ばかで不器用な人たち

わたしって不器用なのか
いろんな人に言われて初めて気づいた

だから不器用な人が好きなんだ



昨日のことを思い出して

不器用で
しょうもなくて
汚くて綺麗で
弱いのに強くて
すごくまぶしい
そんな愛しい人たちのこと
一生愛してゆくんだろうな

そう思った

愛しいみんなのことさ



わたしは不器用なんだから
不器用なりに進んでいくしかないのだ

もうあの人は
わたしのことなんて
忘れちゃっているかもしれない

それならそれでいいんだ
勝手に離れたのはわたしだから

だけどもし
ときたまわたしのことを思い出して
悲しい目をしていたりしたら
いやだな

すごくいやだ

そんなに大好きなら
最初から離れなきゃいいのに

ちゃんと待っていたらよかったのに

ほんとばかみたい

でもばかで不器用なのがわたしなんだ

わたしに何ができるのかな