BOSEのノイズキャンセリングヘッドホン、Quiet Comfort2を購入しました。
「いつかは買うぞ!」と憧れていたヘッドホン。遂に購入が叶って感無量です。
数日使い、段々と音も小慣れてきたので、レビューを書きたいと思います。
※多分、まだエージングは済んでません。あくまで購入直後の音に対する感想としてお聞き下さい。
まず、低音について。
さすがというか、ここはBOSEらしさを一杯に感じられます。
安っぽくない、ずっしりとした重量感のある響き。低音楽器を生で聴いた時のあの迫力を思い出します。
一方で高音は、これも、ある意味でのBOSEらしさですね。
抜けるような音は望めませんし、そういう意味での迫力にも欠けます。
ただ、ある程度のツヤはあります。
私のように「BOSEの音」を目的に購入する人間にとっては、充分及第点かと思います。
全体的な音の解像度は、低い部類に入るでしょう。
ただし、これはあくまでクリプシュのようなタイプの製品と比較してのこと。
「低い」けれども「悪い」訳ではありません。
そもそも、BOSEに対して音の解像度について求めるべきでは無い気もします。
例えば、クリプシュのImage X10は「自然な音」(もしくは「原音再生」)と評されるイヤホンです。
Image X10は、その評価どおり、一つ一つが耳に降り注ぐような明瞭な音の粒を聴くことができます。
言うなれば「音のシャワー」というイメージでしょうか。
管弦楽、特にクラシックを聴くと、バイオリンの音などが心地よく響きます。
対してBOSEの場合、「音のミストサウナ」というイメージが合います。
耳に降り注ぐというよりは、体で響きを感じると言った方が的確な音です。
「体で感じる」という表現は、低音楽器を演奏した経験がある方、もしくは生演奏を良く聴く方ならお分かり頂けると思います。
その辺りの味付けがまさにBOSEらしさ(だと私は思っています)なのですが、後はそれを気に入るかどうか。
そこがBOSE製品に対する評価の分かれ目なのでしょう。
(悪い評価の例は、「化学調味料」「音楽的じゃない」「不自然」など・・・)
さて、評価の方に戻りましょう。
装着感は、かなりいいです。
独特な感触のイヤーパッドで、長時間装着していても肌が痒くなることがありません。
まあ、密着性については何分ヘッドホンですので、夏に装着するには辛そうです。
付属品は至れり尽くせり。元々飛行機での使用を想定しているので、そのために必要なものが色々入っています。
専用ケース。若干大きいですが、予備の電池やパーツを入れることができるので、旅行に行くときは重宝すること間違いなし。
付属コード・延長コード。付属コードが結構長いので、延長コードが活躍することは殆ど無いでしょう。太すぎず細すぎず、使い勝手の良いコードです。
変換プラグ。5mmのプラグと飛行機用の二本プラグが付属しています。
必要充分な装備ですね。
それから、今ならキャンペーンとしてeneloopと充電器のセットがついてきます。
充電器も小型のタイプなので、結構オススメ。
そして、特筆すべきがその消音能力。とにかく素晴らしいの一言です。
これこそ、私がこのヘッドホンに憧れを抱いていた最大の理由です。
スイッチを入れると、2秒ほどかけて段々と消えていくのも心憎い。
とある友人が「高級な耳栓」と評するのも納得です。
ノイズキャンセリングは、ただ音を消せばいいという訳でもありません。
あまり音を消しすぎても、違和感や圧迫感、或いは恐怖を覚えるものです。
「ノイズキャンセリングイヤホンをつけて歩いていたら、平衡感覚が無くなって歩けなくなった」とは、また別の友人の談。
その点、QuietComfortの消音能力は抜群です。
消すべきノイズはきっちり消してくれますが、人の声や車の走行音は残ります。
しかも、音が残るとは言っても、音楽を聴く上では全く邪魔にならない程度の残り方です。
「あなたがこのヘッドホンで最もお薦めするポイントはなんですか?」と問われれば、私は迷わず「消音能力です」と答えるでしょう。
と言うわけで、些か長くなってしまいましたが、以上が私のQuietComfort2に対するレビューです。
ところで、レビュー中にも書きましたが、私はBOSEの音が好きな人間です。
ですので高音の性能にも多少は目を瞑り、その他のポイントにそれを補って余りある評価を送ります。
ただ一方で、やっぱり管弦楽も綺麗に聴きたいなあ、とも思っています。
家ではオンキョーのスピーカーで聴いていますので満足していますが、出先で聴くためのものも欲しい。さあどうしよう。
このことは、来年、夏に入るまでに考えておくことにします。
「いつかは買うぞ!」と憧れていたヘッドホン。遂に購入が叶って感無量です。
数日使い、段々と音も小慣れてきたので、レビューを書きたいと思います。
※多分、まだエージングは済んでません。あくまで購入直後の音に対する感想としてお聞き下さい。
まず、低音について。
さすがというか、ここはBOSEらしさを一杯に感じられます。
安っぽくない、ずっしりとした重量感のある響き。低音楽器を生で聴いた時のあの迫力を思い出します。
一方で高音は、これも、ある意味でのBOSEらしさですね。
抜けるような音は望めませんし、そういう意味での迫力にも欠けます。
ただ、ある程度のツヤはあります。
私のように「BOSEの音」を目的に購入する人間にとっては、充分及第点かと思います。
全体的な音の解像度は、低い部類に入るでしょう。
ただし、これはあくまでクリプシュのようなタイプの製品と比較してのこと。
「低い」けれども「悪い」訳ではありません。
そもそも、BOSEに対して音の解像度について求めるべきでは無い気もします。
例えば、クリプシュのImage X10は「自然な音」(もしくは「原音再生」)と評されるイヤホンです。
Image X10は、その評価どおり、一つ一つが耳に降り注ぐような明瞭な音の粒を聴くことができます。
言うなれば「音のシャワー」というイメージでしょうか。
管弦楽、特にクラシックを聴くと、バイオリンの音などが心地よく響きます。
対してBOSEの場合、「音のミストサウナ」というイメージが合います。
耳に降り注ぐというよりは、体で響きを感じると言った方が的確な音です。
「体で感じる」という表現は、低音楽器を演奏した経験がある方、もしくは生演奏を良く聴く方ならお分かり頂けると思います。
その辺りの味付けがまさにBOSEらしさ(だと私は思っています)なのですが、後はそれを気に入るかどうか。
そこがBOSE製品に対する評価の分かれ目なのでしょう。
(悪い評価の例は、「化学調味料」「音楽的じゃない」「不自然」など・・・)
さて、評価の方に戻りましょう。
装着感は、かなりいいです。
独特な感触のイヤーパッドで、長時間装着していても肌が痒くなることがありません。
まあ、密着性については何分ヘッドホンですので、夏に装着するには辛そうです。
付属品は至れり尽くせり。元々飛行機での使用を想定しているので、そのために必要なものが色々入っています。
専用ケース。若干大きいですが、予備の電池やパーツを入れることができるので、旅行に行くときは重宝すること間違いなし。
付属コード・延長コード。付属コードが結構長いので、延長コードが活躍することは殆ど無いでしょう。太すぎず細すぎず、使い勝手の良いコードです。
変換プラグ。5mmのプラグと飛行機用の二本プラグが付属しています。
必要充分な装備ですね。
それから、今ならキャンペーンとしてeneloopと充電器のセットがついてきます。
充電器も小型のタイプなので、結構オススメ。
そして、特筆すべきがその消音能力。とにかく素晴らしいの一言です。
これこそ、私がこのヘッドホンに憧れを抱いていた最大の理由です。
スイッチを入れると、2秒ほどかけて段々と消えていくのも心憎い。
とある友人が「高級な耳栓」と評するのも納得です。
ノイズキャンセリングは、ただ音を消せばいいという訳でもありません。
あまり音を消しすぎても、違和感や圧迫感、或いは恐怖を覚えるものです。
「ノイズキャンセリングイヤホンをつけて歩いていたら、平衡感覚が無くなって歩けなくなった」とは、また別の友人の談。
その点、QuietComfortの消音能力は抜群です。
消すべきノイズはきっちり消してくれますが、人の声や車の走行音は残ります。
しかも、音が残るとは言っても、音楽を聴く上では全く邪魔にならない程度の残り方です。
「あなたがこのヘッドホンで最もお薦めするポイントはなんですか?」と問われれば、私は迷わず「消音能力です」と答えるでしょう。
と言うわけで、些か長くなってしまいましたが、以上が私のQuietComfort2に対するレビューです。
ところで、レビュー中にも書きましたが、私はBOSEの音が好きな人間です。
ですので高音の性能にも多少は目を瞑り、その他のポイントにそれを補って余りある評価を送ります。
ただ一方で、やっぱり管弦楽も綺麗に聴きたいなあ、とも思っています。
家ではオンキョーのスピーカーで聴いていますので満足していますが、出先で聴くためのものも欲しい。さあどうしよう。
このことは、来年、夏に入るまでに考えておくことにします。