G8環境大臣会合を目前に控えて，バイオ燃料とREDDに関する
フォーラムが開かれます。
バイオ燃料については，よく耳にしますので，
ほとんどの方はおおまかにご存知かと思います。
（参考⇒Wiki バイオ燃料）
しかし，REDDについては，初めて耳にする方も多いのでは
ないでしょうか？私もこのフォーラムの情報で初めて知りました。
林業Wiki（こんなページがあるんですね！）で調べてみると，
REDDはなんと，レッドと読むらしいです
ちなみにREDDは，Reducing Emissions from Deforestation and
Degradation in Developing countriesの略。
発展途上国で進行している森林の減少や劣化を抑制し，
二酸化炭素等（ＣＯ2）の排出削減を図る地球温暖化対策の一手法
だということです。
REDDを地球温暖化対策に活用することは，2005年に行われた気候
変動枠組条約第11 回締約国会議（ＣＯＰ11）でパプアニューギニア
とコスタリカから共同提案され，2007年にインドネシアで開催された
ＣＯＰ13で本格的に検討することが決まったそうです。
さらに林業Wikiには，こう書いてあります。
森林減少によるCO2排出量は，世界全体の排出量の約２割を占めると
試算されている。
え？森林が減ると二酸化炭素排出量が増える？
どういうことでしょう？
実は，森林減少に伴って排出されるCO2というのは森林が主に農地等に
転換されたときに，バイオマスとして蓄積していた森林中の炭素
（土壌中の炭素を含む）がCO2の形で大気中に放出されるもののこと。
これは森林が伐られた後，樹木や枝・葉などのほとんどが数年内に分解
するためだからで，その規模は世界で年約60億トンとの推定もあるそう
なのです。つまり，世界における化石燃料の燃焼等によるCO2排出量が
年260億トンといわれていますから，その約5分の1を越えていることに
なるんですねぇ。
私個人的には，なるほど～と，とても興味を持ちました。
それほど，大きなファクターだからこそ，こうしたフォーラムで
議論されるのでしょうね。
以下，フォーラムのご案内です。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【5月21日開催】
G8環境大臣会合に向けた国際市民フォーラム
バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか？
～先進国の役割と責任
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
気候システムの限界と資源供給の限界が国際社会の主要課題となって
いる中、日本で開かれるG8サミットを目前にし、G8環境大臣会合に
向けた国際市民フォーラムを開催いたします。
本フォーラムでは気候変動対策として近年注目されているバイオ燃料
利用と森林減少防止対策（REDD）について「持続可能な開発」の
視点から国内外のNGO/市民が中心となって議論を行い、日本をはじめ
とするG8が国際社会において有効な気候変動対策のイニシアティブを
取るよう、5月24日からの環境大臣会合に対して市民からのメッセージを
発します。
【日時】5月21日（水）13:00～18:00、5月22日（木）13:00～18:00
【場所】 JICA地球ひろば ３F講堂
【参加費】各日：1,000円（主催団体会員は無料・協力団体会員は500円）
【詳細・お申込み】www.gef.or.jp/activity/forest/G8forum.html
【お問合せ】地球・人間環境フォーラム（担当：坂本有希・満田夏花）
TEL：03-3813-9735 FAX： 03-3813-9737 E-mail: gef@gef.or.jp
国際環境NGO FoE Japan（担当：中澤健一・江原 誠）
TEL:03-6907-7217 FAX: 03-6907-7219
※おすすめ参考書籍
フォーラムが開かれます。
バイオ燃料については，よく耳にしますので，
ほとんどの方はおおまかにご存知かと思います。
（参考⇒Wiki バイオ燃料）
しかし，REDDについては，初めて耳にする方も多いのでは
ないでしょうか？私もこのフォーラムの情報で初めて知りました。
林業Wiki（こんなページがあるんですね！）で調べてみると，
REDDはなんと，レッドと読むらしいです
ちなみにREDDは，Reducing Emissions from Deforestation and
Degradation in Developing countriesの略。
発展途上国で進行している森林の減少や劣化を抑制し，
二酸化炭素等（ＣＯ2）の排出削減を図る地球温暖化対策の一手法
だということです。
REDDを地球温暖化対策に活用することは，2005年に行われた気候
変動枠組条約第11 回締約国会議（ＣＯＰ11）でパプアニューギニア
とコスタリカから共同提案され，2007年にインドネシアで開催された
ＣＯＰ13で本格的に検討することが決まったそうです。
さらに林業Wikiには，こう書いてあります。
森林減少によるCO2排出量は，世界全体の排出量の約２割を占めると
試算されている。
え？森林が減ると二酸化炭素排出量が増える？
どういうことでしょう？
実は，森林減少に伴って排出されるCO2というのは森林が主に農地等に
転換されたときに，バイオマスとして蓄積していた森林中の炭素
（土壌中の炭素を含む）がCO2の形で大気中に放出されるもののこと。
これは森林が伐られた後，樹木や枝・葉などのほとんどが数年内に分解
するためだからで，その規模は世界で年約60億トンとの推定もあるそう
なのです。つまり，世界における化石燃料の燃焼等によるCO2排出量が
年260億トンといわれていますから，その約5分の1を越えていることに
なるんですねぇ。
私個人的には，なるほど～と，とても興味を持ちました。
それほど，大きなファクターだからこそ，こうしたフォーラムで
議論されるのでしょうね。
以下，フォーラムのご案内です。
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【5月21日開催】
G8環境大臣会合に向けた国際市民フォーラム
バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか？
～先進国の役割と責任
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気候システムの限界と資源供給の限界が国際社会の主要課題となって
いる中、日本で開かれるG8サミットを目前にし、G8環境大臣会合に
向けた国際市民フォーラムを開催いたします。
本フォーラムでは気候変動対策として近年注目されているバイオ燃料
利用と森林減少防止対策（REDD）について「持続可能な開発」の
視点から国内外のNGO/市民が中心となって議論を行い、日本をはじめ
とするG8が国際社会において有効な気候変動対策のイニシアティブを
取るよう、5月24日からの環境大臣会合に対して市民からのメッセージを
発します。
【日時】5月21日（水）13:00～18:00、5月22日（木）13:00～18:00
【場所】 JICA地球ひろば ３F講堂
【参加費】各日：1,000円（主催団体会員は無料・協力団体会員は500円）
【詳細・お申込み】www.gef.or.jp/activity/forest/G8forum.html
【お問合せ】地球・人間環境フォーラム（担当：坂本有希・満田夏花）
TEL：03-3813-9735 FAX： 03-3813-9737 E-mail: gef@gef.or.jp
国際環境NGO FoE Japan（担当：中澤健一・江原 誠）
TEL:03-6907-7217 FAX: 03-6907-7219
※おすすめ参考書籍
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