若い人は知らないかもしれない。
昔、カリスマと呼ばれたロックのシンガソングライター(古い言い方です。今風ならアーティストというのでしょうか)、尾崎豊を。
しかし、今尾崎が熱い!・・・の?
MBSの金曜ドラマ「家族狩り」の挿入歌(編集されてメロディだけがオルゴールの音色?か何かに乗せて流されていた)に使用されていた。
今晩初めて見たドラマで、話の筋が良くわからないと思いながら、ぼんやり眺めていたら、何となく聞いたことがある(というよりも馴染みがある)BGMに気付き、瞬間的に
「あ、尾崎の「I Love You」や」
って思ったのです。
そして、同時に・・・
「何で今更、尾崎?」
とも思ったのです。
さらに、能念玲奈主演の「ホットロード」という明日公開の映画に使用されている音楽も(主題歌かどうかは知らない)尾崎豊の「Oh My Little Girl」なのです。
(映画の公式HPを見ると主題歌のようですね・・・)
尾崎って、今更・・・熱いの?
あ、誤解を招きそうな感じなので、言い訳(あ、いや釈明)させて頂くと、
僕は尾崎のファンです。
いや、ファンだった・・・う~ん、今でもファンかなぁ・・・
(尾崎の歌は世代を選ぶような選ばないような、難しい・・・というのを最近感じるようになった)
まぁ、少なくとも20年以上前の学生の時にはよく聴いた。
家にCDという文化が導入されたのが、どうやら世間から比べると遅かったようで、気軽に音楽を聞きだしたのが、高校3年生か、大学に入ってから・・・というタイミング(え~っと、今から22~23年前の話です)。
初めて、自分の小遣いをはたいて買ったCDは、サザンオールスターズの「稲村ジェーン」。
その後、高校生のころに買った数少ないCDが、尾崎の生前最後のCD「放熱への証」。
尾崎ファンは、やはり「十七歳の地図」から尾崎に入り込むんだろうけど、珍しく僕は初めて買った「放熱への証」で尾崎にはまった。
受験が終わって、大学に入ったら尾崎のライブにでも行きたいなぁ・・・
と思っていたら、尾崎は死んだ・・・・・・・・・・・・・・
でも、学生の間は彼の音楽を追いかけて、彼のアルバムはすべて買った。
そして、擦り切れるほど(CDは擦り切れないか・・・^^;)聴いた。
それは、すでに書いたとおり、もう20年以上前のことである。
彼がカリスマだった事実がまだ熱かった時代である。
少なくとも、同級生などには中学生のころから尾崎に心酔し、中学生の卒業式のころに尾崎の「卒業」に思いを重ねた人間がいたのである。
そういう時代に生きた僕らにとって今、尾崎はたぶん過去の人間である(少なくともそういう認識ではないだろうか)。
尾崎が死んでから20年以上経つ。
尾崎の「I Love You」や「Oh My Little Girl」をリアルタイムで知る人間は、すっかり中年である(少なくとも広辞苑的には僕はもう初老であるらしい・・・^^;)
そんな世代からしてみれば、青春を描いたと言われる映画「ホットロード」の主題歌になぜ尾崎の「OH MY LITTLE GIRL」なのか・・・
製作陣営の中心人物がもしかして我々世代だからなのだろうか。
今の若い世代にほんとに受け入れられるのだろうか・・・
あるいは僕が思う以上に尾崎は神格化されていて、今なお信仰されているのだろうか・・・
(あ、あえて信仰という単語を使ったけれど、僕らが若いころは、ほんとに信仰の対象のように思えた)
最近、おっさんになってから尾崎を聞く機会はずいぶん減ったけれど、やっぱり良い歌です。
若い人に受け入れられると良いなぁ・・・
と思いつつ、なぜか時の流れを異様に感じてしまった今日この頃でした・・・
昔、カリスマと呼ばれたロックのシンガソングライター(古い言い方です。今風ならアーティストというのでしょうか)、尾崎豊を。
しかし、今尾崎が熱い!・・・の?
MBSの金曜ドラマ「家族狩り」の挿入歌(編集されてメロディだけがオルゴールの音色?か何かに乗せて流されていた)に使用されていた。
今晩初めて見たドラマで、話の筋が良くわからないと思いながら、ぼんやり眺めていたら、何となく聞いたことがある(というよりも馴染みがある)BGMに気付き、瞬間的に
「あ、尾崎の「I Love You」や」
って思ったのです。
そして、同時に・・・
「何で今更、尾崎?」
とも思ったのです。
さらに、能念玲奈主演の「ホットロード」という明日公開の映画に使用されている音楽も(主題歌かどうかは知らない)尾崎豊の「Oh My Little Girl」なのです。
(映画の公式HPを見ると主題歌のようですね・・・)
尾崎って、今更・・・熱いの?
あ、誤解を招きそうな感じなので、言い訳(あ、いや釈明)させて頂くと、
僕は尾崎のファンです。
いや、ファンだった・・・う~ん、今でもファンかなぁ・・・
(尾崎の歌は世代を選ぶような選ばないような、難しい・・・というのを最近感じるようになった)
まぁ、少なくとも20年以上前の学生の時にはよく聴いた。
家にCDという文化が導入されたのが、どうやら世間から比べると遅かったようで、気軽に音楽を聞きだしたのが、高校3年生か、大学に入ってから・・・というタイミング(え~っと、今から22~23年前の話です)。
初めて、自分の小遣いをはたいて買ったCDは、サザンオールスターズの「稲村ジェーン」。
その後、高校生のころに買った数少ないCDが、尾崎の生前最後のCD「放熱への証」。
尾崎ファンは、やはり「十七歳の地図」から尾崎に入り込むんだろうけど、珍しく僕は初めて買った「放熱への証」で尾崎にはまった。
受験が終わって、大学に入ったら尾崎のライブにでも行きたいなぁ・・・
と思っていたら、尾崎は死んだ・・・・・・・・・・・・・・
でも、学生の間は彼の音楽を追いかけて、彼のアルバムはすべて買った。
そして、擦り切れるほど(CDは擦り切れないか・・・^^;)聴いた。
それは、すでに書いたとおり、もう20年以上前のことである。
彼がカリスマだった事実がまだ熱かった時代である。
少なくとも、同級生などには中学生のころから尾崎に心酔し、中学生の卒業式のころに尾崎の「卒業」に思いを重ねた人間がいたのである。
そういう時代に生きた僕らにとって今、尾崎はたぶん過去の人間である(少なくともそういう認識ではないだろうか)。
尾崎が死んでから20年以上経つ。
尾崎の「I Love You」や「Oh My Little Girl」をリアルタイムで知る人間は、すっかり中年である(少なくとも広辞苑的には僕はもう初老であるらしい・・・^^;)
そんな世代からしてみれば、青春を描いたと言われる映画「ホットロード」の主題歌になぜ尾崎の「OH MY LITTLE GIRL」なのか・・・
製作陣営の中心人物がもしかして我々世代だからなのだろうか。
今の若い世代にほんとに受け入れられるのだろうか・・・
あるいは僕が思う以上に尾崎は神格化されていて、今なお信仰されているのだろうか・・・
(あ、あえて信仰という単語を使ったけれど、僕らが若いころは、ほんとに信仰の対象のように思えた)
最近、おっさんになってから尾崎を聞く機会はずいぶん減ったけれど、やっぱり良い歌です。
若い人に受け入れられると良いなぁ・・・
と思いつつ、なぜか時の流れを異様に感じてしまった今日この頃でした・・・