帰ってきた、愛車・・・

今日は宇治警察署に出かけた。
実はずいぶん前になるが、自転車を盗まれていたのだ・・・
家の自転車置き場に施錠しておいていたにもかかわらず、
持って行かれてしまったんです

防犯登録していたので盗難届を一応交番に出していた。
それでもなかなか連絡が来ないので、半ば諦めかけていたのだ。

しかし、先日自宅に電話があり、自転車が見つかったという。
「結構きれいに乗っていたみたいなので、持って帰られますか？」
「何で来られます？」
「あ、車で・・・」
「のります？」
「え、・・・」
（宇治から家まで乗って帰るの？）・・・奥さんはそう思ったらしい。
「え・・・」（警察官）
「いや、車に載りますか？」（警察）
「あ、載ると思います・・・」

数年前、バイクを盗まれた先輩がいた・・・
もちろん届け出ていたが、数日後バイクが見つかったとの連絡があった。
警察署に行った先輩は唖然
「・・・」
ハンドルが曲げられて上方に持ち上げられている。
暴走族がよくやるように、ハンドル幅を小さくして、ハンドル位置を高くしてあったのだ
しかも、ありもしない背もたれまで装着されていたそうだ・・・
「どうされます？」
乗って帰っていいのか？あきらかに違法改造車なのに・・・
「乗って帰っていいんですか？」
「それはちょっと・・・」
じゃぁ、聞くなよ

ってことがあった。
しかし、今回の自転車はきれいらしい・・・

警察署に行くと、少々傷は付いているものも、たしかにきれいだ。
しかも、鍵まで新調されている。
盗まれたくなかったんだろうなぁ・・・盗んだくせに

担当の警察官は丁寧に対応してくれて、
車に自転車を積み込むのも手伝ってくれた。
ファミ男は名前こそワゴンという名を冠しているが、
ほとんどハッチバックのようなもの。
警察官の顔には、
「ほんとに載るのかよ」
と書いてある。
いぶかしげな顔をしている・・・

「乗せたことがあるので、載るはずです」

あぁでもない、こうでもないとがんばっていると、載ったんです。
まぁ、一回載せたことがあるから、
載らないわけがないんですけども、かなりキワキワ。
それでも、載ったものは載ったんです

「うぉ、載った。スゲェ」
思わず警察官が唸っていた・・・

帰るときには、誘導までしてくれた。
親切な警察官の方、ありがとうございました。
また、地道な捜査に感謝いたします。