芥録 一冊目

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ようやく!

2008-04-01 00:14:00 | コラム(パソコン・デジモノ)


次世代携帯電話、通信方式統一で端末に互換性へ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)



ようやく、とは言ってもまだ数年先の話ですが。
昨年の販売奨励金と合わせ、これで日本の携帯業界の大きな問題二つの両方に手がつけられたことになります。
この件に関しては総務省を褒めるべきでしょうかね。珍しくいい仕事をしてくれました。

ガラパゴス島進化から軌道修正するにはまだ時間がかかるでしょうが、取り敢えずその下地は整いつつあります。
これで各メーカーとも、わざわざ別の端末を開発する必要が無くなるわけですし。
後は、各メーカーがどんな特色を持たせていくのか、という点でしょうか。
ドコモ・auはその内OSにアンドロイドを採用するわけですから、現在のパソコンと同じように、付加アプリやハードの使い勝手で勝負することになるのかもしれません。ハードの使い勝手、という点は今でも大きな要因ですけどね。

端末に期待することとは違うのですが、アンドロイド携帯の普及に伴い、オリジナルのアプリケーションがどんどん登場することも期待しています。
iPhone SDKが公開されたお陰で、iPhoneとiPod touch向けのオリジナルアプリが今年にはどんどん出てきそうな気配です。
それと同じ、或いはそれ以上の規模のことが、アンドロイド携帯でも起こってくれることでしょう。
「この携帯であれもできます!これもできます!」というのにはいい加減うんざりしているので、自分が本当に使いたい機能だけを使える携帯がほしい。
そう考える者としては最高の世界です。

今後数年間が携帯業界激動の時期となるのは、ほぼ疑いありません。
去年も料金プランの大幅改変がありました。
今年は日本にiPhoneが入ってくるかもしれません。(それによる影響の程は分かりませんが、大きな影響を与えてくれることを期待してます)
更に、遅くとも来年にはアンドロイド携帯が出てくるでしょう。
まだ少し先の話ですが、いずれWiMAXも実用化されます。

こうした過渡期を経た後、どういう世界になるのでしょうね。
まさか攻殻の世界がすぐに来るとも思いませんが、似たような世界になっても不思議では無さそうです。






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