普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

雨の日

2008-05-30 01:42:24 | Weblog
普段はチャリンコ通勤の僕も、雨の日は電車通勤となる。
すると駅から会社まで15分ほど歩くことになる。

雨の日は、嫌いだ。
でもこの時期、雨の日の、緑の美しさは、何物にも代え難い。
緑全体が、色の濃度を増し、葉の上を水が滴り、そして木々は漆黒の輝きを放つ。
その美しさは比類無し。

出勤の途中、並木の緑があまりに美しかったので、ついついデジカメでパチリ。



会社初日

2008-05-27 09:52:26 | Weblog
いろいろ考えさせられましたね。

休暇明け初日。
たったの5日間ですけどね・・・。

休みでモードチェンジして、デトックスして会社に出ると、
自分の中で必ず妙な感情が立ち上がる。

なんなんざんしょ、これって。

どんな休日だったのか?

2008-05-25 21:34:32 | Weblog
休日を振り返ってみる。
一言で言えば、よく寝た。
だって眠いんだもん。。。

初日。
午前中は、妻と娘を連れてマッサージ。
午後は寝る。
夕食を作り、食べ、息子に本を読んでいたら爆睡していた。

2日目。
午前中、映画に行くはずが爆睡。
午後からは仕事で人にあう。
夕刻に帰宅。
妻のお母さんが泊まりに来た。
夕食はお任せ♪
ありがたや、ありがたや。

3日目。
待ちに待ったお泊まりリゾート。
息子ちゃんからの熱烈リクエストであった。
学校を休ませ、山間のホテルに出発!

新宿駅で気持ちが先走る息子をパチリ。


息子は、プール三昧。
私は爆睡三昧の旅でありんした。
一泊二日の帰宅後は、やはり爆睡を決め込んだことは言うまでもない。

そして5日目の最終日。
息子と2人で義理の妹がやっている個展へ出かけた。
個展も本日が最終日であった。
なかなか素敵な喫茶店で、なかなか素敵な個展であった。
紹介できたのが、最終日になってしまって残念。
またご案内いたしますね。

道すがら、息子が好きで通っている「すごろくや」というお店に立ち寄る。
ドイツなどのボードゲームを豊富に取りそろえている。
ここのお兄さんとウチの息子ちゃんは友達である。
というかウチの息子は完全にそのつもりである。
ここのお兄さんは、お店が暇だとゲームを教えてくれる、というか一緒に遊んでくれる。
今日は、もう一組の親子さんと一緒に、二つのボードゲームを楽しませてもらう。
いやー、面白かった。

帰宅後は、息子の自転車のサドルをやや上げてやる。
ずっと気になっていたのだが、ずっと出来なかった。
なんかこういうの、父親っぽくっていいね。
それから2人で、川沿いの雨上がりの森をサイクリングする。
森林浴をしているようで、気持ちがよい。

帰り道に、買い物を済ませ、帰宅。
夕食は、圧力鍋で作ったカレー。

で、ブログを書いていると、
もじゃもじゃ君に、小さなカタツムリがいた。


僕も、カタツムリくんのように、のんびりといきたいなぁ、
と感慨に耽りながら、休日最後の夜は更けてゆくのであった。

すっごい洗剤

2008-05-25 20:16:37 | 観た、聴いた、読んだ
もう、私、ダメなんです。
すっかりメロメロなんです。。
彼なしではもう生きていけないんです。

すっごい豪腕ぶりないんです。
なんでも綺麗にしちゃうんです。
 (宇能鴻一郎風)

すみません、文才ないっすね。

今日は久しぶりの普請道楽っぽいの、やってみます。
これ、すごいんですよ。
ルースターボウル。

東急ハンズで売ってます。

ホテルなどでプロが使うホンマモンの洗剤であります。

例えばコンロの焦げ付き、ガツンととれます。
水垢がついた蛇口、こすらずとも数秒でピカピカになります。
浴室のガラスや鏡の鱗状の汚れ、ガツンととれます。
トイレの黄ばみ、さっくりとれます。
タイルの目地のカビ、初期段階ならかなりききます。

ま、そのすごさは列挙に暇無し。
騙されたと思って買ってみなはれ。

お掃除人生、変わりますよん♪

雨のもじゃ

2008-05-25 10:46:56 | Weblog
もじゃもじゃくん、
普段はりりしく、もじゃもじゃ屹立しているのであるが、
雨が降るととたんにだらしなくなる。

「雨の日のもじゃもじゃ君」

ようするに雨だれがもじゃもじゃに入り込み、
その重さでだらーんとなってしまうのだ。
もう僕、堪えられないよー、と体全体で訴えているようだ。

でも晴れると、毎回、ちゃんとと元通りのもじゃもじゃくんになるのだ。

「晴れし日のもじゃもじゃ君」

のど元過ぎれば・・・、ですよね。

なんて考えながら書斎の窓辺を眺める雨の休日なのであった。

bunnymen

2008-05-23 01:24:47 | 観た、聴いた、読んだ
Echo & the Bunnymen.

高校生の頃、はまりまくったバンドの1つ。
初めてバンドを組みコピーをした。
ギターを担当したかったのだが、弾けないばかりか楽器を持っていなかった僕は、仕方なくボーカルを担当した。
英語の先生に頼んで歌詞を聴き取ってもらい、学園祭で唄った。

レコードは全部持っている。
でも改めてベスト盤をCDで買った。


音楽とは不思議なもので、聴いていると10代の頃の風景や気持ちが蘇る。

あの頃、イギリスのインディーズのバンドのLPを買いあさっていた。
学校をさぼって映画館に入り浸っていた。
ライブハウスにも足繁く通った。
横文字文化に憧れていた。
大人のいうことなんて何一つ信じなかった。

この休日、なぜか随分と想い出モードである。
疲れているのかな・・・。

あの頃の僕から見ると、今の僕はどんな風に映るんだろう。。。

「CDを聴きて、昔に想いはせ、鏡に映るは、メタボな吾なり」

SHINE A LIGHT

2008-05-22 01:10:58 | 観た、聴いた、読んだ
会社から連休をもらった。
つーか、この数週間、よく働いた。
家族のこと、友人のこと、そして同僚のことで、随分といろんな事もあった。
心も体も疲れた。
ここらで充電しないと、プツンと何かが切れそうだった。

休日初日は、妻と娘と3人で吉祥寺へ。
いきつけのマッサージ屋さんにいく。
2人同時にかかってしまうと娘の面倒を見る人がいなくなるため、
妻と交互にかかることにする。

僕から先にかかり終わったら交代。
妻を待つ間、CD屋へ。
ストーンズの新譜を発見。

娘を抱き抱えながら、早速、視聴してみる。
ライブ版、というかスコセッシが映画を作っていてそのサントラ版にもなっている。
世界最高齢の現役ロックロールバンド。
大学生の時、初来日でドームに行き、そのショーアップされたコンサートを見てげんなりした覚えがある。
ロックンロールバンドじゃなくて、ポップバンドじゃんってさ。
その後、ベースのビル・ワイマンが脱退、その後もストーンズは演りつづけた。
でも届けられる新譜には、なんとなく心が燃えなかった。

しかし今回ばかりは、来たよ。
無茶無茶格好いいじゃないか。
CD屋の視聴コーナーで、娘を抱えながら、思わずリズムをとる。
ハタからみたら、さぞかし変な人だったでしょうねぇ。

大学時代、ストーンズが大好きだった。
毎日、レコードプレーヤーの上にはストーンズのLPが乗っていた。
その頃、自分が40になるなんて想像もつかなかった。

あれからもう20年が過ぎた。
太ったし、白髪も増えた。
2児の父親にもなった。
会社ではもうすでに中堅どころ。
ローンも抱えている。
典型的なニッポンの中年サラリーマン。

ジミヘン、ジャニス、ジム・モリソン、ジョン・レノン、シド・ビシャス、フレディ・マーキュリー、フランク・ザッパ、そしてカート・コバーン。
みんな死んだ。
ジョニー・サンダースも死んだ。

でも、ストーンズは転がり続ける。
僕の生まれる前からロックンロールを演り続けている。

そしてその演奏に、今も僕の心は震えている。

すべてが変わってしまったのかもしれない。
でも損なわれずに、残っている何かはきっとある。

まさに僕にとって、久しぶりの、そしてナイスタイミングのエモーショナル・レスキュー。

さんきゅう、キース。
これからもロックンロールで行くぜ。
ピース。

いただきもの

2008-05-22 00:15:46 | 産んだ
まー、いろんなものを頂いております。
娘の誕生のお祝いであります。

順不同で紹介する。
これは手書きで書かれたTシャツ。

裏には娘の名前が書かれている。
大学時代の友人のランちゃんからの頂き物でありんす。
ランちゃん(ってこのあだ名、忘れてたよ)は、その頃やってたバンドのドラマーだったのさ。

息子用も同封されていた。

勿論、裏には愚息の名が・・・。
いいねぇ、パッショネートな感じ、息子はとても気に入っている。
その頃は、オーストラリア出身のバンドでGO-BETWEENSって好きなバンドがあって、
ドラマーが紅一点の女性だったんだけど、そのドラマーがランディっていうんで、
僕が勝手にランちゃんと呼んでいた。
ランちゃん、さんきゅう。
もう少し大きくなって実際に着るようになったら写真、アップするねん。
しかしこんなもん、どこでみっけてきたのだろう?

もう一点。
会社の後輩からもらった食器。

気に入ってもらったその日からずーっと食卓で使っている。
彼の地元で作られているものらしい。
見立てたのは、彼自身ではなく、彼女のほう。
なかなか趣味がよいです。
ありがとう。
今度、2人揃って、娘を見に来て下さい。

まだまだあるんですけど、今日のところはこの辺で。
本当に皆さん、ありがとうございます。
多謝。

廃墟

2008-05-19 02:41:04 | Weblog
湯河原に会社のレクで逗留した。

朝起きて、窓を開け放つと、眼前に巨大な廃墟があった。



植物が下から浸食し、見た目エライことになっている。



どのくらい放置されているのか、分からないが、凄い迫力。
もう数年で、ぜーんぶ緑になっちゃうんだろうねぇ。

自然の力は偉大なり。

考える

2008-05-17 00:45:39 | Weblog
今日は一日、何かと考えた。

まずは日中、自宅である仕事について、ひたすら考えた。
無から有を生み出す作業は、刺激的である。

書斎でパソコンに向かっていると、
もじゃもじゃくんの中に動くものがあった。


ん、なんだ、と身を乗り出して見てみる。


トカゲくんだった。
随分と久しぶりに間近でトカゲくんを見た。
トカゲくんも何かを考えているようだった。
その姿をボーッと眺めながら、僕も考え続けた。

夕刻より会社でブレスト。
ここでもいろいろな事を考えた。
イメージはある。
しかし言語化できず頭の中がむずがゆくなる。
言葉にするために、また考えた。

帰宅後、録画してあったNHKの番組を見る。
「ドキュメント 考える」
クリエィテブディレクターの箭内道彦が、ひたすら考えていた。
箭内は、「クリエィテブ合気道」なる概念を唱える。
他人の力を利用して、クリエィテブなものを生み出す。
故に、箭内は、人に会うことを大切にし、才能は尽きることはないといいきる。
いろんな意味で、示唆にとんだ番組であった。

最近、すり減りがちな毎日だけれども、やっぱ人に会うのは大事だね。
これからの自分のあり方を、そして進むべき道を、また考えた。

それにしても・・・、
考えるとは、そしてクリエィテブであることの本質とは、一体何だろう。

空転

2008-05-16 02:30:52 | Weblog
今日は、一日、やることなすこと裏目にでた。

大きな失敗はしていない。
しかしボタンの掛け違いが多発し、東奔西走の一日であった。

すごい疲労感。。。

ま、こんな日もあるさ。

エモーショナル・レスキュー

2008-05-15 01:06:49 | Weblog
ストーンズである。
1980年の名盤である。

1969年、バンドの中心だったブライアンジョーンズが死に、
その後、ストーンズは内なる荒廃を抱えたまま、転がり続けた。

ギタリストをすげ替えながら、ストーンズという虚構を走らせ続ける。
キースはヘロインで何度も死にかける。
そしてロン・ウッドを迎えて、新生ストーンズを築き上げてゆく。

1970年代という暗黒の時代をくぐり抜けた答えが「エモーショナル・レスキュー」だ。

このタイトルに込められた想いの深さに、時に心を動かされる。
ショー・マスト・ゴーズ・オン。
救済は、自分の内側にしかない。

はたと自分の周りの事を考える。
チームにいれば、様々な人生が交錯する。
とまどい、悲しみ、迷い。
それでも走り続けなければいけない。

自分を信じ続ける能力こそが、才能だと誰かがいった。
迷える魂も救われる時は、きっと来る。

その日を信じ、前に進もう。
そして偶有性の海へと飛び込もう。

屋上で、煙草をくゆらせ、新宿の夜景を眺めながらそんな事を考えた。
その気持ちを忘れぬよう、ここに記す。

異動

2008-05-14 04:05:18 | Weblog
まもなく我が社は異動の季節を迎える。
サラリーマンにとっては、その後の人生を左右する大事である。

ゆえにこの季節、職場はややざわつき気味になる。
社内人事評論家のようなものが、にわかに徘徊し、まことしやかに言説を吹聴する。

そしてこの時期は、サラリーマンが強烈な自我を見せる時期でもある。
どこどこに異動したい、今の上司は嫌だ、ここから絶対離れない、などなど
様々な想いが交錯する。

そして僕は、異動の季節になると、心がひどく疲れる。。。
なぜだかは分からない。
ひどく切なく、時に憂鬱な気分になる。
なぜだろう・・・。

あなたはいかがですか?


徹夜仕事

2008-05-13 17:57:43 | Weblog
また徹夜した。
ソファーで寝た。
さすがに、体に堪える。

もう39歳、いつまでこんな生活をするのだろう・・・。

「大日本人」と「靖国」

2008-05-11 23:27:36 | 観た、聴いた、読んだ
「大日本人」を観た。

なんとも下らない映画だった。
前半、ドキュメンタリータッチの部分は、それなりに面白い。
設定は荒唐無稽、それをドキュメンタリーの手法で、現実味を帯びさせていく。
エンディングは、まあ漫才でいうところのオチみたいなものか?

ま、これを映画館に見に行ったとしたら、結構、腹立つだろうなぁ。
なんで芸人のお遊びに付き合わされなあかんねん、みたいなね。
家でボーッとみるなら、「変な事考えるなぁ」という位の感想で済みますが・・・。
外人が観たら、どんな感想を持つのでしょうね。


そういえば、全然関係ないんすけど、「靖国」、すっごく観たいんですよね。
今週、どんな事があっても映画館に行こうとおもっちょるんですよ。
すでに観たという人、いたら是非、感想を聞かせて下さい。

しかし、映画1つ、満足に上映できない国に「言論の自由」なんてあるんですかね。
なんでそんなに大騒ぎするんですかねぇ。
ドキュメンタリー映画でしょ。
何をどう描いたって言い訳じゃないですか。
波風が全く立たないドキュメンタリーなんて、そもそも意味が無いわけし・・・。
「ゆきゆきて神軍」だって「罵詈雑言」だって「A」だって、どの作品も切れ味鋭い刃物のようなモノじゃないですか.
さっぱりワカランチン。

「大日本人」という映画が出来てしまう今の日本の映画界のシステムの方が、
よっぽど由々しい何かを孕んでいると思いますけどね。