ババロアは秋の中ごろまで、毎朝テレビ体操をやっていた。
あさ６時２５分か３５分までたったの１０分間。
この為に６時１０分に起きて、ひとり体操に励んでいた。
いつものことながら、寒さと共に
起きられなくなり、今ではビデオに撮ったもので
好きな時間にする事にしている。
しかしこの好きな時がだめで、ついつい休んでしまう。
そんなババロアの目に止まったのがこの本
高橋 秀実著
なんでも書くに当たって東京２３区のラジオ体操人を
取材して歩いたようで、もちろんご自身も
仲間に入って一緒に体操をしたんですって。
６時半に遅刻しそうになって、タクシーに乗ったり。
不思議な事に、ラジオ体操の音楽が聞こえると
自然に体が動くって・・・わかります。
その会場で出会った様々な人間模様が、かなり可笑しい。
何しろラジオ体操人は元気らしい、
雨が降ったぐらいじゃ休まないそうだ。
もちろん寒くなったから休むなんて事はないでしょう。
うっかり休むと死んだと思われるから・・・だって。
平成の老人はとにかく元気だ
「これからの７０歳以上はラジオ体操を禁止したほうが
いいね、将来の日本のために」
なんてことを言い合っているんですって。
まだまだ可笑しい事が書かれていて
笑いながら読んでいます。
元気な源は、ひとり体操ではなく、仲間と一緒に
決まった時間にすることかしらね～
どうぞお元気で。
因みに、いつでもどこでも一人でも・・・
これはテレビ体操のおにいさんが言っていました。
