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バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

フォスタータンカリー遠征2

2018-06-10 14:10:00 | テニス留学
今年の6月のこの遠征はお天気がいまいちで、太陽が出ている時間が短いフォスター。
曇り空ばかりです。

毎年そうですが、この地区は田舎というほどの田舎でもないですが、ほとんど東洋系の人がいない場所なので、歩いているとチラチラっと珍しいから、見つめられているのを感じることがあります。

日本で遠征に行くとなると、準備するもの、1日の細かい予定、持ち物、全て指示され、まとめて小冊子にして渡されるのが普通だと思います。その遠りに行動していれば問題にはなりません。でもオーストラリアでは自分で考え、自分が持っている常識の中で行動するため、持ち物のリストも渡さないし、予定についても口頭で伝える、そしてルールについても前もって言われないからと自由なのではなく、常識で判断します。

それは決して私たちがレイジーだからなのではなく、自分のことは自分でしなくてはならないのが基本であるから、そして自分で考え判断することがとても大事であるからです。もちろん常識を外れた行動があった場合はちゃんとこちらが更正します。それが自分でできるようになった時に、自分で成長を感じ、どんなことをするのでも、その力は役に立つことでしょう。このようなチャレンジが、留学することの大きな意義でもあり、生きていく上でも大事な武器になるでしょうし、テニスにも生きてきます。管理されている状態に慣れてしまうと自分で考える力を養うことができなくなると思います。オーストラリアで多少失敗しても、全然大丈夫。ちゃんと受け皿がある、私とビンスがきちんと見守っています。

3日目の今日はちょうど雨で中断となっています。
もしこのまま試合が流れてしまうことになっても、とてもいい試合がみられて、牡蠣も食べられたし、良い遠征となりました。



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