普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

休み明けのココロ

2008-07-30 00:06:51 | Weblog
休みを明けて、会社に出るといつも違和感がある。

休暇中の生活は、基本的にまともだ。
家でご飯を食べ、適度に日に当たり、適度に運動をする。
子どもや妻と普通に話をする。
スローなペースな、スローな生活である。

しかし会社での生活はトップギアを強いられる。
なんともスピーディに事はすすむ。

そのギアチェンジは、それはそれで大変である。

しかし、それになにより、休暇明けの澄んだ目には、イロイロなモノが見えてしまう。
するとイロイロな気持ちを抱え込むことになる。
休み明けの違和感は、そこにある。

会社である仲間に、そんな話をした。
するとその人は、同じような気持ちを毎日のように抱えているのだという。
それは、さぞかし大変だろうなぁ。。。

ま、鈍感な方が生きやすいって事もあるのかも・・・。

自転車ツーキニスト

2008-07-29 00:55:43 | ジテンコ
自転車通勤をする人のことをこう呼ぶ。
かくいう私も、自転車ツーキニストである。

私の場合は、片道およそ7キロを20分ほどである。

しかし時間があるときには、遠回りをしたりする。
時間にして30~40分。
ようするに朝のジョギングのようなものだ。

そうすると今の時期、必ず大量の汗をかくため、スポーツクラブでシャワーを浴び、着替えてから出勤する。

着替えがかさむ。
しかも、この時期、本当に皮膚がジリジリと音を立てんばかりに暑い。

それでも僕はロードバイクで小さな旅に出る。
走ることがもはや快楽なのである。

憧れのタマサイへ

2008-07-27 17:09:25 | ジテンコ
総走行距離70キロ。
杉並永福~狛江市~昭島市~調布市深大寺~杉並永福。
休憩、昼食込みでおよそ5時間。
憧れのタマサイ・デビューの記録である。

朝10時。
イマゼキくん、会社の先輩、そして私3人の中年ライダーが集った。

杉並の自宅を出発し、タマサイを目指す。
タマサイとは、多摩川サイクリングロードの略である。

水道道路をまっすぐに進み多摩川を目指した。
そして狛江市でタマサイへイン。
憧れのデビューの日は、薄曇りであった。



坂もなく、信号もない。
ただ、そこにはまっすぐな道がある。

ひたすら走る。
アクセルは限りなく軽い。
風を切り、スピードに身を任せる。
これほどの心地よさを私は他に知らない。
さすが、ライダーの聖地と言われるだけのことはある。

25キロほど上流へとさかのぼった。
そこは、昭島なのであった。
川では、家族連れが、泳いでいた。
なんとものんびりとした風情。

ウチのクライン・ハナコ(仮名)もノービノビ。



薄曇りだがやっぱり暑い。
休憩の度に水分をとり、ペットボトルを3本、空けた。

帰りの道すがら、深大寺にまで足を伸ばし、ソバをたぐった。
深大寺きっての名店「湧水」。
あらかじめネットで調べておいたのだった。
このあたり、中年ライダーは如才ないのだ。
とろろそばを注文。




ぺろりと完食、もう一枚ザルをお代わりして、ようやく満腹。
帰りに少し雨に降られたものの、大降りになる前に帰宅した。

憧れのタマサイ・デビュー。
大満足の一日であった。

酷暑を乗り切る魔法の飲み物

2008-07-26 22:26:54 | Weblog
ビール+トマトジュース(有塩)。

ご存じの方も多いと思いますが、、いわゆる「レッド・アイ」という立派なカクテルです。

京都の先輩宅で、飲んではまりました。
最初、えーっと思ったのだが、騙されたと思って飲んでみると、これが旨い。
ビールの苦み、そしてトマトの酸味がうまーく混ざって、
ほどよい発砲が暑さを忘れさせる。

先ほども、屋上で一杯頂いて参りました。

この夏のお勧め。
簡単だし、一度、お試しアレ。

明日は、クライン・ハナコ(仮名)のタマサイ・デビューでありんす。
がんばるっす。

ウキウキして夜、寝付けるかな・・・。

みたらし祭り

2008-07-24 22:19:20 | Weblog
京都である。
酷暑である。
今日は、38度を記録したらしい。

その中、銀閣寺に出かける。
折り悪く改修中であった。

その後、詩仙堂を目指すが、あまりの暑さに、京都造形芸術大学で一休み。
学生に混じって涼む。
しかし、途方もない酷暑に撤退を余儀なくされ、一旦、先輩宅へと帰る。

そして夕方、気を取り直して夏の京都の風物詩の一つである「みたらし祭り」へと出かけた。
ネットで調べるとこう書いてある。

【みたらし祭】
毎年、土用の丑の日に下鴨神社境内にある御手洗社にて行われる「足つけ神事」で、土用の丑の日に境内の御手洗池に足をひたし、お灯明(ろうそく)を供え、穢れを祓い、無病息災を祈る行事で、安産などにも効き目があるといわれています。

場所は、世界遺産でもある下鴨神社

タクシーで向かう。
途中の薄暮をぱちり。



京都は、交差点ですら時に、美しい。

神社につくと、祭りの初日の割に、のんびりとした風情。





このあたりの余裕が東京とは違いますね。
ギシギシと込まないところが千年の都の懐の深さか。

神事は、200円。
境内の一画に引き込まれた水の中を裸足で進む。
ろうそくに火を灯して、それを立てて祈願をする。



水はひんやりとし、暑さを紛らわせてくれる。
酷暑の中、この涼しげな神事は、古の昔には、さぞかし人気のあったことと思われる。
なかなかの知恵です、これは。

帰り道の参道で、子どもたちは、おもちゃすくいに興ずる。
1回、400円。



どうでもよさげなオモチャばかりであるが、
こうした夜店で見るときっと子どもたちには輝いて見えるのであろう。



おとなは、花より団子とばかりに、本場のみたらし団子を購入。
黒砂糖が利いた大人のみたらしでありんした。

夏の京都、なかなか良いっす。

タマサイ・ローディの集い

2008-07-24 21:37:51 | ジテンコ
お知らせです。

来る27日(日)の午前。
タマサイで走ります。

ローディの集いと銘打っていますが、
ロードバイク、クロスバイク、ママチャリ、なんでも結構です。

のんびりポタリング気分で、いこうと思っております。

イマゼキくんを講師に迎え、パンク対策も講じております。

参加希望の方、ご一報下さい。

バカンス イン キョウト

2008-07-23 21:32:44 | Weblog
京都でのバカンス、2日目。

まずは、京都芸術造形大学へ。
ここは義理の妹夫婦の母校でもある。

ヤノベケンジの巨大なオブジェに子どもたちは狂喜乱舞である。



カフェも充実し、なかなかの充実ぶりであった。

しかし下界は、すこぶる暑い。
で、先輩の勧めで鞍馬の山奥の貴船へ。
川床で涼みながら食事が出来るという。

叡山電鉄にのり、貴船口下車。
そこからさらにバスで10分、ありました。



これぞ。パラディソ。
マイナスイオンの極致。

いやはや京都の奥深さ、堪能できる昼食でありました。

のんびりと下山した後は、哲学の道をジョギング。
なんとも豊かな気持ちになる。

バカンス2日目も、こうして更けてゆくのであった、

京都にて

2008-07-23 01:31:51 | Weblog
京都である。
盆地である。
暑いのである。

逗留先は、真如堂のまうらの先輩宅。

夕方、久しぶりに散歩にでかけた。
見たこともない美しい空の下で、のんびりした。



人生には、こんな風景が必要だ。
いやはや京都、恐るべし。


おいに会いに・・・

2008-07-21 23:50:51 | Weblog
本日、午前中に、生まれて間もない「おいっこ」に会いにいった。
日赤広尾の病院へ向かった。

自転車でダッシュ。
およそ10キロを25分で走破。
さすが、クライン・ハナコである。

で、おいっこにご対面。



おー、可愛いのう。
ふとか男になりんしゃい。

そして夕方、再び、クラインライド。
砧公園にまで出かけた。
荒川サイクリングロードにも行きたかったが時間不足で断念。
次回はいっちゃうよん。

結局この日は、35キロを走破しておりました。

最近、このブログも、最近、殆どは、「自転車からみ」の事ばっかし。

そろそろ「普請道楽」というタイトルを止めて「ロード道楽」に変えた方がいいですかねぇ。

皇居ライド

2008-07-21 20:58:31 | ジテンコ
昨日、日曜。
休日の初日である。

自転車を買って妻子のいる中目黒まで届け物に出向く。
まあ、ドメスティック・メッセンジャーですな。

およそ7キロ、17分で到着。
いやー、マジで自転車は都内の最速の移動手段ですね。
しかもエコだし。

ガソリンを消費し、CO2を出す、鉄の乗り物を尻目に、
クライン・ハナコ(仮名)は、颯爽と疾走するのであった。

妻と中目黒で最も旨い、ソバをたぐり分かれる。

ここからはメッセンジャーではなく、ファンライドを楽しむことに。
向かった先は皇居。
ここは以前、ランナーとしてカネキチと呼ばれる男と息絶え絶えに走った場所だ。
今や、ローディ、すなわちロードバイク乗りたちの聖地と化しているという。
九段下の坂上からの風景は、都内とは思えない雄大さを持つ。



丸の内に着くと、そこはなぜか自転車天国になっていた!
なんなんざんしょ、このドカーンとしただだっ広さは!



ハナコ、全力疾走行ってみるか。
とりあえず力一杯、スピードを出してみる。
40キロオーバーでかっとび、他のローディをごぼう抜き。
しかしすぐに、力尽き、再び皆に抜き去れてしまった。
惨めなり。
ハナコ、ごめんよ。

力尽きた私は、一休み。
ここまでで20キロのライド、少し体に堪える。



一番手前の緑が、クライン・ハナコ(仮名)である。
どこにいても一際美しいのであった。

その後、靖国神社に立ち寄る。



なぜか軍服の人が万歳三唱していたり、やはり不思議な場所であった。

そこから自宅へ、まっすぐライド。

のつもりが、途中で、完全バーンアウト。
新宿御苑で、10分ほど午睡。
復活して、家に戻った。

一日で30キロ。
日中、走り続けたおかげで、真っ黒に日焼けした。

さすがに仕事をしていないと、健康的なのであった。

酷暑、ときどき納涼

2008-07-19 23:41:05 | Weblog
暑い。
暑すぎる。

くそ暑い最中、この2日間、なぜか仕事は外回り。
昨日は土砂降り、そして蒸し風呂のような暑さ。
そして今日はジリジリと太陽が照りつける酷暑。

救いは、クライン・ハナコ(仮名)。
現地まで、かっとびライド。
片道10キロ30分の逢瀬を楽しんだ。

あまりの暑さに、汗だくで帰宅した。

すると息子の小学校で、夏祭りがあるという。
連れて行けと息子のせがむので、ちらりと、のつもりで顔を出す。

すると学校の校庭には、古式ゆかしき、あの「盆踊りのお立ち台」が・・・。


懐かしい。
しかも校庭には、近所の商店街から模擬店が出店され大にぎわい。
息子の綿菓子を買うのにも10分以上並んだんだんすよ。
このあたりの人は、結構、イベントに燃えるんですよね。
祭り好きっていうかねぇ・

しかし驚いたのは、なんと学校の校庭でプロレスが行われたのだ。
それも有名選手も混じり、照明も、音響も、もちろんリングもかなりの本気モード。


なんでも選手のウチの一人が、PTA副会長らしい。
しかし凄いね、プロレスって間近で見ると。
なかなかの迫力。

場外乱闘の時には、息子めがけて選手がやってきて、息子ビビリになってました。

こうして我が家の今年の夏休みは始まったのでした。

体を意識すること

2008-07-18 23:34:02 | Weblog
自転車にのって池袋へ。
およそ10キロ、30分ほどの道行き、往復で20キロですね。

今日は雲行きが怪しいので、クライン・ハナコ(仮名)はお留守番。
百戦錬磨のジャイアント・コタロウ(仮名)とともに出かけた。
ハナコもコタロウも自転車のことです、念のため。
(※コタロウは、イマゼキくんがチューンしてくれた、あれである)
途中、チェーンが激しく外れ、汗だくになりながら復旧にあたった。

ハナコと出会ってから、より意識的に自転車に乗ることを心がけている。
一日、20キロ~30キロ走る毎日である。
体の調子はすこぶる良い。

しかし、どの本を読んでもやせると有るが、全く気配はない。

ま、いいんですよ。

なんか夜になるときちっと眠くなるし、朝はなぜかぱっちり目が覚める。
適度な疲労が、深い眠りへと僕を引き込むのである。

忙しいと自分の体の事を忘れてしまいそうになるけれど、
ハナコとコタロウは、常に自らの身体をさせるのである。

身体性を取り戻すことは、なんと心地よきことか。

皆さんも自転車いかがですか?
人生変わっちゃうかも、ですよ。

その人は、風景を一変させた

2008-07-18 01:01:42 | Weblog
その人と街をゆくと、風景は一変する。
風を切り、誰よりも速く駆け抜ける。

クライン・ハナコ(仮名)との道行きは、それ自体が目的となる。
ゴールはいらない。

果てなきライド。

クライン・ハナコ(仮名)と初出勤。
思いあまって、会社を通り過ぎ、目黒川、そして代官山へ。
風景を変える、その走りは、何にもまして心地よい。

至福を噛みしめるように走った。

人は、それを恋と呼んだ

2008-07-16 22:58:35 | ジテンコ
長らく待ちわびたその日は、雲一つ無い快晴だった。

朝、なぜか早く目が覚め、気持ちがなんとなくソワソワする。
ようやく彼女にあえる。

待ち合わせの時間は13時。
時計の針はなかなか進んでくれない。

12時50分、僕は家を出た。
彼女の待つ、あの場所を目指して、7月の太陽が照りつける道を歩いてゆく。


日本屈指の名店、フレンド商会。


心がはやる。
早く会いたい。
エレベーターがもどかしく、階段を駆け上がる。
目指すは3F、そこに彼女はいるはずだ。

息も切れ切れにたどり着いた僕は、顔を上げた。
すると彼女は、すでに身繕いを済ませ、待っていた。



アメリカ、マサチューセッツ生まれの令嬢、クライン・ハナコ(仮名)。
美しい緑に身を包み、何とも言えぬたたずまいで、彼女は立っていた。
気高くも、力強く、そして何より美しい。

彼女との縁を取り持ってくれたフレンド商会の方から、
いろいろとインストラクションを受ける。

空気圧は、毎日チェック。
油は、週に1回。
ボディは自転車用のワックスで磨く。
段差は、スピードを落としてあがる。
などなど。

ふむふむ。
さすが令嬢だけあって手がかかる。

しかしそれも気もそぞろ。
早く彼女と走りたい。

彼女を連れて一度、帰宅。
一旦仕事へ出かけた。

そして21時過ぎ。
ようやく彼女と2人きりの時間を持った。

深夜の高円寺から吉祥寺、そして三鷹へ。

深い前傾姿勢、ペダルは軽い。
キュンキュンと高速で足を踏み込む。
すると彼女はそれに応えるように、風を切って疾走する。

なんと心地よいことか。
この時を、僕はずっと待っていた。

22キロ、55分の逢瀬であった。
最高速度は38キロ。

ハナコ(仮名)よ、ともにさらなる高みを目指そう。



パスタにあらず、スパゲッティなり

2008-07-15 01:42:35 | Weblog
久しぶりのナツコ・ランチ・倶楽部。

本日は、代々木八幡の名店、「HASHIYA」。
スパゲッティとサラダの店である。

毎日、チャリで通るのであるが、ある日、この店の前に行列が・・・。
ナツコにこの店の存在を知らせねばと、勇んで報告したところ、
「あー、HAHISYAのことですね♪」と当然の如く知っておられた。

そしてナツコの引率のもと、いざお店へ。
この店は、決して「パスタ」の店ではない。
あくまで由緒正しい「スパゲッティ」の店なのである。

ナツコの勧めにしたがって、
「醤油バター味のベーコンとほうれん草スパゲッティ」を試してみる。


旨い、旨すぎる!!!
なんという芳醇な味なのだろうか。
一口目より二口目、さらに三口目と食べれば食べるほどに旨くなる。

またサラダが旨い。
あまりの旨さに写真を撮ることすら忘れてしまった。
ドレッシングが何しろ最高なのであった。

片時の至福。
星三つで見事、昇天。

ナツコ、グラッチェ。。。

次は、ナツコのもう一つのお勧め、「タラコ、イカ、ウニ」を食べてみることにしますねん♪