妻が昨日、病院から戻って来た。
産後わずか3日後の退院、それだけ順調だということである。
妻の不在の期間、大きな変化があった。
大きな試練の渦中にある2歳の娘のことである。
出産にともない必然的に妻から引きはがされた娘、お産の最中も泣いていた。
そもそも出産の数週間前から、「赤ちゃんがえり」したように、「ママ、ママ」とママから離れなかった娘。
しかし変化は突然、訪れたのであった。
お産が終わり、パパと兄と家に帰る段になると、決然とママに手を振り涙を見せずにお別れをした。
その後も産院にママに会いにいっても、甘えはするが別れる際にクズルことはなかった。
その分、パパに甘えるようになった。
夜寝るときに「ダッコ、ダッコ」とまとわりついてくる。
結局、初日の夜は朝まで「うでまくら」状態なのであった。
いとおしいのと、うっとおしいのと、いわば”愛憎相半ば”状態。
しかし蜜月とはそういうものなのである。
では妻が帰って来たら、それがなくなったかというと、そうでもないのであった。
2人だけの時間を共有したモノにしか分からない「親密さ」が生まれ、育っている。
かけた時間の分だけ、育つ何かは必ずある。
だから今回の育休はとても大事なものだと思う。
今のうちにしっかり「ぶちゅぶちゅ」しておこうと思う。
どうせティーンエージャーになれば、パパから離れいってしまうのだから・・・(涙)。