現在、ほとんど全てのMacBookファミリーはオプションでSSDを選択することができます。
アルミニウムMacBookとMacBookAirと15インチMacBookProは128GBを、17インチMacBookProはそれに加えて256GBを選択可能です。
SSDは通常のノートパソコン向けHDDと比べるとアクセスが高速で、HDDの様な可動部が無い分衝撃への耐性も非常に高いというメリットがあります。
しかし、SSDには書き込み耐性という弱点があります。USBメモリーと同様、アクセスを繰り返す度に寿命が縮まっていき、最終的にはアクセスできなくなる。
HDDとはちょっと違ったデメリットを抱えているのです。
SSDの中には更に二つの種類があります。
その内の「SLC」というタイプは、書き込み可能回数もそこそこあり数年は持つという話です。
ところがもう片方の「MLC」というタイプは、書き込み可能回数が約一万回と言われています。
一万回という回数は、使い方にもよるでしょうが、一年も経たずに寿命を迎えかねないものです。
一般に販売されているのはこのMLCが中心です。
理由は簡単で、MLCは価格を安く抑えることが容易だから。
実際、MLCの安いモデルならば128GBでも25000円程度で購入することが出来ます。
大容量化も着実に進んでおり、今後ますます使われることでしょう。
もしSLCで128GBという容量を実現しようと思えば、それだけで24インチiMacが一台買えてしまう程のコストがかかります。
そうした点から考えても、MacBookにオプションで搭載できるSSDもMLCだと断言できます。
(以前どこかのブログ様でサムスン製のMLCモデルであることを確認されていたような気がするのですが、失念してしまいました。)
そうなると、一つ気になる点があります。
MLCということは、一年もしない内に使えなくなるのでは?
と言うことは、折角購入したMacBookが一年も経たずに使えなくなるのではないのか。
MacBookやMacBookProならばまだどうにか対処できます。
「そういうものだ」と腹をくくっておき、バックアップをきちんと確保。
そうして寿命が来たら新しいものに取り替えればいいわけですから。
ところがMacBookAirとなるとそうはいきません。
何しろあらゆるものが自力では取り替え不可なのですから、確実にアップルのサポートのお世話になります。
ということは、数年間同じMacBookAirを使うには、AppleCareが必須ということになります。
AppleCareがあれば、購入から三年間は無償修理(故障内容による)が受けられます。
SSDを一年かそこらで取り替えると仮定すると、二回くらいは恩恵に預かれるでしょう。
MacBookAir向けのAppleCare自体が31500円と少々お高いですが、SSDを二度取り替えることを考えるとそれ以上の価値はあると言えます。
さて、恐らくこんな疑問を抱いている方も多いでしょう。
「なんでそんなことを前提にして、余計な金を払わなければならないのか?」
そうですよね。私もそう思います。
私自身、SSDを使ってみたいという好奇心はあるのですが、あいにく消耗品感覚で手を出せるほどの勇気がありません。
採用しているSSDの寿命について、アップルから公式アナウンスがあるといいのですけどね。
現状では、寿命のことを知らずに購入し、一年も経たずに修理に出さなければならないといったことが起こりかねません。
購入した本人が承知の上でならまだしも、何も知らない人がそうした目に遭うのは好ましからぬ事態です。
次世代のストレージとして期待の集まるSSDですが、まだまだ改善の余地はありますね。
それだけ伸びしろが大きいということですから、これからの進歩を楽しみに待ちましょう。
アルミニウムMacBookとMacBookAirと15インチMacBookProは128GBを、17インチMacBookProはそれに加えて256GBを選択可能です。
SSDは通常のノートパソコン向けHDDと比べるとアクセスが高速で、HDDの様な可動部が無い分衝撃への耐性も非常に高いというメリットがあります。
しかし、SSDには書き込み耐性という弱点があります。USBメモリーと同様、アクセスを繰り返す度に寿命が縮まっていき、最終的にはアクセスできなくなる。
HDDとはちょっと違ったデメリットを抱えているのです。
SSDの中には更に二つの種類があります。
その内の「SLC」というタイプは、書き込み可能回数もそこそこあり数年は持つという話です。
ところがもう片方の「MLC」というタイプは、書き込み可能回数が約一万回と言われています。
一万回という回数は、使い方にもよるでしょうが、一年も経たずに寿命を迎えかねないものです。
一般に販売されているのはこのMLCが中心です。
理由は簡単で、MLCは価格を安く抑えることが容易だから。
実際、MLCの安いモデルならば128GBでも25000円程度で購入することが出来ます。
大容量化も着実に進んでおり、今後ますます使われることでしょう。
もしSLCで128GBという容量を実現しようと思えば、それだけで24インチiMacが一台買えてしまう程のコストがかかります。
そうした点から考えても、MacBookにオプションで搭載できるSSDもMLCだと断言できます。
(以前どこかのブログ様でサムスン製のMLCモデルであることを確認されていたような気がするのですが、失念してしまいました。)
そうなると、一つ気になる点があります。
MLCということは、一年もしない内に使えなくなるのでは?
と言うことは、折角購入したMacBookが一年も経たずに使えなくなるのではないのか。
MacBookやMacBookProならばまだどうにか対処できます。
「そういうものだ」と腹をくくっておき、バックアップをきちんと確保。
そうして寿命が来たら新しいものに取り替えればいいわけですから。
ところがMacBookAirとなるとそうはいきません。
何しろあらゆるものが自力では取り替え不可なのですから、確実にアップルのサポートのお世話になります。
ということは、数年間同じMacBookAirを使うには、AppleCareが必須ということになります。
AppleCareがあれば、購入から三年間は無償修理(故障内容による)が受けられます。
SSDを一年かそこらで取り替えると仮定すると、二回くらいは恩恵に預かれるでしょう。
MacBookAir向けのAppleCare自体が31500円と少々お高いですが、SSDを二度取り替えることを考えるとそれ以上の価値はあると言えます。
さて、恐らくこんな疑問を抱いている方も多いでしょう。
「なんでそんなことを前提にして、余計な金を払わなければならないのか?」
そうですよね。私もそう思います。
私自身、SSDを使ってみたいという好奇心はあるのですが、あいにく消耗品感覚で手を出せるほどの勇気がありません。
採用しているSSDの寿命について、アップルから公式アナウンスがあるといいのですけどね。
現状では、寿命のことを知らずに購入し、一年も経たずに修理に出さなければならないといったことが起こりかねません。
購入した本人が承知の上でならまだしも、何も知らない人がそうした目に遭うのは好ましからぬ事態です。
次世代のストレージとして期待の集まるSSDですが、まだまだ改善の余地はありますね。
それだけ伸びしろが大きいということですから、これからの進歩を楽しみに待ちましょう。
例えMLCだからと言っても、同じ場所を何回も書き換えずに、空き領域を平均的にどこも書き換える様にプログラムされてるから、寿命はそこそこあるはず。
極端に言うと128GBのSSDにMP3とかで127.5GBを使用済みとして、残りの0.5GBだけでやりくりしてるとなると、空き領域しか書き換えしないから寿命は短くなる。
やけど、数十GBぐらい常に空けとけば、心配するほどでもないはず(多分
MLCが嫌ならSLCのSSDを買えばいいし、
保証なくなるけど、自分でバラせばいいさぁw
そうなんですか!
いやー全然知りませんでした。言われてみればなるほどという感じです。
つまり、同じSSDを使っていても、空き容量たっぷりで使っていればそれだけ寿命は長くなるということなんですね。
考えてる人凄いなあ。
ところで、最後にサラッと書かれてますが、私にはそもそもバラすという発想自体がありませんでしたよ(笑)