Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

足立美術館 その17

2008年05月21日 | 庭園(観光)
取り合えず、これで足立美術館の紹介は最後です。
(気分でまた増えるかも知れませんが・・・)

これは「掛け軸」などに見せていた庭の一部です。
奥に、人口の滝が見えます。

これは以前書いたと思いますが、
わざわざ借景の中に滝を、ということで向かいの山に人工的に作った滝で、
ポンプで大量の水をあげているということなので、
これこそ、ばかばかしくって真似ができないような代物です

そして、庭はというと、
白砂青松を再現すべく、砂利を敷きマツを配しています。
でも、やっぱり、海岸のマツといえばクロマツで、雄々しく、
風に耐えているという力強さが欲しいという感じがします。

傾斜地の上の方まで砂利を敷いてあるのは・・・
これは、鳥取砂丘などのような海岸をイメージしているのでしょうか、やっぱり。
山に見せるなら、芝生を敷くとか、灌木類を植えるとか、
マツをたくさん植えるとか、そういった感じにするでしょうし・・・

鳥取砂丘をイメージさせるなら、ますますマツは雄々しくして欲しかったですね。
日本海側は、冬の季節風でマツはしごかれ、
痛めつけられ、
それでもなお力強く生きているのですから・・・
(日本海側の海岸の松林のイメージってそうじゃないですか?)

と、ここまで長きにわたって、
ボクのような若輩者が銘庭といわれる足立美術館の庭に文句を付け、
勝手に評価してきたわけですが・・・
是非、一度いって見て、その庭のすばらしさと、
自分なりの感想を持って頂いて、
庭に興味を持って頂ければいいなぁ・・・
と思った次第です。

足立美術館 その16

2008年05月17日 | 庭園(観光)
これまた、足立美術館の得意芸の景色の作り方です。
これは、壁に掛けられた「掛け軸」をイメージしていると思われます。
季節によって変化する掛け軸。
これも、やっぱり普通は真似できない空間の利用ですよね。

こんな茶室を持っている家があったら、
そこでゆっくりお茶を頂いてみたいものですね・・・

なかなか厳しいですね

2008年05月16日 | スポーツ
ヤンキース井川、再びマイナー降格 先発起用は継続(産経新聞) - Yahooニュース

メジャー(MLB)の世界で活躍の場を確保するというのはなかなか厳しいのものですね。
阪神タイガースからヤンキースへメジャー移籍した井川慶投手・・・
マイナーリーグで調整して、ようやくつかんだメジャー昇格。
しかし、初登板で結果を残せず、
またもマイナー降格。

日本にいるときには、ねばり強いピッチングで阪神のエースとして頑張っていたのに、
(井川はそれほどいいピッチャーではない、という阪神ファンも身近にいますが・・・)
メジャーで投げる機会すらなかなか与えられないのですね。
厳しい世界です。

野茂も久し振りにメジャー昇格を果たしたのに、
やはり結果を残せず、解雇・・・

桑田もメジャー昇格を果たせずに引退。

そう思うと、メジャーで活躍する日本人選手達がいかに素晴らしいプレーヤーであるかということがよくわかりますね。

メジャーといえば、
巨人入団の時からメジャーへの挑戦を明言していた上原投手が、
今期はぱっとしませんね・・・
それを象徴するように勢いがない巨人。

去年の強さはどこへやら・・・
もうそろそろエンジン全開で頑張って欲しいのですが・・・
阪神の背中は霞んで見えませんね

足立美術館 その15

2008年05月14日 | 庭園(観光)
これは有名な景色ではないでしょうか。

足立美術館の建物に設けられた窓。
そこから見える外の景色。
しかし、よく見ると、それはまるで壁に掛けられた絵のよう・・・

こういった手法を好んでここでは使っているようです。
「庭を絵のようにみせる」
美術館らしい発想だと思います。

家の庭では決して真似ることができない庭。
(壮大な敷地を持っているならばできるかも知れませんが・・・)

写真に撮ると逆光になってきれいに写らなかったのが残念ですが、
現地で堪能して下さい・・・

足立美術館 その14

2008年05月12日 | 庭園(観光)
先日の足立美術館の「池庭」の続き・・・

これは、「州浜」の部分を拡大した写真ですが、
ゴロタ石のほかに、角張った石などが配置されているのがわかりますか?
海岸といっても、いちめん砂浜であるとは限りませんよね。
ところどころ岩場があったりして、波が砕けたりするわけです。

そういった自然な海岸線をイメージさせるようにと、
ゴロタ石以外の石が配置されているものと思われます。
こういった配慮は僕の好みですね

細かいところにこだわって作品を作ったのだろうと、
こういったところをみても感じられます。
関西からは遠いけれど、一度は行ってみて欲しい庭だと思います。

一回行けば十分かも知れないけれど・・・