Yaesu FT-767 1.9MHz~430MHzのアマチュア無線機の、バックアップ電池が消耗していた。
FT-767では、電池が二か所で使われている。
(TS-940も二か所、時計と周波数メモリー)
メインCPU(周波数とモードの記憶)とATチューナー(バンドとバリコン位置の記憶)である。
それぞれ交換したが、まっ、これも難儀だった。
先ずは、メインCPU用の電池。
この構図は、前にも説明しているが、上面パネル側の二本のネジを外し、
上下逆さまにして、前面パネルを手前から向こう側に持ち上げて、魚の開き状態にしている。
もちろん、背面プラ化粧パネル、背面金属本パネルも外している。
(内部電源コードとスピーカーコードを外すのを忘れずに)
赤枠内の水色の電池。
CR2032とソケットで代替。
この図では、右側がプラス。
カッターとペンチで、スポット溶接を外した。
その手前左側に、ATチューナーBOXが有る。
下記写真ではメインCPU用電池は交換済。
外部にパワーが出ない場合、黄色い枠のTMPコネクタが外れている。
(同軸の経年変化で柔軟性が失われていて、非常に外れやすい)
ATチューナーBOXを上下180°回転させて、開けたところ。
この電池をCR2032+ソケットに交換する。
細い線ばかりなので、挟み込みに注意。