ポストとチューリップ

春、である。
相変わらず仕事漬けの毎日。
そんな日常にも春はくる。

家の前の駐車場。
建築家・アリメさんが作ってくれたポストの脇に、
妻がチューリップを植えていた。

芽吹いたモノがどんどん大きくなり、昨日の朝、ついに花が咲いた。
モダンなポストと、優しげなチューリップ。

明け方帰宅し、仮眠をとって、また出勤。
日常は相変わらず過酷である。

仕事に出かける時に、少しだけ癒された。

ネズミ算

また９時５時ウィークが始まった。
いつものように仕事の重圧がのしかかる。

しかし上には上がいる。
私の上司は、それにもまして９時９時の生活。
つまり徹夜で次の日も仕事。
少なくとも週に２日はそんな状態である。
体壊すことが心配であります。

その上司の迷言。
「１つの仕事を片づけているウチに、２つの仕事が発生する」
つまりこの理論に基づけば、仕事はネズミ算式に増え続ける。
しかし週に２回、徹夜をすれば倍の仕事が出来るので、一旦、振り出しに戻る。
しかし気を抜けば、またネズミ算が始まる。

その上司も数年前に、建築家に依頼し、家を普請している。
さぞかし家が、そして家族が恋しいだろう。

それはそれとして、
ブログに愚痴書く暇があったら寝るべしと、いつものように自分に呟いてみる。

風物詩

「いかなご」という小魚がいる。
瀬戸内の魚。
春になると明石では、これを炊き佃煮のようにして食す。
ピンとまっすぐに煮えることをよしとする。
故に釘煮と呼ばれるらしい。

ここ数年来、我が家には春になると明石からこの釘煮が届く。
送り主は仕事で知り合った一人の女性。

僕が知り合ったのは、今から７～８年前。
その仕事で、関西のある団体に何度か足を運び、そこで彼女にあった。
彼女はまだ大学にはいったばかりだった。
それからずっと関係が続いている。
まだウチの息子がベビーカーに乗っている頃、引っ越す前の我が家にも遊びに来てくれた。

律儀に届くその風物詩を食する度に、ある種の感慨に耽る。
そして感謝をして、また食す。

是非、一度、コトリにも遊びに来て下さい。

９時５時

本日も朝までお仕事。

仕事の仲間と自嘲気味によく言う言葉がある。
「僕らの仕事は９時５時だ」
公務員を揶揄するときに、よくいいますね。

僕らの仕事は、朝の９時から朝の５時まで。
我ながらよくやっていると思う。

じっと手をみたりなんかして・・・。

ハゲタカ

最近、「ハゲタカ」というＮＨＫのドラマが面白い。
来週が最終回かな。

２回目と４回目を見逃しているのだが、それでも面白い。
仕事の仲間に、ＤＶＤに焼いて欲しいとお願いしているほど。
こういうドラマをもっともっとＮＨＫで作って欲しいものである。

なんで普請道楽しようかと思ったかというと、
その主人公がホライズン証券の部屋で座っているのが、アーロンチェアなんでした。
「ウチとおんなじ！」と胸中密かに盛り上がる。
しかしドラマで見るアーロンはやはり格好いかった。
普段はあまり気にせず座ってますけど・・・。

本日も、男子厨房クッキング。
茹で鶏のポン酢がけ、グリーンサラダ、ポテトサラダ、
そして鶏と椎茸で出汁をとったあっさりスープ。
とりとめのないメニューだが、子どもは大喜びだった。

そんなこんなで体調も少し復活し、週末は終わった。
「がんばろう。今週もがんばろう。」

男子、厨房に入らず

なんて一昔前のこと。
私は、結構、厨房に立つ。

先週木曜まで超多忙な日々を過ごし、体もおかしくなっていたので、
金曜から３連休をすることにした。
金曜は鍼を打ってもらい、マッサージを受け、ひたすら寝ることに徹した。
仕事の仲間に、「年をとると、元に戻るのに時間がかかるようになったのさ」と言われたが、本当にそう思う。
でも寝だめは駄目だって今日のニュースでやってたので、寝るものそこそこに。
そして少しだけ復活した。

なので本日は精神の安定のために厨房に立った。
昼は天ぷらを揚げ、夜は豚バラとキャベツの醤油煮を作る。
大量にゲキウマの椎茸をいただいたので、椎茸と鶏肉のスープも作った。

買い物をして、下ごしらえをして、調理をし、盛りつける。何も考えず、ただ手を動かすことで、なんとなく気が晴れていく。

子どもの一言、「おいしい！」がもっとも心に効きますが・・・。

ライティングデザイナー

仕事仲間から、日本を代表するライティングデザイナー直伝の照明術を学んだ。

いわくリラックスするためのリビングの照明があるという。
それはまず、蛍光灯ではなく白熱灯。
３つ以上の光源があること。
そして間接照明も利用すること。

蛍光灯は、光が青めで作業用に向く。
静かな気持ちになりたいなら少し赤めの白熱灯なんだそう。
そして光源が複数有ることで、空間に奥行きがでる。
間接照明は光がより柔らかくなるので良いらしい。

翻ってコトリのリビング、そうなってんじゃん。
だからぼーっとしてんのかな、家にいる時は・・・。
アリメセンセ、そこまで考えてました？

写真は我が家のリビング。

ある建築家の言葉

仕事で有名な建築家の方のお話をお聞きする機会があった。

示唆に富んだ話がてんこ盛りだったのだが、特に心に残った言葉がある。
曰く「建築は、そこに住む人を変える力がある」。

住まいはその人の生活のリズムを形成するし、
その家の匂いとか、壁の材質とか、窓から見える風景とか、デザインの美しさとか、
人生や考え方に作用するということは容易に想像がつく。

そりゃ確かにそうだ。
だから家相とか、そういう考えが生まれるのでありますね。

じゃあさ、コトリに暮らすことで、僕の生活はどのように変わるのでしょうか、アリメセンセ。

確定申告

阿鼻叫喚であった。

住宅ローン控除を受けるために、税務署へ。
そして初めて確定申告なるものを体験した。

税務署の前に、まず長蛇の列。
署員らしき人に聞いてみると、すでに書類に記入を済ませて人の列らしい。
未記入だった私は、これは長い一日になるかもと思いつつ、書類の記入のためのコーナーへ。

そうすると今度はそこが、すごい。
体育館のような広いスペースに机がだーっとならび無数の人がいる。
しかもこの体育館スペースに入るためにも長蛇の列。
みな、このスペースで署員から説明を受けながら記入する。

花粉症で頭がボーっとする。
また周りがすごいイラチな人ばかりでクラクラする。
医療費控除のおばはん、タクシー代は請求できるのかとか細かい事を一々署員に聞きまわる。
要領の悪いおじはんは、簡単なタッチパネル入力に人の５倍の時間をかけ、なおかつ偉そうな態度を崩さない。
金が絡むと人間必死になる。

かくいう私も「住宅ローン控除！、住宅ローン控除！」と自分を鼓舞してがんばった。

ま、正味２．５時間かかりましたわ。

でもさ、なんか間違っているような気がする。
もっと簡単にならんもんですかなぁ。

今夜も・・・

仕事が終わらない。
朝までコース。

つらい・・・。

家が恋しく、家族が恋しい

今、仕事である有名建築家の事を扱っている。
竹、FRP、ガラスなどの素材を大胆に使い、斬新な建築を生み出す。

仕事をしていると、その彼の作品をちらちら眺めることになる。
中でも個人邸を見ていると、自分の家を思い出す。
まあ、そんなに我が家は斬新でもないのだが、建築家の造る家には、
一種、独特の共通した「雰囲気」があるものなのである。

このワイヤー、我が家の屋上の柵の使い方に似てる、とか
あの椅子、ウチに欲しい、とか、あの窓の取り方、ウチもああすれば良かった、
とかとかとか。

そうすると自然と、思考は家族の方へと流れていく。
今頃の時間は、ご飯食べてんのかな、とか、妻はソファーでくつろいでいるのかなとか、お風呂に入っているのかな、とかとかとか。

家に帰りたし、されど我が家はまだ遠くにありにけり・・・・。
今夜もがんばルンバ。

小さな小さな達成感なり

毎日、毎日、仕事ばっかり。

でも今日はちょっとばかり嬉しかった。
一緒に仕事をしてきた若者が、本日、大きな山を一つ越えた。
昨日までは廃人２８号。
しかし今日の彼は、なんか爽やかな顔をしていた。

よかったよう、おまいさん。

大量アクセスの謎

なんか時折、不思議にアクセス数の多い日がある。

例えば３月３日のひな祭りの日。
なぜか４００のアクセスがあった。

これが例えば有名人だったり、興味深い職業の人だったり、
はたまた内容がとーっても面白いならいざ知らず・・・。
別に人の家が、どのように出来上がろうとも興味なんてなさそうなもの。
私の友人ならいざ知らず、一体、誰がそんなに熱心に読むのだろう・・・。

足跡を辿れるものなら辿ってみたい。
いやはや不思議である。

ここのところ仕事は、毎日が「ミッション・インポシブル」。
ネムネムハリケーンの中、過酷な業務が次々とふりかかる。
ブログ書く暇があるなら、寝ろっちゅーの、と自分に突っ込んでみる。。。

ランナーズ道楽

いやはや、忙しくて忙しくて、ランナーズ道楽をする暇がない。

というか休日になると爆睡→風呂→飯→爆睡の繰り返し。
無限に眠いんす。
最近は、腰も痛い。

でも、職場で会う人たちは、そんなことをモノともせずバリバリ働いている。
体のどこかがおかしいのではと思うことも・・・。

ランナーズ道楽、遠くになりにけり。
でも走りたいなぁ・・・。

ＮＨＫドラマ「ハゲタカ」面白し。
また今日も見ちゃった。
ジェットコースタードラマですね、アレは。
あっという間に見終わっちゃいます。
もっと見たいのココロであった。