普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

休日をコトリで過ごす

2006-10-30 21:22:04 | Weblog
コトリでのんびりしている。
暫くの休暇である。

海外行きも検討したのだが、結局、コトリで過ごすことに。
妻曰く・・・、
「家でのんびりなんて引っ越して一度もできていないからね。」
確かにそうかも。

朝ご飯を家族3人で食べる。
雀がさえずり、陽光が南の窓から差し込む。
子どもを幼稚園に送り、気が向けば、屋上でのんびり。
近くの公園でジョギング。
気が向けば、書斎でぼーっとしてみる。
今日は、妻の机の下に、本棚のようなものを作った。
少しだけ妻に見直された。


のんびりもいいものである。



ある感慨

2006-10-25 02:46:49 | Weblog
ここ数日、書斎で仕事をすることが多い。

書斎っていっても3畳だけど。
でもこの広さ、ちょうどいい。
手を伸ばせば、すべてのものに手が届く。

広い方がよいと思うけれど、コトリの場合は物理的に無理なので・・・。
でもこのスペースは、自分にとって今や必要不可欠。
逆に、ここで暮らし始める前までは、どうしていたのだろうと不思議なぐらい。

気に入ったモノに囲まれて時間を過ごす。
そこでモノをユラユラと考える。
なかなかの愉悦である。

小さくても自分の書斎を持つこと、絶対にお勧めである。

深澤直人

2006-10-23 18:02:48 | Weblog
引越祝いのもらい物シリーズ。

これは、会社のK先輩が、オープンハウスに来たときにくれたもの。
工業デザイナーの深澤直人が、デザインした「お皿ライト」。
スタンドの底の部分が、お皿状になっている。
このライト、全体が白く発光し、とても綺麗である。

寝室で子どもに本を読んであげるときに使っている。

とても重宝するライトである。

感謝しております。

アムス経由で日本へ

2006-10-22 09:36:37 | Weblog
無事、帰国しました。

コトリに帰り着き、この週末は、疲労困憊した体を休めている。
1日に何度もお風呂に入り、のんびりと食事をする。
そうすることで、体が少しずつ回復していくのが、分かる。
とにかくのんびりと。

写真は、アムステルダムの空港にて。
ブリュッセルを発ち、飛行機でおよそ50分、アムスで乗り換え。
その際に、パスコントロールを抜けた僕の目の間にこの巨大なオブジェが・・・。
モンゴル人のようなたたずまい。
なかなかいい。

アムスの空港では、のんびりとすることができた。
ジャルのラウンジで、日本の雑誌を読んだ。
ラウンジのすぐ近くに、マッサージ屋があり受けた。
ウォーターマッサージ10分+マッサージ20分で40ユーロ。
少し高い気もしたが、これがなかなかのモノだった。

ウォーターマッサージは、うつぶせになり、カプセルのようなものをかぶせられる。するとジェット水流が、ビニールカバーごしにあたり、マッサージとなる。
意外に良かった。

その後のマッサージは、超よかった。
思わずよだれモノ。
外人さんの割にツボにばっちりと決まる。
アムスで習ったらしい。

おかげで帰りの機内も、快適に過ごし、コトリへと帰り着く。
やっぱしいい。

引っ越してまもなく出張に出かけたので、「我が家」感はあまりないのだが、
なんの違和感もなく、「すっ」と空間にとけ込める。
しかも気持ちいい。

や、アリメさん、流石ですな。


明日帰国

2006-10-19 07:51:20 | Weblog
本日、街を歩いていたら、オリーブオイルの専門店を見つけた。
店中に所狭しと、オリーブのボトルが並ぶ。
エクストラバージンは当たり前、酸味が強いだの、味が重めだの、
なんだかいろんな事を言われる。
しかも試飲までさせてくれる。
やっぱり植民地時代の名残なのだろうか。

しかしこんな店、日本にもきっとあるんだろう。

そのことの方が凄いのかも。。。

まもなく帰国

2006-10-18 09:35:31 | Weblog
およそ40日に及ぶ長き長きベルギー滞在もあと2日。
最初は、ザラッとした印象の街だったが、
人々はとても人なつっこく、すごく過ごしやすかった。

印象的だったのは貧富の格差。。
お金を出せばおいしいモノが食べられる。
三星レストランでは、夕食が3万円ちかくもする。
お金持ちはどこまでもお金持ち。

その一方で街には物乞いが沢山いる。
中東からの移民たちが多い。
犯罪も多いらしい。

日本もこの先、こんな風になっちゃうのかな。


書斎にこもる

2006-10-14 22:41:52 | Weblog
望郷シリーズ第2弾

「書斎にこもりたい」。

コトリには、私だけのための部屋がある。
3畳ほどの小さな部屋。
壁一杯に本棚。そして細長い机、アーロンチェア。
机に向かうと、窓の外には観葉植物があり、夜にはライトアップ可能。
アロマオイルをたき、音楽を聞く。
全てのモノは収まるべきところに収まっている。

物思いに耽るには、このスペースは至福である。

冬にはなにか、暖房器具が必要かもしれない。
小さな部屋なので、小さな暖房器具がいいのでは、と思っている。
例えばデロンギのミニヒーター。

みなさん、なにかお勧めあります?

屋上ビール

2006-10-14 03:31:41 | Weblog
「普請道楽」望郷シリーズ。

異国の地にいると「コトリ」がより一層いとおしく思われる。
ということで、帰国後してみたいことを書いてみる。

それは、「屋上ビール」である。

「コトリ」には、屋上がある。
写真は、3Fのベランダから屋上へと上がり口。

周りに高い建物が、全くないために、見晴らしは、すこぶる良い。
東を見れば、新宿の副都心、東京タワー、ロクヒル、サンシャイン。
西には、晴れた日には、富士山が顔を出す。

そこでよく我が家は、ビールを飲む。

晴れた日に、プラプラ屋上にのぼり、「ごくり」。
夜、ホットプレートを持ってあがり、屋上焼き肉をしながら「ごくり」。
これがなかなかオツである。
友人知人がくると、かならずここに案内する。

それにつけても、はやく帰国して「屋上ビール」したいものである。
でも帰ったらもう寒いかなぁ・・・。

ベルジャン

2006-10-13 10:20:33 | Weblog
ヨーロッパの石畳の事をベルジャンと呼びます。
ベルジャンってのは、「ベルギーの」という意味だった気がします。

確かにブリュッセル市内には、「ベルジャン」が多いです。
といっても他のヨーロッパの都市並みですが。

名前からすると、石畳道路は、その縁起が、
なにかベルギーと関わり深いということになります。

どなたかご存じの方、いらっしゃいましたら、どうかご教授ください。

メルシー・ボクウ

望郷

2006-10-11 11:10:37 | Weblog
あと1週間ほどで帰国。
思えば長い出張である。

すっかりホテル暮らしにも飽きてきた。
おなじ朝食。
おなじメイドのおばさん。
居心地は悪くないが、やはり飽きる。
最近は、こちらで知り合った邦人に、炊飯器を借り、
ホテルの部屋で自炊までしている。
不思議な東洋人だと思われていることであろう。

里心がついてきて最近、夜中に一人、想いをはせている。
コトリが、どんな風に変わっているのか、にである。
どんなカーテンがついたのか?
庭はどのように変容しているのか?

また変わっていないコトリも想いは及ぶ。
ホテルで仕事をしていると椅子に座り疲れてくる。
そんな時よく、思い切って買ったアーロンチェアを思い出す。

家具屋のショウウィンドウで家具を見ると、
我が家のテーブルやダイニングチェアを思い出す。

入りにくいホテルの風呂に入るたびに、コトリ風呂を思い出す。

もちろん、一番、懐かしいのは妻と子どもであることはいうまでもない。

写真は、コトリ風呂。

スカイプ

2006-10-10 18:32:15 | Weblog
最近、「スカイプ」を使い始めた。
ネットを使った電話サービス。
パソコンから一般電話にもかけられる。
少し聞きづらいこともあるが、料金は驚くほど安い。
昨夜、妻と40分ほど会話をして、200円ぐらい。
ベルギーと日本で、である。
一般電話へかけているので料金がかかるが、
パソコンへかけるんだったら「ただ」らしい。
凄い時代になってきた。

で、「普請道楽」・・・。
その「スカイプ」での妻曰く、
「一部、植栽が始まった」とか、「カーテンがついた」とか、
「物入れの棚が出来た」とか、まあいろいろと進んでいる模様。
その全てにおいて、アリメさんが八面六臂の活躍をしているらしい。

押入の物入れについては、無印良品のものを組み合わせたらしいのだが。
何をどのように使ったら効率的なのかの相談に乗ってくれ、
その上、組み立てまでしてくれたらしい!
なんとまあ、ありがたいことである。

植栽が始まったのは、正面駐車場と風呂場から眺める庭。
風呂場の庭は「和風」をコンセプトに話が進んでいる。
嬉しい。

帰国したら知人友人を呼んで、新築披露会でもやりたいモノである。
皆さん、どうぞ遊びに来てくださいね。

IKEA

2006-10-08 20:05:01 | Weblog
イケア続報。

ベルギーでもイケアは猛威をふるっていた。

今通っている、王立モネ劇場というところに、
イケアの小テーブルを数個、発見した。
ヘビーユースの使い捨て。それなりにおしゃれというかシンプルだし・・・。
おーここにもか、と思ってある種の感慨にふけった。

その数日後、あるベルギー駐在の日本人家族のお宅をたずねた。
見るとなんだか、みたことのある、家具。
「これってイケア?」
「うーんと、ウチの家具は殆どイケア」
駐在は長くて2年。だったら気軽に使い捨てられるものがいいというのが、
イケア選択の理由。

しかし、いわく、
「扉が開かなかったりするのよね、はずれちゃたり・・・」
まあ、やっぱり「安いものはそれなり」なんだろうなと深く納得。

チョコレート

2006-10-06 06:51:24 | Weblog
ベルギー人は、チョコレートが好きである。
深夜、レストランは閉店し、バーしか開いていなくても、
なぜかチョコレート屋が開いている。
しかも、結構な数の人が食べている。

なぜ、こんなにチョコ好きなのか?
きっと昔から豊富なんだろうと思う。
でもこの国には、カカオとか無いだろうから、
植民地の時代とかがあったのかな、と思う。

写真は、日本にも支店がある有名チョコレート屋のケーキ。
確かにすげーうまかった。

グランプラス広場

2006-10-05 05:23:34 | Weblog
普請道楽な記事がなくって申し訳ない。

写真も面白いものもなく、絵はがきカット。
ブリュッセルの臍、グランプラス広場。
ビクトル・ユーゴーが、「世界一美しい広場」と絶賛したとか。
確かにライトアップされると本当に美しい。

日本にも美しい場所や美しい建築があるはずなのに、なかなか目につかない。
自分が気がつかないのかもしれないが・・・。