「海上自衛隊新聞」平成30年6月15日(金曜日)第2面にある、“一口国際関係”の記事である。
2017年5月21日付米誌ニューズウィークは、中国政府が、2010~2012年の間に、中国で活動する米中央情報局(CIA)の秘密の情報提供者12人以上を組織的に殺害または拘束したと報じた。
同誌は、現職あるいは元米当局者10人が匿名を条件に語った内容を引用し、この情報活動の失敗は過去数十年で最悪級のものだと指摘した。
記事によると、情報が漏れた原因はCIA内部のスパイに裏切られたものか、CIAが外国工作員との連絡員に利用する内部システムが中国にハッキングされたのか現在も判明していないという。
オバマ政権の安全保障会議(NSC)は、2009年10月中国の情報収集警戒優先度を2に下げた。オバマ大統領が、対中協力宥和を優先して情報収集警戒優先度を下げた事で、CIAに気の緩みが出たのであろうか。しかも、未だに漏洩原因を特定し、対策が講じられたわけでもなく、8年も放置されている。
以上が、いつも参考とするコラム欄なのだが、戦術、軍事技術、兵器などの解説が多とするのに、今回の記事には大いに驚きを禁ずることができない。
全くも個人的な見解であると断って置くけれど、日本人の温泉施設の適地を求めて調査して技術者をスパイ容疑で拘束したままの事件も埒があかないままままだし、この事と関連が有るとは思えないが、もしかして過剰な反応の故なのかも知れない。
2017年5月21日付米誌ニューズウィークは、中国政府が、2010~2012年の間に、中国で活動する米中央情報局(CIA)の秘密の情報提供者12人以上を組織的に殺害または拘束したと報じた。
同誌は、現職あるいは元米当局者10人が匿名を条件に語った内容を引用し、この情報活動の失敗は過去数十年で最悪級のものだと指摘した。
記事によると、情報が漏れた原因はCIA内部のスパイに裏切られたものか、CIAが外国工作員との連絡員に利用する内部システムが中国にハッキングされたのか現在も判明していないという。
オバマ政権の安全保障会議(NSC)は、2009年10月中国の情報収集警戒優先度を2に下げた。オバマ大統領が、対中協力宥和を優先して情報収集警戒優先度を下げた事で、CIAに気の緩みが出たのであろうか。しかも、未だに漏洩原因を特定し、対策が講じられたわけでもなく、8年も放置されている。
以上が、いつも参考とするコラム欄なのだが、戦術、軍事技術、兵器などの解説が多とするのに、今回の記事には大いに驚きを禁ずることができない。
全くも個人的な見解であると断って置くけれど、日本人の温泉施設の適地を求めて調査して技術者をスパイ容疑で拘束したままの事件も埒があかないままままだし、この事と関連が有るとは思えないが、もしかして過剰な反応の故なのかも知れない。
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