シュレッダーで指が・・・

シュレッダーで指を切断というか、砕かれたというか・・・

幼児がコピー用紙などを細かく砕くシュレッダーに指を入れてしまい大けがをする事故があったというニュースを見ました

指をシュレッダーで砕かれるというのは想像しただけでも恐ろしいことだけれど、
微妙な問題があるような気がします。

報道では、責任問題がどこにあるのかということを言っているところもあるようだけれど、
そもそもシュレッダーというのは紙を砕く目的で作られたもの。
そこに指を入れたら・・・

大人なら十分に想像できることです（たぶん）。

僕が子供だった頃、扇風機のカバーなんて今のものと比べると相当粗かったし、
指どころか、古いものだったら手のひらごと回転している羽につっこむことができるような代物でした。

でも、そういった扇風機で指を怪我した、というニュースはそうそう聞かなかったような気がします。
大人も、たぶん子供も指を入れたら危険なものだとわかっていたからだろうと想像します。

今回の事故は、被害者は幼児らしいので、危険を想像するのは困難だったかもしれないけれど、
大人は容易に想像できたような気がします・・・

子供の行動は時に想定を超えて行われることがあるみたいですし、
すべての子供の行動を親が把握することも相当難しいと思うけれど、
危険なものは子供の手の届かないところに置いておくとか、
電化製品ならば、コンセントを抜いて動かないようにしておくとか、
そういった対策をとっておくべきだったかもしれません。

どこに責任があるかではなく、危険なものを危険であるとみんなが共通認識し、
二度と同じような事故が起こらないように、消費者も注意していくべきではないかと思ったニュースでした

あんまり、メーカーの責任を、といい出すと、
包丁で指を切ったとか、はさみでどこぞを切ったとか・・・
意味不明な責任追及が起こりかねないのではないでしょうかねぇ