと書き込める。
で、他人との緩い連がりみたいなものもある、というかあるような気にさせてくれる。

日々、ぽつぽつと「つぶやいて」いるのだけれど、
これまでブログで書いてたことも「つぶやいて」しまうのでブログを書くときに困る。
って、書かなきゃいけないモノでもないんだけど・・・。


閑話休題、
そういえばジテンコ仲間のかねやんの深夜食堂、絶賛放映中。
結構、渋めのドラマでコミカルだしジーンときたりもあるし、おすすめです。
小林薫ってやっぱいいね。

以下、かねやんからのメール抜粋。

「深夜食堂、あたしは今後は11月18日、25日、12月16日、(6話、7話、10話最終
回)に登場予定です。お楽しみに~」


はーい、楽しみにしております♪

とりとめのないない内容になりました。
これも思考が「つぶやき」化してるってことですかね。。。


子連れ狼って大変だったろうに・・・

2009-11-09 10:55:24 | Weblog
子連れで一泊二日で福岡へ。
妻の従姉妹の結婚式に出席した。

ウチからだと、タクシー→総武線→山手線→京急→飛行機→お迎えの車という経路になる。
ドアツードアでおよそ5時間。
これを子連行くのは、まさに「阿鼻叫喚」なのである。

1歳半の娘はベビーカー。
乗り物に乗る際に、折りたたんだり、ひらいたりせねばならぬ。
駅ではエレベーターを探したり、なければ担いだりせねばならぬ。
8歳の息子は、途中でハラが減っただの、退屈だのとイロイロとのたまう。
疲れてくれば、娘はぐずり出す。
福岡に着く頃には、もうクタクタのヨレヨレになっておるのである。

しかも今回は、結婚式なのになんとスーツを自宅に忘れてしまった!
しかたがないのでスーツとシャツも急遽、購入。

結婚式場のテーブルについた頃には、もうヘロヘロ。

まあそれでもなんとか艱難辛苦を乗り越えてたどり着いた結婚式。
乾杯のシャンパンがこの上もなく美味かったことはいうまでもない。

しかし子連れ狼ってのはさ、大五郎と2人で放浪している訳ですよね。
おしめ変えたりさ、子守歌唄ったり。メシ食わせたりしてさ。
それで悪い人と闘って、しかも勝っちゃうなんて、すごい。

僕には到底、無理でございまする。

昨日の夜、東京に戻ってまいりまいしたが、もう疲労困憊。
娘もさすがに疲れたのか、機内から爆睡で、朝まで起きませんでした。
僕も爆睡。

これではとても悪い人を懲らしめるなんて出来ませんです、はい。



体調すぐれず

2009-11-05 10:25:26 | Weblog
インフルエンザではないが、体調がすぐれない。
アレルギーなのか、それとも風邪なのか、それとも両方なのか。

頭が痛いし、ずーんと目の奥も痛む。
なんだか分からないから、余計に重苦しい。

体調がすぐれなくなる度に、健康であることのありがたさを思う。
というか、そうならないと、ありがたみを感じることがない。
もっと大事にしないとね、普段から。

失ってみないと分からないのよね、大切なものって。

文化のことをする日

2009-11-03 23:25:34 | Weblog
朝は、上野で若冲を見る。
東京国立博物館は、最終日ということもあり、長蛇の列であった。



文化のことをするのも大変である。

しかし入場制限しているだけあり、中に入ってしまえばそれほどの混雑でもない。

江戸時代に命を削って描かれた鳳凰が美しい。
1歳半の娘は「コッコ!コッコ!」と大はしゃぎ。

「鳳凰」と「コッコ」。
大筋では間違っていない。随分と印象は違うけれど・・・。
しかしまあ、僕も娘も大満足に変わりなしと、納得する。


そして夜。
TWITTERで皆が、月が綺麗だと騒いでいた。
ならばと、8歳の息子と2人で天体観測のため屋上へ。

頂き物の年代物の「天体望遠鏡」で月を見る。



かなり冷え込みが厳しい。
きーんと張りつめた空気は、冬の匂いがする。
息子はダウンに靴下2枚履きで臨んだ。

空気が澄んでいて、真っ白に輝く月は、なんとも美しかった。
iPhoneの月のアプリでクレーターや海の名前を確認する。
息子も、僕も大満足。

まあ、たまには文化のことをするのも悪くない。

癒しの森

2009-11-01 21:52:46 | Weblog
奥多摩の笹尾根~丸山を踏破してきた。

もともと三頭山へいくつもりだった。
しかし紅葉シーズン真っ盛りのため、武蔵五日市からバスはムチャ込み。
しばらくすると息子が車酔いとなり、途中下車を余儀なくされた。

しかたがないので、急遽、予定を変更。
途中下車した地点から、尾根へと出て、散策をすることにした。
そのお陰で、奇跡のような風景の中を歩くことができた。



足下は、ブナやミズナラ、ホウノキなどの葉っぱでふかふか。
都会から大挙して押し寄せる「紅葉ハンター」も全くいない。

ただ聞こえるのは、風の音と、自分が落ち葉を踏む音だけ。

時折、頭上から紅葉した葉が、雨のように降り注ぐ。

太陽の光が、赤や黄色に色づいた葉っぱをキラキラと光らせる。

まるで、スラーの描く点描画ような世界。
しかしどんな芸術作品も、自然の美しさの中では色あせてしまう。

何度も立ち止まり、その美しさを噛みしめた。

身体にも、心にも効く「癒しの森」。
すっかりデトックスされました。